イクシオンサーガDT #21
謎の女の導きで、DTとED以外の連中もあっさりハイペリオンになる話。
ここまで存在を引っ張ったわりには謎の女さんに他意がなさそうで拍子抜けした。
そう思わせておいて悪女化する伏線だったりするんだろーか?
巨大ガチャガチャで武器を出す展開も、必然性がまったくわからないながらノリだけで進行していく感覚が楽しかったな。
まおゆう魔王勇者 #9
メイド姉、魂の叫び。
魔王に化けたメイド姉がその姿のままで自身の主張を自身の言葉で語る、壮絶な演説シーンの完成度は文句なく素晴らしかった。
戸松遥の今までの仕事のなかでも突出して難易度が高い芝居だったと思うのだが、あれほどの熱意で演じ切ってみせるとは・・・!!
最近の戸松遥はナチュラルな演技が魅力になっているとは思っていたが、ここまで演技派に進化しているとは正直思わなかった。
それと演出面でも、舞台設定といい見せ方といい意図して演劇的なものになっていて、それがセリフの一つ一つを際立たせ状況を美しく整理していたように思う。
普通だったら異端審問があんなに簡単に逆転するとは思えないし、嘘くさい描写になりかねないところだっただろうが、演劇台を設定することで良い意味で現実感が薄れていた。
それにしても・・・作戦失敗するし見てるだけだし、勇者が相変わらず役に立たないなー。
救出前にメイド姉がSMプレイされるのも計算のうちだったの?
D.C.III〜ダ・カーポIII〜 #9
TVアニメ D.C.III~ダ・カーポIII~オリジナルサウンドトラック&イメージソングス
ワタナベシンイチ絵コンテ回。
今回は本当にナベシンに全て任せきったらしく、ノリからテンポから全てが普段とまるで違っていて最初こそ面食らったが面白かった。
出番のないサブキャラを総動員しながら遊園地ドタバタを勢い良く捌いていく流れも、ネタを最大限に活かしていて感心してしまったなー。
生徒会の連中とか今回なかったら存在していることにも気づかなかったかも知れない・・・!!
一方でドタバタやりつつも作画の労力は最低限に抑えているのも職人芸を感じさせたな。ジェットコースターの省力演出とか見事!!
たまこまーけっと #8
たまこまーけっと サウンドトラックアルバム(仮)
チョイちゃんに制服コスプレさせて学校案内する話。
完全にこれチョイちゃんっていうかあずにゃんですよね・・・!?
全体のノリが思いっきり、後輩が出来てはしゃぎまくってる軽音部で何だか懐かしくなってしまったなー。
チョイちゃんの存在を商店街の世界観に馴染ませたのみならず、たまこ達の日常の側に更に引っ張り込んでしまう強引さもなかなか凄かった。
しかし良く考えると、鳥といいチョイちゃんといい日常に異物が入ってきているのに軋轢も何もなくひたすら日常の強固さ&寛容さを主張していくだけの話ってある意味恐ろしいよな。
未来からネコ型ロボットがやってきたのに、ひみつ道具も使わず延々と一緒にどら焼き食ってるだけみたいなものだ・・・。
それとドラマの動かなさに対して、作画が不思議と技巧に走り出しているのが気にかかる。
今回だとお茶の間をずっと真上カメラで映し続けるシーンが本当に京アニ技術の無駄遣いって感じで戦慄したよ。
みなみけ ただいま #9
TVアニメ「みなみけ ただいま」キャラクターソングアルバム「みなみけのみなうた」
わりと真面目にラブコメ回。
映画のチケットがぐるぐる持ち主を経由してコメディが回転していく構成は、アイテム一つでいかに話を転がすかのお手本のようだったなぁ。
しかし、藤岡は客観的に考えて勝ち組以外でしかあり得ない状況に身を置きながら、どうしてこんなに気の毒なんだろう・・・。
こうして男キャラを活躍させながらも共感を呼べる作りになっているのは、この作品のラブコメとしての健全さを現している気もする。
遊☆戯☆王ZEXAL II #20
遊☆戯☆王ZEXAL DVDシリーズ DUELBOX (7)
遊馬とアンナのカップルデュエル後編。
バリアンに支配されたはずなのに単に旦那を尻に敷いているようにしか見えないお姉さんに笑った。
観客はそれはそれで誰も疑問に思わないのか・・・!!
今回もアンナの可愛さは存分に引き出されていてそれ観ているだけでも楽しかった。