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2014年ツイートまとめ・ロボットアニメ特集

2014年ツイートまとめ第二弾はロボットアニメ特集。


ノブナガ・ザ・フール
バディ・コンプレックス
キャプテン・アース
健全ロボ ダイミダラー
風雲維新ダイ☆ショーグン
ブレイクブレイドTV版
シドニアの騎士 第一期
アルドノア・ゼロ 第一期
白銀の意思アルジェヴォルン
M3〜ソノ黒キ鋼〜
楽園追放-Expelled from Paradise-


上記のツイートまとめにGレコ・ガンダムBFトライ・クロスアンジュの1クール終了しての簡単な雑感を加えたものとなります。
楽園追放だけは今日、iTunesStoreレンタルで視聴したものの簡易感想です。

ノブナガ・ザ・フール

基礎情報

原作・シリーズ構成・メインメカデザイン:河森正治、監督:佐藤英一
キャラ原案:カズネキヨ、キャラデザ:丸藤広貴、美術監督:栫ヒロツグ
音響監督:明田川仁、音楽:横山克
制作:サテライト(参照サイト、Wikipedia


河森正治による「多次元プロジェクトThe Fool」におけるTVアニメ版作品。
TVアニメと連動して舞台演劇版が制作されている。これは近年多いアニメの舞台化とは違い、アニメ版声優陣が実際に舞台で演じる役者にリアルタイムに声を当てるという前代未聞の形式で行われた。
またアニメ版のストーリー構成は実際にタロットカードを引き、そのカード名に合ったエピソードを繋げるというこれまた前代未聞の実験的な手法が採られている。
余談だが、2014年は本作の他にも「ノブナガン」「信長協奏曲」と信長アニメが集中していた。

本放送後ツイート


ノブナガザフール、初回終了。戦国美少年がレッツパーリィ!! 予想したよりも、ずっと普通に信長ものだ。色モノのように見えて王道志向なんだと思うけど、それ以上にどれだけハジケられるかが鍵かな。ロボはまだ立っただけなんで次回のバトルの見せ方に注目。アクエリよりはリアル寄りか?


ノブナガザフール、終了。普通に面白い、という言葉がとても自然に出てくるくらい普通に面白い。ちゃんと戦国ものらしい解釈の組み替えがされているのは燃えるな。種子島とロボの相性のよさ……!! あとジャンヌのエロゲ姫騎士っぽさが素晴らしい。男装姿がまったく予想つかないが。


ノブナガザフール、終了。プロポージングで合体!! 風林火山はアクエリ系のカッコよさが前面に出ていて武装したザフールよりもまだ強そう。ロボ演出、剣戟は凄くいいしギミックの見せ方も面白いけど、決めの絵で引き気味なのが勿体ない気が。ロボより世界を見せたいのかな。


ノブナガザフール、終了。結婚式で何か出た? あれは弟も仲間として覚醒するってことでいいのかな。敵になるのかと思ってたが。東山奈央のヒミコのわちゃわちゃした感じは楽しい。茅原実里は歌要員っていうか、一人だけホライゾンの人みたいだ。


ノブナガザフール、終了。絶対に許さない!! かなり劇的な展開なんだけど、作画演出がちょいちょい怪しくて変な方向に面白い……!! 集中線は強いられているのか!? とはいえこの作風だとこういうブレもプラスになると思うので迷わず突っ走って欲しい。


ノブナガザフール、終了。史実通りに弟と対立……なんて言ってる間に死んだ!? ヒミコどこから出てきた!? ミツヒデがノブカツ撃つのは上手い展開だと感心したけど、ヒミコ退場させるのは史実に合わないキャラの厄介払いとしか思えないよ!! 面白く予想外な流れにはなってるが誰得寸前だよなぁ。


ノブナガザフール、終了。弟に続いて信玄もあっさり死亡。さくさく死んでいくが、そのわりに話が進んでいる感じもしない。何か腰が座ってないというか、ドラマが押し流されてる印象が。ミツヒデの問題だけちゃんとやってくれれば大筋は大丈夫そうだけど。で、ヒミコは結局助かってるのか!?


ノブナガザフール、終了。一夜城エピの挟み方とか色々強引に進んでいたものの、蘭丸がおっぱいジャンヌモードになった途端にバトルも演出も急加速して細かいことはどーでもよくなる感じが気持ちよかった。やっぱ金髪巨乳は正義なんだよ!!


ノブナガザフール、終了。織田家家臣、意外とみんなちょろかった。スピーカー演説はともかく、脱いだのは元ネタあるんだっけ? 今回はヒミコがどのシーンも可愛いかったのがよかったな。同じタイミングで死にかけたのに完全に弟と明暗の差が付いたなー。

10
ノブナガザフール、終了。オッス、オラヒデヨシ!! あれカエサルの国のヨロイなのに風属性貰っただけで孫悟空デザインになるのが凄い。メインキャラ自ら潜入工作するのは違和感あったが、それも含めて破天荒なロボットアニメらしさの強い内容で面白かった。それにしても、相変わらず弓最強。

11
ノブナガザフール、終了。また守れなかった……!! そして話は茶番会へ!! 前半、貴重な柴田殿があっさり死んだりと高速展開に不安になったが、ラスト近くの畳み掛けは熱かった。ジャンヌの炎恐怖症の設定、忘れた頃に唐突に出てくるな。カエサルは充分暴れたしさすがに1クールでお役御免かな。

12
ノブナガザフール、終了。カエサル浅井長政だった……!! いや、市に目をつけてた時点でその可能性はあったわけだが、それにしてもポジションの読めない人だなー。まあ父の仇と手を組む程度は戦国の常識か。で、ミツヒデさんがNTR展開で更に本能寺一直線!! この人は読みやすい……。

13
ノブナガザフール、先週の録画視聴終了。ミツヒデさん切ないラブロマンスしてるけど、弟暗殺の件は華麗にスルー。回想に出てくるまでマジで忘れてんのかと……!! それがあるから同情しきれないんだよなぁ。くのいち軍団までカエサルNTR調教されて暗殺の真相がバレる展開希望。

14
ノブナガザフール、二話連続録画視聴14話。新OPがJAMになったのと本編の「基地を攻めてきた敵の作戦を味方増援と共に打ち破る」シンプルなロボットアニメテンプレ展開の相性が良好。敵コンビが一話で退場するテキパキした流れもよかった。で、浅井カエサルさんは初夜を完遂できたのか……?

15
ノブナガザフール、二話連続録画視聴15話。また守れなかった……!! 歴代守れないキャラと比べてもジャンヌの守れない度は圧巻だなー!! 拷問ネタは爪剥ぎも精神攻撃も無類のリョナエロ感があって凄かった。しかしあれだけやって直接服を脱がすような演出をしないのは何のこだわりなんだ……!?

16
ノブナガザフール、連続録画視聴16話。聖杯戦争勃発。やっぱりこいつら英霊だったのか……? ノブナガの前世の記憶は完全にノブナガンとシンクロしてたが。ミツヒデカエサルが助けにいって両方取り残される展開は、恋敵の二人がいつの間にかプロポージングの可能性に胸が踊った。

17
ノブナガザフール、連続録画視聴17話。ヒミコ死亡フラグ再び。杉田に解剖なんてさせたら大変なエログロ絵を描かれちゃうよ!! これもし助かっても杉田とくっつく方向だからそれはそれで困る……。一方カエサルの煽りテクでミツヒデさん本能寺へまた前進カエサル本当にいいキャラになったなぁ。

18
ノブナガザフール、二話連続録画視聴18話。サルの股裂き処刑!! 壮絶なシーンなのにその後のヒデヨシの瀕死パクパクと合わせて笑っちゃったよ!! 征服王さんはどんな聖杯戦争でもダイナミックだなー。あっさり帰ってきて大活躍したミツヒデNTRを思い知らされる流れも残酷に笑える……。

19
ノブナガザフール、二話連続録画視聴19話。運命の導きでついにジャンヌの巨乳全裸SM拷問が実現!! 各キャラの信念と運命を左右する重大な岐路となるシーンだったけど、遮光でも隠せないジャンヌの垂れ巨乳の印象しか残らない!! ミツヒデはこれ結局杉田が悪いって話に収まりそうだなぁ……。

20
ノブナガザフール、二話連続録画視聴20話。聖杯戦争にはよくあること→アーサーが実は女。まあ、あれはカエサルの望む美女の姿になっただけってオチだろうが。ヒデヨシマーク2の悪ノリにはちょっとウケたけど、もはや金ピカ趣味以外、秀吉要素より孫悟空要素の方が多いじゃねーか!!

21
ノブナガザフール、二話連続録画視聴21話。イチとカエサルの最期。カエサルは色々と締まらない最期になってしまったなぁ。愛を得られただけマシか。双子は何だったんだろう……確か他にちゃんとブルータスいたよね? あとはミツが素直に闇堕ちするかどうかか。杉田登場ポーズはひたすら卑怯。

22
ノブナガザフール、二話連続録画視聴22話。本能に従ってミツヒデちょろ墜ち。カエサルの時と同様アーサー王に陥落する過程が簡単過ぎる気がするんだけど、既定路線だから仕方ないか。各キャラのパイプ役としてヒデヨシが急速に天下人らしい器を身につけているのが興味深い。あと、ブルータスいた!!

23
ノブナガザフール、二話連続録画視聴23話。ヒミコの最期。いわゆる滑り台サブヒロインの生き様としては、これ以上ないほど潔く最後までいい女だったなぁ。ジャンヌなんかまた守れてないし自分も死にかけるし……。ケンシン様は存在意義がわからない立ち位置なのに無駄にカッコよくて困る。

24
ノブナガザフール、最終回終了。ミツ大勝利!! 希望の現代へレディゴー!! アーサー王はうっかり圧死するし櫛は強いし結局ロボ全然乗らないしジャンヌ役立たずのままだし杉田オチるし、とにかく「乱が好き」ってそれ言いたかっただけだろ!! しかし最後にテレ東の方を生で見たことに後悔なし!!

バディ・コンプレックス

基礎情報

監督:田辺泰裕、シリーズ構成:BCプロジェクト、キャラデザ:稲吉智重&稲吉朝
美術監督:衛藤功二&杉浦美穂、音響監督:鶴岡陽太、音楽:加藤達也
制作:サンライズ第8スタジオ(参照サイト、Wikipedia、アニメ@wiki他)


サンライズ8スタによるオリジナルロボットアニメ作品。
多数の会社協賛による大型プロジェクトであり、アニメ放送に合わせて様々なメディアミックスが展開された。だが、思うような成果を得られなかった為か明らかに分割2クールを前提とした構成でありながら第二期は制作されず、代わりに通常30分前後編での「完結編」がのちに特別放送された。
監督の田辺泰裕はこれが初監督、シリーズ構成の「BCプロジェクト」は実体不明。
上記のように本放送時の評判は決して芳しいものではなかったが、ライバルキャラの「ビゾン」が発狂するシーンがCM等で繰り返されたことでネタ化され、完結編放送時には妙な愛され方をする作品となっていた。
またビゾン役の櫻井孝宏は2014年、他のロボットアニメでも同じように嫉妬に狂って暴走するライバルキャラを多く演じており謎のムーブメントが形成されている。

本放送後ツイート


バディコンプレックス、初回終了。OPの強烈な種色のオリンシスっぽさに警戒したが、本編はテンプレ展開を愚直に使いながら真面目に時間移動ロボアニメを目指しているようで安心した。キャラもメカもデザインが野暮ったいのが勿体ないけど、それも見た目に頼らない王道志向の表明だと思いたい。


バディコンプレックス、終了。また早見沙織を敵にしたな、サンライズは殲滅する!! カップリング解除は女を優先したせいではなくコクピット解放して戦闘やめたせいなのか? どっちにしろ真面目にやってるのに用語だけで裏読みさせるのは面白い。高機動戦闘の演出もシンプルでカッコよかった。


バディコンプレックス、終了。車椅子の妹まで出てきた……!! 変わり果てた故郷での決意といい、こうベタを重ねてくれると逆に楽しい。一方で食えない腹黒艦長の、そういうベタを見降ろしてる感じがいいスパイスにもなってると思う。次のベタ山場は主人公が自分の殺戮行為を自覚する辺りかな。


バディコンプレックス、終了。超級ラブラブ電影弾!! カップリングで機体性能が上がるだけでも謎なのに、何だあの大出力は。あのシステム自体に時空を操ってエネルギーを生み出す仕組みでもあるのかな。ディオがあっさりデレてきたのは話がこれ以上ややこしくならないなら歓迎。


バディコンプレックス、終了。青葉は初対面の相手とも平気でレッツカップリングしちまうビッチ!! 二人が運命的に相性最高だったのではなく、青葉の特異性のせいってことで改めてコンビの必然を問い直す流れか。フロムは噛ませにしては癖なさ過ぎるキャラなんで、死に役にされちゃいそうかなぁ……。


バディコンプレックス、終了。カップル指定して合体!!……攻撃。ああ、あの必殺技何かに似てると思ったらロイヤルスカッシュだ。フロムがライバルにも死に役にもならなかったが今後の必要性あるんだろーか? で、ヒロインと無人島遭難展開だが、これサンライズだけで何度目なんだろう……。


バディコンプレックス、終了。軍人を超えるバスケ部の体力!! 無人島漂流展開でヒロインを薄着にするのに土木作業を使うのは……一周回ってむしろそっちの方がエロいからいいのか。青葉の時間軸認識がフラフラしてるのが引っかかったが、そのバカさがヒナの心を溶かす流れは悪くなかったかな。


バディコンプレックス、終了。重要そうな博士が特に大事な情報も残さずあっさり死亡。いやだから、タイムリープで思考共有してるのと時間移動の関連性をですね……。あと特務武官殿はここで殺さずどうする気だ? カップリングのタイムオーバーは、ラブホでフロントに延長お願い電話するみたいな感じ。


バディコンプレックス、終了。親子でカップリング。互いに素直じゃないけど言葉でなく心で通じ合える、親子関係の淡い雪解けを繊細に見せていてなかなかよかった。ヒナ側の掘り下げにしても花澤の人の想いがどっち向いてるのか問題にしても、正直今回の描写でようやくスタートラインが整った感じ。

10
バディコンプレックス、終了。いい感じに人間関係がドロドロしてきたところで、主人公機が奪われる展開か。青葉とヒナの思考回路をはじめ突っ込み箇所は多いが、それを覆い隠せるほどのテンションを生み出せていて面白い。主人公機は正直、今のデザイン地味なんで新型に乗り換えて欲しいなー。

11
バディコンプレックス、終了。サンライズロボアニメではライバルは変なヘルメットを被りヒロインは洗脳されるもの。これは第一期のラストで新型機をお披露目して、新展開突入で続く……かな。巨大ビーム砲の破壊にしても清々しいほどお約束だが、ちゃんとワクワクさせてくれるのはさすが。

12
バディコンプレックス、最終回終了。ディオの好感度によってルートが分岐!! ただしヒナを救助するとビゾンさんが根性で国家を作っちゃうぞ!!……どちらにしろ詰んでる。単純なループでなく入れ子構造になってたのには最先端を感じた。二期は過去オマージュからも抜けてくると期待していいのか?

完1
バディコンプレックス完結編、前編終了。OPEDをイジる予算すら与えられなかったのか……。高速展開ながら内容の密度は素晴らしく、むしろ通常のロボアニメの構成にいかに無駄が多いか思い知らされた気分。ランズベリーの人は本来なら数話かけたドラマがあったのだろうが、即死の方がおいしい!!

完2
バディコンプレックス完結編、後編終了。よくぞこの複雑なループ構造を実質後編だけでまとめたな……!! 神業と言っていい見事な仕事。ループの入れ子が二重どころか三重四重になっていたのを回想だけで納得させたのは凄い。タイムリープを最後にロボットの見せ場に使う一貫性も非常に熱かった。

キャプテン・アース

基礎情報

監督:五十嵐卓哉、シリーズ構成・脚本:榎戸洋司、キャラデザ・総作監石野聡
特技監督村木靖美術監督:矢中勝&衛藤功二、音響監督:若林和弘、音楽:MONACA&神前暁
制作:ボンズ(参照サイト、Wikipedia


「STAR DRIVER輝きのタクト」のメインスタッフが再結集したオリジナルロボットアニメ。
島を中心に青春群像劇が描かれる基本コンセプトは「スタドラ」から継承されているが、本作は実在の種子島を舞台に設定したことに代表されるように、よりリアル寄りな社会や組織描写が取り入れられている。
それが五十嵐&榎戸の個性と合っていたのかどうかはともかく、硬質でマッシヴな主役ロボのデザインといいメカニックと世界観は硬派路線が採られている。その一方、女性キャラのサービスシーンが回を重ねるごとに過剰になっていくのも特徴的。

本放送後ツイート


キャプテンアース、初回終了。打ち上げ連続合体!! ダイモスとかあの辺のやたら面倒くさい発進するロボの後継かー。いかにもスーパーな面構えが素敵。しかし話の流れはぶつ切り過去回想と主人公の飛躍した心理に付いていくのが大変。ゼーレみたいなの今出す必要あるの? あと鈴村夫婦がただの夫婦。


キャプテンアース、終了。主人公がいつの間にか良質な鬱フラグクラッシャーに。オチは鮮やかだったけど、そこまでのいかにもな大人の都合とか社長の陰謀とか、そういうのが余計に感じられてしまうなぁ。日5辺りで少年向けにやってる前提がもっと強ければよかったんだろうけどこの時間だと……。


キャプテンアース、終了。星空の島とか歌でのバトルとかラスボス化しそうな親友とか、スタドラからの継続要素が目立つが単なる焼き直しを超えてくるかどうか。キャラが立つ前に環境と陰謀が動いていくので多少慌ただしいが、味方チームの魅力は増してきた印象。同居組に限らず擬似家族化してくのか?


キャプテンアース、終了。ヘソフェチに目覚めるかと思ったがやっぱりテッペイが一番だったぜ!! 敵との直接対決で色々と情報は開示されてきだが、クレープ車がロボになる技術が最大の謎。トランスフォーマーなの? 地上では銃で戦うのが基本で主役ロボは宇宙マップ限定なのかな。合体面倒だし。


キャプテンアース、終了。何が石田彰パパだよバカバカしい!! え、こんな怪しい経歴の親父なのに銀河美少年に殴られないの!? マジできれいなまま終わったのだが、これっきりなのか伏線なのか。ダイチの方にしてもこの作品では父親との関係は美しくまとめて、何か大テーマに繋げてくるのかなぁ。


キャプテンアース、終了。CMで唐突な設定説明と次回予告。本編で説明足りないからって何だこの無理矢理な解決策は!? そして本編もわりと説明回でブーメラン最強説。ハナはキャラの魅力を見せる描写が全然ないまま設定開示だけ進むなぁ。社長と方舟派があっさり騙されてるだけなのは逆に安心した。


キャプテンアース、終了。コアを破壊したら何かよくわからんが宇宙戦士の銃に選ばれてチーム結成。シチュ的には熱い展開のはずなのだが、理屈が不明瞭で乗り切れないのが惜しい。ガチンコ殴り合いするロボバトルは今までの鬱憤を晴らしてくれてよかったけど。で、あのエロスーツは司令の趣味なの!?


キャプテンアース、終了。UCから移ってきたはずなのにバナージが黒いのに乗ってる!? ここからは敵キャラが毎回追加される展開のようだが、むしろメイン四人より掘り下げが丁寧で魅力的に感じる。ハナは内面描写なしでも見た目でどんどん可愛くなっててズルいが。ロボ銃撃戦もカッコよかった。


キャプテンアース、終了。宇宙人の前にこの魔法テロリストどうにかしないと……!! アカリのキャラ的にはカッコよかったけど、アースを守る気あるのか!? 今回もバトルは射撃と生身をキーにしていて完全に演出の方向性が固まってる印象。アイドル役は山本希望か、またシンデレラが闇堕ちしてる。

10
キャプテンアース、終了。風がどうこう言ってたのに水中戦、そこからテッペイ機の登場で宇宙決戦!! 風、あんま関係なかったんじゃ……。テッペイ機は真っ青なカラーと口から湯気吐く厳つさがいいバランス。ただ結局、中の人の性能で勝利する展開なので機体の強さが今ひとつ伝わらないのが惜しい。

11
キャプテンアース、終了。デザイナーズの事情よりも褐色白水着をもうちょっとですね……。しかし初期の訳わからん状態が嘘のように改めて設定説明を重ねるなぁ。種子島を出てから方向性の変化が著しい。ダイチのガンマン能力の進化も著しい。研修者の引っ掛けはわりと驚いたが先にどう繋がるのか……。

12
キャプテンアース、終了。ついにロボどころか銃撃戦もなく地下闘技場で格闘バトルするアニメに……。しかし筋肉描写に定評のあるボンズだけに、無駄に雑魚マッチョの作画よかったな。あと本筋に関係なくヤクザネタよく出てくるなぁと不思議に思ってたら、まさかの不死身兄貴に仰天。ヤクザ本筋なの!?

13
キャプテンアース、終了。ヤクザ話が延々続いてて不安だったが、街の真実が明かされてからのドラマの昂まりとロボット同時の拳の勝負は非常に熱かった。SFらしいっていうか、ちょっとウルトラマン系の匂いのする回だったなぁ。敵キャラ掘り下げターンも終わって2クール目はついにヒロイン覚醒か?

14
キャプテンアース、終了。コネクティブハナァァァー!!→拒絶。本編も新EDも水着脱衣祭りでサービスが露骨に強化されてきたな……!! ハナのヒロイン度が急上昇してるのはいいが、衛星落下展開ならまずロボで止めに行ってくれないと。ビーム凄いオチにしてもロボ要素を削る理由がわからない。

15
キャプテンアース、録画視聴終了。トリプルキスでみんな覚醒!! 社長さん、これが本当の寝取られ(物理)だな……。ハナの覚醒は作画も気合い充分で非常にカッコよかったが、引き換えにロボがどんどん噛ませになるのが困りもの。次回、赤いの登場で挽回できるか?

16
キャプテンアース、終了。遊星歯車装置全員集合は燃えた。だが悪役の本命はすでにパックに奪われたな……。方舟派も今更立ち上がられても遅いとしか。ハナは可愛さも強さも更に加速していて、もうハナ一人でいいんじゃないかな状態に近づいてる気が。肝心のロボ戦はまた決着にロボの性能関係なかった。

17
キャプテンアース、終了。また方舟派の黒服が余計なことして無能を晒す。その展開は序盤で終わったからもういいよ!! 魔法少女の見せ場作ってくれたのはよかったけど、せっかくだから専用機にして欲しかったな。スパロボ捏造に期待。つーか今回のメタ発言とヘソフォルテにはわりと深刻な危機感が。

18
キャプテンアース、終了。ピンチになったら気合!! 覚醒!! 熱血!!……でマップ兵器だ!! ハナが祝福持ちでキャプテンに精神ポイントを貢ぎまくる未来まで見えた。敵の嫌味が巡り巡って覚醒のきっかけになる流れは上手かったけど、やっぱ基本的に方舟派の活動一切に説得力がないのが残念。

19
キャプテンアース、終了。ヒロインが全裸で宇宙戦艦と一体化するアニメは……佳作ばっかりな印象が。フレアエンジンもうお役御免? 敵に捕まる定番展開と見せて自分達で先手を打つのは熱かったが、方舟派が更に咬ませ犬。何もメカまで犬型にしなくても。あと鈴村夫妻の倦怠期が無駄にリアルだよ!!

20
キャプテンアース、終了。ハナの救出アバンで完了!! 前回のヒキとは一体……。アイドルとメガネが同時にテロってくるアイディア自体は面白いけど、今更まだこのメガネ使うのかよと思わなくもない。魔法少女の大胆なキスはママが見てるってシチュが背徳的でよかった。日高里菜、色気出たきたなぁ。

21
キャプテンアース、終了。テッペイを尊い犠牲にする覚悟を見せたらメガネがデレた!! 火星貴族並みにちょろい。結局、目的の為なら多少の犠牲は躊躇わないってメガネと同じことをした格好なのでまったく勝利や成長を感じないのだが、あくまでヒーローではなくキャプテンであることが大事なのか……。

22
キャプテンアース、終了。という夢だったのさ。最終作戦は高揚感よりもこの後に及んで顔芸カットインまでしてくる方舟派の空気の読めなさに辟易した。精神世界に突入する流れといいシナリオ的にはスパロボでお馴染みの展開なんだけど何か噛み合わないな。あとハナの全裸、股間を銃で隠すのは卑猥過ぎ。

23
キャプテンアース、終了。夢世界からの脱出。本編が進行するほどに違和感が大きくなっていた「第一話のダイチ」にここで繋げてきたのは感心した……が、やっぱり今回も普通の少年であるダイチとキャプテンのダイチとの溝を埋め切れてはいなかった印象。お約束の禅問答も素直過ぎて今ひとつ深みがない。

24
キャプテンアース、終了。遊星歯車装置が揃ったと思ったら影薄い奴からあっさり消された!! じゃあ何で出したよ!? パックもラスボスになったはいいが言動が雑魚過ぎて暗躍してた頃の方がまだ貫禄あったなー。とはいえ、素直にロボットバトルを盛り上げて正統派な最終回にしてくれそうではあるか。

25
キャプテンアース、最終回録画視聴終了。全裸から悪堕ちエロコスになったハナを救う最終決戦!! 最後に何て薄い本が捗るネタを……!! テレパシーキスで解放したあとスーツに戻るのが謎だったが、その際のおっぱいの荒ぶりようにも主題歌かけてのロボ戦よりもテンション上がってしまった。続く。

キャプテンアース最終回続き。遊星歯車装置もパックもライブラスタ子(?)もかなり中途半端ではあるが描くべきものは拾われていたので概ね満足のいく終わり方だったな。最後、ハナがダイチを引っ張っていくのはハナの成長を感じる一方、キャプテンが尻に敷かれる地球ってどうなんだと思ったが。

健全ロボ ダイミダラー

基礎情報

監督:柳沢テツヤ、シリーズ構成:吉岡たかを、キャラデザ・総作監ごとうじゅんじ
メカニックデザイン:やまだたかひろ、メカニック・アクション監修:田中良
美術監督池田繁美、音響監督:明田川仁、音楽:中西亮輔
制作:ティー・エヌ・ケー(参照サイト、Wikipedia


ハイスクールD×D」のスタッフが、俺達はおっぱいだけじゃないとの熱意で挑んだロボットアニメ。
原作はなかま亜咲によるマンガ作品。おおむね原作に準拠した内容であり主人公交代劇もそれに倣って行われるが、全体にアニメ版は「永井豪石川賢テイスト」と「昭和スーパーロボットアニメ感覚」を前面に打ち出した作画演出がなされている。これは「天元突破グレンラガン」及び同スタッフの「キルラキル」とも共通する特徴だが、本作の場合のそれはより下世話で過剰。しかしロボット作画の本気度もまた尋常ではない。
主題歌は遠藤正明が飲み仲間である鷲崎健らと結成した音楽ユニット「遠藤会」が担当。アニメ主題歌でありながら二番のサビでピー音が入る。

本放送後ツイート


健全ロボダイミダラー、初回終了。違う!! これはむしろ王道だ!! 永井豪リスペクトに裏打ちされた男の子の本能に訴えかけるエロとバトルの明け透けさが素晴らしい。あのダサデザインのロボが動くとカッコいいのは凄いなー。OPも歌詞ヒドいのに燃えるしEDもいい。ホリプロは仕事選ばない。


健全ロボダイミダラー、終了。とことんくだらない!! しかしとことん本気仕様!! マジで何でロボットアニメとしての作り込みはこんなにガチなんだよ……!! 子安、堀秀行、左門さんの連続攻勢とか卑怯なほど熱いぞ!! あとホリプロ三博士、ロリ担当は木戸衣吹じゃなくて田所あずさなのね……。


健全ロボダイミダラー、終了。清楚系エロとゲロインに定評のある洲崎綾。他はともかく、スク水で前しっぽを磨くネタはアウト過ぎる……!! 日笠ヒロインのちょろさも大安定。バトルもビル街を描き込んだ特撮構図がカッコよかったな。しかし一般市民にはペンギンよりダイミダラーの方が脅威なのね。


健全ロボダイミダラー、終了。ペンギン帝国の劣等生サヨナラノツバサ。ロボットアニメにはちょっと切ない敵とのロマンス回が必要なのだ!!……が、劣等生と連続で中村悠一なのは何かウケた。本編はあくまでシリアスに感動させ切って、ナレーションとCパートでホッとさせるバランスは見事だったなー。


健全ロボダイミダラー、終了。さらばダイミダラー、また会う日まで!! 主人公死んだぁー!? しかも凄まじくガチな熱血ロボットアニメ展開で死んだ!! 自身の象徴たる指とハイエロ粒子で女を守るダイミダラー最期の姿は1号ロボの美学ここにありって感じだった。本当にネタで終わらないアニメだ。


健全ロボダイミダラー、終了。リア充バカップル爆発カムヒアー!! 正直、新主人公コンビのラブコメ波動がキツかったのだが、ラストのOP入りの神懸った燃え演出には降参!! まさかこんなに熱い主役交代劇になろうとは……。あと石上静香って最近頻繁に見てるつもりだったがメイン級の役は初?


健全ロボダイミダラー、終了。ガリバーティンポは女を酔わす魔性の技!! このバカップルに果たして主役が務まるか不安だったが、男の方も意外とデキる奴じゃないか……!! 変形必殺技バンクは本気でカッコよくて痺れた。これもう前シッポがどうとか言ってないでスパロボ出さなきゃ駄目だよ。


健全ロボダイミダラー、終了。おっぱい揉んでパンツ見せて3サイズ測って最終的にティンポのサイズを彼女に測らせる約束をする話。……いやマジで今回何がしたかったんだ!? 新キャラ新ロボ登場に多数の伏線も張られてはいたが、本編に意味がなさ過ぎる!! ペンギン帝国のイメージアップ回とか?


健全ロボダイミダラー、終了。皇帝との秘められた過去、よく似た見た目の師匠との出逢い、暖かな臣民の絆……今、全てを込めてリッツが悪のダイミダラーに挑む!! もうすっかり主人公が逆転しちゃったなー。二部は最初からリッツ視点でよかったんだ……。真玉橋は並行世界にいて話が繋がるのかな。

10
健全ロボダイミダラー、終了。主人公は帰還した……だがすでに善悪の立場は逆転している!! あ、Z、グレートときてのからダイモスパロは80年代風のロボットアニメの変化の歴史も踏まえてのことなのか? じゃあ真玉橋の復活と司令のゲス化がもたらすものは何だ? 色々予想つかなくなってきたぞ。

11
健全ロボダイミダラー、終了。人間の敵はやはり人間だったな……!! おお、前回70年代から80年代に移ったと感じたが、一気に90年代劇エヴァまで進んだ!! ペンギン化と不健全化の関連性など伏線の回収も真面目に上手い。このまま健全とは何かを問う社会派アニメエンドに一直線なのか!?

12
健全ロボダイミダラー、最終回録画視聴終了。何か物凄い健全なテーマを語りながら美しくきっちり終わった!? 伏線完全回収のあまりに無駄ない幕引きに、むしろ違和感残るくらい。ロボ作画も本気全開で見事だったが、決め技より子安の演説の方が目立ってたなぁ。無茶してるようで最後まで安定してた。

風雲維新ダイ☆ショーグン

基礎情報

監督:渡部高志、シリーズ構成:佐藤大、キャラ原案:山下しゅんや
キャラデザ:飯島弘也、美術監督:柴田千佳子、音響監督:本山哲
制作:J.C.STAFF&A・C・G・T(参照サイト、Wikipedia


架空の幕末を舞台にした時代劇ロボットアニメ。
時代劇とロボットの組み合わせが「ノブナガ・ザ・フール」と、童貞力を武器に戦う設定が「ダイミダラー」と、何故か同時期に放送された他のロボットアニメと共通点が多い。
元々はCGアニメ監督である笹原和也が2009年の段階で発表していた「艶華王道ダイ☆ショーグン」という作品が前身となっている。笹原和也の会社移籍などで凍結されていた企画が五年越しに結実したということらしい。
本作では主にエロゲーやエロアニメで使われる作画(枚数)の省力技法が積極的に用いられており、TVアニメに慣れた目からすると非常に独特に映る。ただし、そのぶん一枚絵のクオリティは上げられており単に手抜きに見えるということはない。ちなみに監督の渡部高志は「ロスト・ユニバース」で伝説のヤシガニ事件に見舞われたことで有名。

本放送後ツイート


風雲維新ダイショーグン、初回終了。キャラデザのみならずパーツだけ動かしたり常に画面を揺らしたりする作画省力手法がエロゲ&エロアニメっぽさ全開。こういうのTVに輸入すること自体は興味深いけど単純に見てて酔いそう……。濃いノリも悪くないが基本ダイミダラーザフールと被ってるのがなぁ。


風雲維新ダイショーグン、終了。田村ゆかり250歳生娘。早速ロボ出てこないし動かないけど、何か妙に安定した面白さがあるなぁ。高望みを捨てたがゆえの職人的な安定感か。作画も最初から動かないこと前提の設計なので逆に崩れる不安はないわけで。ダイミダラー同様オープンエロスなノリも合ってる。


風雲維新ダイショーグン、終了。童貞力から童貞力。ロボの変形はパートナーによって複数形態あるってパターンかな。そこは意外と真面目にロボアニメらしいし、メインヒロインが最初にハブられるのもラブコメ的に上手い展開。けど、どうしてもこっちのロボもハイエロ粒子で動いてる気がしてならない。


風雲維新ダイショーグン、終了。また日笠陽子さんが頭の弱い巨乳役でロボットアニメに出てる!! もう日笠と戦国と童貞で今期のロボットアニメ大体繋がるな。M3にもいたっけ? しかし勘違いキャラにしても印籠見ただけで即殺しにかかる頭の悪さは深刻だなぁ。エロキャラとしては一番正統派だが。


風雲維新ダイショーグン、録画視聴終了。BBAの策略でラブコメアニメ化。ついにロボどころがアクションもなくなってしまった。エロすらなかったけど、真面目にラブコメする気なら童貞連呼しないで欲しい!! 百助はカッコよかったが、こいつがケモノ娘ゲットするのも何か納得いかないな。


風雲維新ダイショーグン、終了。主人公不在で子安クーデター編。茶風林っていうか邪風林の井伊直弼が作品史上最高の作画力を与えられていて、色々と間違ってる!! 完全に邪悪な新波平劇場だったなー。新撰組は沖田だけ男の娘か。タケミカヅチはライバルロボらしい存在感があってなかなかよさそう。


風雲維新ダイショーグン、終了。グルグルほっぺのうずまき忍者なのに有能。うずまき付け過ぎなのはそれだけ忍者アニメリスペクトが強いんだろーか? 今回のラブコメとバトルの組み合わせ方は面白かったけど、この流れで一緒にロボに乗るのが日笠なのは引っ張るな。形態カッコいいのに出番短くて残念。


風雲維新ダイショーグン、終了。本編でわざわざ最後まで謎の男で通したのにEDクレジットで思いっきり本名バラされる坂本龍馬。龍馬と不良異人のキャラはともかく、キリコさんを散々辱める展開になっていたのはよかったな。亀甲縛りの完成度が異人さんのレベルじゃねえよ、日本で何を学んでたんだ!?


風雲維新ダイショーグン、終了。ようやくキリコが搭乗してロボがカッコいい形態になったのに、煽り耐性ゼロだったせいで暴走終了。い、一体いつになったらカッコいいロボでバトルするんだ!? それとキリコさんの豆腐メンタルよりもBBAが普通に暴走スサノオにビビってたのが意外だった。

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風雲維新ダイショーグン、終了。光る花火ゲロと沖田の吐血。これだけ原型留めない設定にしてても、沖田の吐血はちゃんとやるのが意外。龍馬も元ネタに忠実なキャラではあるが、それゆえに強力過ぎて主人公食ってるしヒロインも食いかけてるし……。あと砲撃の描写はあれCGなのか?

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風雲維新ダイショーグン、終了。キリコさんは一体何度、誘拐緊縛セクハラされれば気が済むのか……。子安無双はむしろロボの正統派なカッコよさが際立っていて、ロボットアニメ成分は今までで一番充実していたなー。結局最終回までガチバトルがなかったのは残念だが、そのぶん次に期待。

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風雲維新ダイショーグン、最終回録画視聴終了。この土壇場で痴女の尻に修正!! な、何故今更……。ロボットアニメらしい決戦は子安&沢城の堂々たる悪役演説もあって相当に熱かったが、肝心の主人公サイドが謎ワープとか適当に処理され過ぎてたのが残念。本番は江戸編ってヒキだが二期はどうかなぁ。

ブレイクブレイドTV版

基礎情報

総監督:アミノテツロ、監督:羽原信義、シリーズ構成・脚本:十川誠志
キャラデザ:乘田拓茂、美術監督:小濱俊裕、音響監督:鶴岡陽太、音楽:平野義久
制作:Production I.GXEBEC(参照サイト、Wikipedia


2010年から2011年にかけて全六部作で劇場公開されたロボットアニメのTV再編集版。
全十二話に再構成するに当たり毎回に予告が追加され、OPとEDも新規のものに差し替えられている。また事前に追加シーンの制作が伝えられていたが、これはほぼ全て原作からカットされていた第10話でのジルグの戦いに当てられている。

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ブレイクブレイド、初回終了。劇場版からの新規シーンはないのかな……と思ったら予告コメントは新録? OPEDが変わっただけでも印象違うし、劇場版視聴済みでも結構新鮮に見られそう。作画は劇場クラスそのものなのでやはり今でも見応え充分。あと人妻ヒロインの中の人も人妻になったな……。


ブレイクブレイド、終了。久しぶりに見ても十二歳巨乳作画のインパクト物凄いな!! 今期ダイミダラーと胸で戦えるレベル……。人妻の下着姿もエロいが、むしろ指輪をつけない不倫テイストが素敵。しかし劇場版を二分割するとやっぱり見せ場が分散されて少し物足りなく感じるなぁ。


ブレイクブレイド、終了。ライガットとゼスの出逢いシーン、劇場版では全然意識しなかったのに凄くアーッ!! 学生時代の因縁があったうえで今は軍人という名の社会人……という構図も何か狙ってるように感じるようになってしまった。


ブレイクブレイド、終了。戦争の痛みと戦う決意。今回は劇場版だと後半がドラマパートだけで終わる印象だったが、戦闘からライガットの決断まで三十分だと上手い具合にテンションが持続してていいヒキに感じられたな。


ブレイクブレイド、終了。赤くて速くて重いのに主人公機という反則。このライバル対決は機体性能のライガットとパイロット能力のゼスが丁度拮抗してるのが熱いな。ただ、文字通り寸止めで終わるのが残念。あとED絵が付いたけどネタバレになりそうでなってない、かな。


ブレイクブレイド、終了。12歳おっぱい無双から人妻王妃脱衣陵辱。脅されてるフリして全裸を見せつける人妻には痴女疑惑も持たざるを得ない。今回はアクションもよかったけどやっぱりロボよりも胸が気になってしまうんだよなー。


ブレイクブレイド、終了。陰嚢とかふぐりとかフルチンとか言ってたら貴重な将軍が犠牲に!! 訓練シーンは最近のロボットものでは珍しい地味ながら説得力のある描写がいい感じ。本格的な死闘が始まる前の静かな積み上げも改めて見ても丁寧でよかった。この先はTVオリジナルで改変入るんだっけ?


ブレイクブレイド、終了。ジルグさん迫真の雑魚演技。別に単独行動するだけならあの芝居いらなかった気もするが。集団戦の駆け引きと戦闘描写は劇場前提の作りだからか少し距離感がわかりにくい。デルフィングの移動性能がチートな点がこの戦場の広大さに活きてくるわけだけど。


ブレイクブレイド、終了。ライガットVSボルキュス。この戦闘は何度見ても作画演出のこだわりが半端ないなー。単にロボ作画だけでなく、夕焼けの撮影処理とかマントの動きとか、ある種のロマンに満ちている……。ただバトル前後の流れ、劇場版だともっと長かったように記憶してたけど勘違いか?

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ブレイクブレイド、終了。新規作画でジルグ無双!! そうか、これが原作からカットされてたんで足したわけね。ボロボロになりながらの無双には、脆いがゆえのゴゥレム特有の魅力が遺憾無く発揮されていた。噛ませの為だけに出てきた精鋭部隊の皆さんお疲れ。にしてもこれで……本当に勿体ない。

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ブレイクブレイド、終了。ジルグさん、のけぞってさえいれば……!! この流れだと最終決戦はあの武器含めて劇場版のままやるのか。個人的にはあの武器好きだったけど。平和だった街と戦場が重なり合う演出は改めて見てもいいな。

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ブレイクブレイド、最終回終了。最後のお別れコーナーは一体? 二期決定とか出して欲しかったが……。手裏剣ハンマーからの一連の作画は何度見ても凄まじい出来。超重量の物体同士がガッツンガッツンぶつかり合っているというロボ描写においては最高峰。あとはやっぱり、ラストの泣き笑いがいいなぁ。

シドニアの騎士 第一期

基礎情報

監督:静野孔文、副監督:瀬下寛之、シリーズ構成:村井さだゆき
キャラデザ:森山佑樹、美術監督:西野隆世、音響監督:岩浪美和、音楽:朝倉紀行
制作:ポリゴン・ピクチュアズ(参照サイト、Wikipedia他)


月刊アフタヌーン連載、弐瓶勉のロボットマンガ原作を3DCGによってTVアニメ化した作品。
ポリゴン・ピクチュアズはこれまで主に海外CGアニメを手掛けていたが、本作によって極めて日本的なロボットアニメをフルCGでも成立させられることを実証した。
CGによる深夜TVアニメは2013年「蒼き鋼のアルペジオ」(サンジゲン)、「銀河機攻隊マジェスティックプリンス」(オレンジ)などで飛躍的に進歩したが、本作の原作マンガのタッチまで再現するCGモデリングの完成度とロボットアニメの快感を追求した戦闘シーンの出来栄えは更なる驚きをもって迎えられた。
また、制作スケジュールは海外基準で進められた為、二ヶ月前納品を実現していたとのこと。
2015年春、瀬下寛之を監督に昇格させての第二期開始が決定している。

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シドニアの騎士、初回終了。フルCGでの正統派SFロボットアニメ。やってること自体はかなりベタなはずだけど、CGの異質さが独特の乾いた雰囲気を生んでいて面白い。ただ人物芝居になると途端に不自然になるのはまだ発展途上な感じはする。ところで櫻井はロボットアニメで何回NTR食らうの!?


シドニアの騎士、終了。シリアスにやってる一方でラッキースケベとか四天王とか海苔夫とか変な要素が不意に入ってくるのが油断ならないなー。戦闘シーンは宇宙戦らしい時間と空間の使い方が上手かった。それと、悪夢のシーンのCGと絵柄の合わせ技が恐ろしくハマってたな。


シドニアの騎士、終了。サークルクラッシャー(物理)。重要な仕事するチームにカップルなんて入れちゃ駄目なんだよ!! 露骨な四天王死亡フラグに覚悟はしていたが、まさか女のせいで全滅するとは……。だが平和なお祭りラブコメから一気に緊迫するこの流れは非常に刺激的。絶望感が心地いい……!!


シドニアの騎士、終了。主に百瀬のせいで甚大な被害が発生。都市型宇宙船の急制動で中身が大変なことになるのはマクロスとか他にも例はあるんだろうけど、今回の壮絶さは衝撃的だった。それを受けての主人公の活躍は熱かったが、命令違反を重ねてもそれを上回る結果を出すから気持ちいいんだろうな。


シドニアの騎士、終了。星白のおしっこ飲んで復活!! 極限のサバイバルとして別に間違ったことは何一つないはずなのに、何この溢れ出る変態感!? CGなのに尻を中心とした裸の描写が肉感的なのも素晴らしかった。あと漂流することでロボに仕込まれた機能を説明する形になるのは意外と王道。


シドニアの騎士、終了。またイチャイチャラブコメしやがって……て、えええええええ!? 一体何が起きたのかはわからんが、とりあえず海苔夫が悪いに違いない!! この構成は強烈で上手いなぁ。先が気になるだけでなく、衝撃に備える時間がそのまま期待値にもなる。ジェットコースターの長い登りか。


シドニアの騎士、終了。なんもかんも海苔夫が悪い!! 茫然自失としてしまった谷風も悪い……というにはあまりに責任の重さが違うよなぁ。しかしヒロインが惨死するほどの鬱展開のわりにはそんなに暗い空気を引き摺らないのが興味深いな。もうロボになんか乗りたくない的な定番も引っ張らなかったし。


シドニアの騎士、終了。ヘタレ海苔夫と谷風出生の秘密。クマさん完全にママンポジションだったのね。クマになる前の姿でイチャイチャして欲しかったが……。殺陣シーンの作画は前半のロボ戦に見劣りしない出来で驚いた。人間CGの進化も凄いな。で、星白のこの状態は……むしろ可愛い!!


シドニアの騎士、終了。3Dエナ星白メーカー、近日発売!! 最近の3Dエロゲの進化は凄まじいという噂は本当だったのか……。すっかり英雄としての地位を取り戻しながらも、エナ星白通いにドハマリしてる谷風の駄目オタクみたいな現状が面白い。ハーレム化も含めて意外な構造を取りつつあるなー。

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シドニアの騎士、終了。八千倍!! 新兵器お披露目に成功した直後に畳み掛けてくるなー。今回の長距離射撃は谷風の本来の技量と合わせて新兵器で危機を打ち破る王道ロボットアニメ感覚が素晴らしかった。こういう基本を外さない点が見事。エナ星白の萌え進化も凄まじいが……他二人に勝ち目あるのか?

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シドニアの騎士、終了。デススター攻略戦。実際、宇宙SFでは伝統とも言える戦闘描写なわけだけど、何故か非常に新鮮に感じる。想像を超えるような映像がちゃんとドラマに乗って展開されているだけで、やはり圧倒的に面白くなるものだなぁ……。海苔夫は最後に何かまだやらかすのか?

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シドニアの騎士、最終回終了。実は二期あり乞うご期待。当たれえぇぇー、からの、ロケットパーンチ!!……これってスタッフなりの王道継承宣言と捉えてしまっていいのだろうか? 赤と青の閃光で表現されるCGバトルを文字通りロボットプロレス実況で見せる演出にも温故知新な未来への胎動を感じた。

アルドノア・ゼロ 第一期

基礎情報

監督:あおきえい、ストーリー原案:虚淵玄、シリーズ構成:高山カツヒコ
キャラ原案:志村貴子、キャラデザ・総作監:松本昌子、美術監督:伊藤聖
音響監督:明田川仁、音楽:澤野弘之
制作:A-1 Pictures+TROYCA(参照サイト、Wikipedia


喰霊-零-」「Fate/Zero」に続く、あおきえい監督第三の「ゼロ」。
元々は「Fate/Zero」の原作者でもある虚淵玄との企画だったが、虚淵は多忙の為に初期原案と第三話までの脚本担当のみに留まり、全体の構成脚本は高山カツヒコに引き継がれている。志村貴子の起用もあおきえいが監督を務めた「放浪息子」からの縁であり、また制作に名を連ねる「TROYCA」ではあおきえいが取締役となっている。
基本コンセプトは「スーパーロボットVS量産型リアルロボット」で、主人公側がいかに火星のトンデモロボを知恵と勇気で打ち負かしていくか……という話だったのだが、徐々に物語は混迷し第一期は衝撃的な幕切れを迎えた。
2015年1月から分割2クール目が開始される。

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アルドノアゼロ特番、終了。あおきえい、受け答えも見た目もしっかりしてて仕事できる人オーラ出すようになってるなぁ。音楽の澤野さんも声優陣も、今まさにノリにノってる人材をそろえたことで、既視感ある設定解説よりも単純にスタッフの存在感で期待を煽る特番になっていた印象。


アルドノアゼロ、初回終了。第一話で無理に話を急かさず延々大人の語りで状況解説するのはFate/Zeroを連想するが、あれは初回一時間だったからなぁ。これだと掴みが弱い気がする。主人公の異質さを一言で表現していたのは見事。志村キャラも魅力は高い。あと、これも種子島ロボアニメなのか?


アルドノアゼロ、終了。圧倒的戦力差、圧倒的絶望、圧倒的モブ虐殺……!! 長谷くんの人、今期も藤宮さんと一緒だと思ったのに。火星ロボの強さは昭和ロボアニメ……というかそれを元にしたスパロボのインスペクター連想するな。無敵バリアとか。知将系主人公と学生だけの逃亡劇にはガチ王道の予感。


アルドノアゼロ、終了。主人公がクール過ぎると思ってたら姫様も最初から楽しそうに銃ぶっ放す魔法少女でした。OPで最後に銃持ってるから覚悟完了まで相当引っ張るのかと……。他も敵ロボ撃破作戦から姫様正体バレ、陰謀の露見とサクサク進んで余計な回り道が一切ないのはいいな。


アルドノアゼロ、終了。緊急抜刀!! あ、専用機とかビームカタナみたいなロマン特機でヒャッハーしたがるスパロボ厨な火星人を地味に知恵と勇気で潰していくわけね。マジンガー以来の迎撃戦とガンダム系の逃避行とを上手く繋げて独自色を出してるのは、何か怖いほど頭いい感じだ。主人公とも被る。


アルドノアゼロ、終了。律儀に甲板に飛び乗って暴れてたら腕掴まれて海に落とされ自分の武器の水蒸気爆発で死ぬ。皇帝も無能だったし、火星人にはもう何も期待できない!! さすがに突っ込み所が増えてきたが、メインキャラの行動と将来に注目させる構成のおかげで緊張感はある。大事なのは次の一手。


アルドノアゼロ、終了。種子島からロケットパンチ。あれがガンヴァレルインパクターか、凄いロマン機体だ。十五年休戦してたんで火星人もみんな初陣という話には納得。月光蝶である!! 学徒動員は時勢柄、妙なリアリティが出ていたがスレイン脱走をはじめやっぱり突っ込み所が減らないかなぁ。


アルドノアゼロ、終了。ロケットパンチしか武装のない真マジンガー!! 唐突に出てくる宇宙戦艦!! コンビ結成と油断させて相手を容赦なく使い捨てる鬼畜主人公!! すっげー面白いとは思うが、当初の期待と真逆のバカロボットアニメになってきてるぞ!? スレイン君に救いはないのか……。


アルドノアゼロ、終了。このアニメはスレインくんをひたすら痛めつけて楽しむ為のものです、なのでスレインくんの味方になった奴は即殺す!! 拷問三昧→あっさり掌返し→即死という速水奨の三段変化は勢いだけで色々ねじ伏せていて凄かった。冒頭の姫様の友達投げといい火星人は普通に精神おかしい。


アルドノアゼロ、終了。スレイン君が姫様だけは殺さないでと頼むので、姫様も殺す!! おおーい、どんだけスレイン君の想いを踏み躙り続けるの!? 全裸で首絞めは変なエロさもあったが、これで姫様マジ死亡だったら伝説を残すと同時にこのアニメ終了だな。あとポリゴンにトラウマ抉られる大尉って。

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アルドノアゼロ、終了。姫様は生きていたけど能登が死んでた。今回のイナホの態度は普段以上に奇妙な違和感が多かったのだが、姫様に惚れているとかその辺まで含めてのミスリードがあるのかなぁ。さすがに姫様暗殺犯に甘過ぎる。能登の関係者説もありそうだが。スレインはライバル機で敵対路線か?

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アルドノアゼロ、録画視聴終了。本拠地を放棄した直後に敵空中要塞に降下作戦。怒涛の勢いで燃えシチュ盛り込んでくるなー。基本は戦争映画的だがロボアニメにおける大気圏突入回の変化球って感じもある。貴重なマスタング33に敬礼。しかしイナホさんすでに異能生存体レベルの運の良さだな……。

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アルドノアゼロ、最終回終了。コネクティブヒメェェェ!! あ、これ第二期は闇堕ちスレインくんが姫様を監禁調教して火星の王になってるとかそんな展開だわ。ザーツ卿は最期までブレがなくて合体全部盛りロボも非常にカッコよかった。合体ロボは弱くない、イナホさんと練習機が強過ぎただけなんだ!!

白銀の意思アルジェヴォルン

基礎情報

監督:大槻敦史、シリーズ構成:佐藤竜雄、キャラデザ:岡勇一
美術監督:中村典史、音響監督:明田川仁、音楽:中川幸太郎
制作:XEBEC(参照サイト、Wikipedia


大槻敦史、岡勇一、XEBECという「ToLOVEる」なチームで何故か始まったオリジナルロボットアニメ。
シリーズ構成に「機動戦艦ナデシコ」の佐藤竜雄が入っているものの、全体にこれまであまりロボットアニメとは関わりのなかったスタッフが中心に据えられている。それでいて中身はひたすら地味な軍隊内での人間関係ドラマに徹しており、いわゆる「ボトムズ」系すらも華やかに思えるほどロボットアニメ的な見せ場には乏しい。
しかしながら、会話の間を重視した実直な語り口には不思議な魅力もあり、単にロボットアニメという枠組みで判断するのが難しい珍しいタイプの作品に仕上がっている。

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白銀の意思アルジェヴォルン、初回AT-X終了。テンプレをなぞった展開なのに、その悉くで主人公とヒロインの好感度を下げてくる謎。戦場の一般兵視点に絞った話作りと主人公&ロボの雰囲気が決定的にズレているので、狙ってるとしたら二話以降に何か仕掛けてくるのかも。脚本サトタツも気になる。


アルジェヴォルン、録画視聴終了。ヒロインの方がよりウザいおかげで主人公の株アップ。一話の甘ちゃんのまま進むのではなく、兵士として成長するタイプだったか。甘さはヒロインが肩代わりして二人三脚でいくならバランス取れそう。あとしばらく逃亡劇の展開なら本当にアルドノアといい対比になるな。


アルジェヴォルン、終了。こっちの櫻井は三話を越えて生存。機体のアーマーパージとか落石と砂埃の描写に凝った崖崩れ作戦とかビジュアルの見応えは相当なものなのだが、何か戦闘の危機感が伝わってこないのは主人公の甘さのせいだけなのか……。会話劇はミリタリーらしい魅力あるんだけど。


アルジェヴォルン、終了。OP完成した……いや、劣化した!? 本編もせっかくのシャワーにデカデカと修正入れるしウリがなかなか機能しないなぁ。地味な会話劇と説明の回だったが、隊長の部下タラシな感じは若干の怪しさも込みでよかった。姉絡みで因縁出てくると話が更に内向きになりそうだが。


アルジェヴォルン、録画視聴終了。大胆な告白→冷静にスルー。確かに主人公の好感度はちょっと上がったが、シスコンで直情型でデリカシー皆無の鈍感って、もうどうしようもないな!! 作戦内容に沿ってか、途中のコミカルなシーンまで低温演出でまとめていたのは結構独特な面白さがあった。


アルジェヴォルン、終了。あっさりフリーズする主役ロボ、閉じ込められて役立たずな主人公の為ヒロインが戦場を駆ける。いくらでも面白くできそうな状況設定なのに相変わらず脚本演出が低温。案内役の兵士は絶対死ぬと思ったのに……。その代わりジェイミーのキャラには等身大の魅力が出てきたかな。


アルジェヴォルン、録画視聴終了。リゾート地デート回。三人娘に本気喘ぎさせる高級スパ恐るべし!! 今回は脚本演出の精度が高く、息抜きだけでなく社会情勢やライバルとの邂逅など多岐に渡る見せどころを的確に捌いていて非常に面白かった。しかし姉ちゃん、実はリムにされてそうな声だな……。


アルジェヴォルン、録画視聴終了。奇襲潰しの奇襲作戦。思い出の場所を破壊しながらライバルと激闘を繰り広げる熱いシチュのわりには相変わらずの地味バトル。普通なら覚醒必殺技の一つも出していい話数なのに、ナイフで刺すだけかよ!! だがこの地味に積み上げていく感じは嫌いじゃないんだよなぁ。


アルジェヴォルン、録画視聴終了。敵基地先制攻撃作戦。ヒロイン抜き、ライバル側のドラマに軸を据えた本格派の戦場アニメをやっていて今までで一番見応えのある内容だった。兵士の死体に爆弾は基本!! ただ歩兵の描写がリアルで魅力的になるほどロボの扱いが難しい。結局前回に続きナイフ最強だし。

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アルジェヴォルン、終了。思いっきり日本な温泉町での防衛戦。世界観が未だにわからないのだが、日常が戦場と化す感覚を表現するにも唐突に温泉サービスするにも上手い設定ではあったな。家に隠れてロボを狙撃するシチュも熱かった。とはいえ今回も基本は指揮官不在の苦い退却オチなんで地味は地味か。

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アルジェヴォルン、録画視聴終了。上官を殴るのはこの部隊の基本!!……らしい。ほぼ会話劇のみで構成された内容だったが、前半の小山力也の曲者感、後半の飲み会での各キャラ同士の距離感など演出は丁寧で退屈しなかったなー。部隊のこの仲の良さは2クール目への嫌な伏線に見えるが。

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アルジェヴォルン、録画視聴終了。過去の悲劇、その真実。寡黙なサモンジの言葉や表情の僅かな変化でその激情の流れを見せているのが非常に上手かった。姉とベットイン済みであることを示すセリフの応酬とか洋画的でよかったなー。無人機暴走は主人公機の特性にどう繋がるのか。Gビット追加とか?


アルジェヴォルン特番、録画視聴終了。普通の総集編かと思っていたので実写コーナーメインの特番で驚いた。主演の二人が演じるキャラの精神年齢の低さを自虐していたのには、やっぱ序盤の展開は中の人も色々気にしてたんだなと納得。あと岡勇一の映像初めて見たけど未だにToLOVEるの印象が強い。

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アルジェヴォルン、先週の録画視聴終了。内田真礼な新ヒロインを守る為、シンクロ率70%突破!! 動作はカッコよかったけど、ここまできて覚醒の表現が凄くスムーズに動くだけなのも徹底してるな。後輩真礼が普通に健気ないい娘なんでラブコメの盛り上がりも期待したいが……悲劇要員じゃないよね?

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アルジェヴォルン、終了。ビゾンさんが黒いライバル機で帰ってきたー!! アルジェの超運動性能をそのまま意趣返しした単独突破は、無双忍者キャラみたいになってて面白かった。敵が強くて味方が無能だと盛り上がる。それとEDだけ変更。何故、パンツ見せるところだけ動く!?

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アルジェヴォルン、終了。トキムネ暴走。別に機体が強くなるわけでもなくひたすらトキムネが発狂し、隊長達も取り乱すでもなくひたすら事態を見守り続けるしかないという冷めた状況描写が逆に怖くて独特の緊張感を生んでいた印象。しかしこの展開ならアバンは前回のヒキに仕込んでおいて欲しかった。

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アルジェヴォルン、終了。トキムネ搭乗禁止を巡る人間模様。粛々と状況を描きながら、不穏に始まったトキムネとジェイミーの関係が修復されるまでの話を実に地に足のついた演出でまとめていて、この作品の特色である「地味に面白い」が凄くいい方向に出ていたなぁ。で、予告でネタバレですか!?

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アルジェヴォルン、終了。OP変更とともに主人公覚醒回。といっても相変わらずバトルはナイフでチャンバラだが、今回はいつもの暗い情景が朝焼けで拓けていく演出含めてドラマとバトルのシンクロが素晴らしかった。隊長が「敗北」を認めるオチまで細部まで非常に神経通った脚本もよかったな。

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アルジェヴォルン、終了。両勢力の腹芸大会。見るからに癖のあるおっさん&メガネ達の持って回った会話の数々は相当面白くはある。あるけど、改めて誰得なんだ!? もうちょい浅沼メガネとか美形キャラでもよかったんじゃ……。あと、他が冷静に進行しているぶんビゾってる人だけギャグに見える。

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アルジェヴォルン、終了。第八部隊、最後の晩餐。最後にとりあえず副長と一発ヤッてから去っていく隊長は男らしいのかクズなのか……!? 隊長が無人機暴走させてラスボス化まではいいとして、ビゾった人やら上の政治劇まで果たしてまとまるんだろうか? 結局、隊長が全て背負って死ぬしかないのか?

20
アルジェヴォルン、終了。サモンジさんの量産機投入によって変わる戦場。厭戦気分の募る状況と戦いの中でしか生きられない男達、そんな男達の世界と触れ合う女達……と、終盤に差し掛かっても更に地味なドラマ語りが加速。しかし各キャラへの視点の丁寧さにはもうこの路線でやり切る覚悟を感じるな。

21
アルジェヴォルン、先週の録画視聴終了。和平反対派のクーデター。主人公組はダラダラした厭戦感が漂っているので、あんな演説に乗せられる兵士が結構多いというのは何か違和感。前線の兵士よりも本拠地警備の連中が乗ってるだけなのかな……。そういう戦場各所での温度差が見えるのも興味深くはある。

22
アルジェヴォルン、終了。MAP兵器でアルジェを鹵獲した隊長を、みんなで一緒に殴りに行こうか!! どうするのかと心配してたが、第八部隊はあくまで政治も戦争の行方も関係なく隊長への想いだけで動いていくってのは筋通ってるし熱くて好きだなー。最後にきて愚連隊なノリになったのは歓迎。

23
アルジェヴォルン、終了。どいつもこいつもオープン回線でイチャイチャしながらサモンジさんの尻を追う。ラスト直前とは思えない地味さだが、もはやそれが個性。無人機の進撃に合わせて敵味方の心理の変化が加速していく流れは、わりと苦し紛れの構成のようで意外とハマってたと思う。

24
アルジェヴォルン、最終回終了。あ、ついにロボットアニメであることを完全放棄して終わった……。まさか主役機取り戻したのにワンパン叩き込むのが精一杯とは。ライバルは勝手にビゾン発狂死、サモンジさんはフラれて落ちぶれ、つまりは女に見捨てられるような男のロマンに走っちゃ駄目ということで。

M3〜ソノ黒キ鋼〜

基礎情報

監督:佐藤順一、シリーズ構成:岡田麿里、キャラ原案:オニグンソウ
キャラデザ:井上英紀美術監督:古宮陽子、音響監督:濱野高年、音楽:サキタハヂメ
制作:サテライト&C2C(参照サイト、Wikipedia


ハートフルな作風で知られる佐藤順一と、ダークネスな作風で知られる岡田麿里のタッグによるオリジナルロボットアニメ。
とはいえ佐藤順一は「甚目喜一」の名義でエヴァンゲリオンにメインスタッフとして関わっており、本作にはその頃のテーマに改めて向き合おうとする要素も多く見られる。
本来は佐藤順一が原案を務めていた「Mortal METAL屍鋼」というマンガ版が前身としてあったらしいのだが、紆余曲折あってどういうわけか岡田麿里のオリジナル脚本アニメになった模様。
放送開始時期の遅れ、放送枠の少なさなど当初こそ多くの混乱が見られたものの2クール目に入る辺りから吹っ切れたように毒と激しさが増し、非常にドライブ感の強いストーリーが展開された。

本放送後ツイート


M3ソノ黒キ鋼、初回ニコ動視聴終了。複雑な世界観、大量のキャラとその性格、物語のウリと方向性……と、膨大な情報を独特のエグ味あるセリフ回しで捌きながら、ロボ乗って敵撃破するところまで一話でまとめるマリー脚本とサトジュン演出は見事。ただ根本的に企画が十年古い気が。今期競合多いし。


M3ソノ黒キ鋼、ニコ動視聴終了。歌を聞く、目を抉る、嗅ぐ、味わう、噛む、そしてロボに乗る。五感に訴える描写を重ねてホラーの実感を求めてる……というか、早くも岡田麿里が大暴走してるだけにも見えるなー。主役ロボはノブナガよりカッコいいかも。ただどのキャラにも愛嬌がないのがキツい。


M3ソノ黒キ鋼、ニコ動視聴終了。無能っぽいおっさんはすぐ死ぬ!! 誰が死ぬかわからないホラー設定なのに、メインキャラと死にキャラしか現状いないんで死に意外性がまったくない……。各キャラの個性付けとロボットバトルは確実に向上しているが、缶蹴りは不気味さが足りなくて勿体なかったな。


M3ソノ黒キ鋼、ニコ動視聴終了。無人島でヘイトさんの顔芸大会!! 謎と恐怖を呼ぶ演出の数々も顔芸作画の暴走のせいで一周してギャグ化してきてるような……。ラストのNTRもエロや不穏さよりもシュールさが際立ってた印象。キャラの関係性と過去の因縁が見えてきて話は盛り上がってきたかな。


M3ソノ黒キ鋼、ニコ動視聴終了。ヘイトさんの変態調教でエミル退場一直線。セリフ回しと顔芸のセットでどんどんイカレた空気になってくなぁ。松岡日笠を脇に追いやるほどの村瀬歩のキチ演技がまた見事。しかし過去回想からして主人公はまだ本性を見せてなさそうだし、イカレ芝居対決の今後も楽しみ。


M3ソノ黒キ鋼、ニコ動視聴終了。エミルを救う為に決死のロボバトルが……繰り広げられることもなく何かよくわからんうちに敵が勝手に来て勝手に帰った。エミル早期退場は岡田脚本なら想定内だが、ひたすら話が袋小路に入っていくようで困惑する。唯一ハジけてたヘイトさんまでヘタレ化するし……!!


M3ソノ黒キ鋼、ニコ動視聴終了。公園でヘイトさんと楽しいブランコ遊び。ケンカシーンは互いに見た目ヤンキーだし言ってることも攻撃方法も相当エグいのに、本質的に子供同士泣きながらポカポカやってるだけに思えるのが面白い。顔芸も泣き笑いが絶妙だった。ロボの材料に人間使うのはお約束。


M3ソノ黒キ鋼、ニコ動視聴終了。兄貴と憧れのお姉さんのハメ撮り流出記憶を見せつけられてアカシ発狂!! そりゃーあんな記憶が残ってたらロボに乗せたくないわけだよな!! 仲間のことも兄貴のこともロボのことも、アカシがわかってる風で実は何一つ全然わかってない徹底した突き放し方がエグい。


M3ソノ黒キ鋼、ニコ動視聴終了。相手を煽る時は周辺を廻るのが基本。後ろの正面ゆーしゃおー、な衝撃の事実よりも飛田博士の楽しさ爆発な喋りにひたすら魅了されてしまった。兄貴の件を受け入れてのロボ起動は素直に燃えたが、肝心の何でアカシが兄貴を憎悪してたのかが何となくしかわからない……。

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M3ソノ黒キ鋼、ニコ動視聴終了。兄弟の真の和解と、その横で置き引きされるヘイトさん。前回だけでは不充分だったアカシの兄へのわだかまりを、無明領域で迷子になるこの上なくズバリなシチュで解消していたのはドラマと設定の兼ね合いも見事でよかった……が、完全に何しに行ったか忘れてるよね!?

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M3ソノ黒キ鋼、ニコ動視聴終了。飛田博士のササメ露出調教がラブコメの波動を呼ぶ。アカシが自分の笑顔に気付くシーンが飛び抜けてホラーしてて本気でビビった。今回は各キャラの感情の振幅を時に甘く、時に恐ろしく拾っていく作画演出の巧みさが光ってたな。あと駄目親ネタがセレクターと連動。

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M3ソノ黒キ鋼、ニコ動視聴終了。せっかく久々のロボ戦があり切ないラブストーリーも盛り上がり次回へのヒキも強力なのに、肝心の本編がほぼ回想の半総集編という……。省力回入れるにしても本編と切り離して欲しかったなぁ。須崎さんのハイテンションシャワーシーンは浮きっぷりが面白かったけど。

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M3ソノ黒キ鋼、ニコ動視聴終了。RIMった彼女をNTRられてアカシ絶望のTRANS-AM!! ミナシのナチュラルな鬼畜煽りがヒド過ぎて、アカシが大体悪いのは事実なのに同情させられる。顔芸と松岡絶叫の合体攻撃も強烈で、ロボアニメの快感も素晴らしかった。で、ヘイトいつまで垂れてんの?

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M3ソノ黒キ鋼、ニコ動視聴終了。BSフジで2クール目から見るご新規さんを全力で騙しにかかる新OP。本編もいつものゲロホラーかと思いきや浄化された濃厚百合エンドになるし、後半戦はもうマァムと博士が主人公でいいんじゃないかな。アカシはともかくヘイトさんの再就職先は本気で心配。

総集編
M3ソノ黒キ鋼、BSフジ総集編終了。すでにRIMってる人とずっとはみ出して垂れてるだけの人が何か意味ありげなポエム語られても困るんですけど……。つーかこのポエムはRIM化したエミルの本音なの? そんな明確に意識あるのか? で、こんな孤独ぶっておいて次回マァムにデレるの!?

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M3ソノ黒キ鋼、ニコ動視聴終了。ハードNTRの悪夢から覚めたら好きな子によく似たノーパン痴女にお誘いされて危うく自分がNTR!! 作画はエロいし演出怖いし話は先が気になるし、無茶苦茶面白くなってるはずなのに何だこの迷走感!? 本当は何がしたい作品なのか、見えてくるほど闇が深まる。

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M3ソノ黒キ鋼、ニコ動視聴終了。これも東京テロアニメだった過去が発覚する真実判明回。時代錯誤な村を焼き討ちするとロクなことにならない!! 世界観が次々と変転するに従い物語の形も変わっていく構成が秀逸。東京を彷徨う辺りはサトジュンというか、東映感あった。リム要員は……もう充分だよ。

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M3ソノ黒キ鋼、ニコ動視聴終了。超絶ヤンデレの暴走を止める為、アカシが兄貴と繋がりヒーロー覚醒!! まさかこの作品でロボットアニメ全開な挿入歌燃え演出が見られるとは……。ツグミの報われない美少女メンヘラドSぶりと小岩井ことりの演技力も素晴らしい。成長過程のエロスは奇子的なものか。

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M3ソノ黒キ鋼、ニコ動視聴終了。比良坂先生が夜勤病練でニュータイプ研究していたのが全ての元凶でした。あらゆる点で飛田展夫のキャリアを凝縮したようなキャラだな夏入……!! 心を繋げた結果、恨みも繋がり増幅するというカミーユ精神崩壊理論を回収してきたのはロボットアニメ的にも興味深い。

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M3ソノ黒キ鋼、ニコ動視聴終了。夏入、入滅。全ての元凶であり救いようのない真ゲロカス野郎であるとわかっていても、唯一愛し愛された人の恨みに引き裂かれる最期の姿には同情を禁じ得なかった……。ロボ乗っての変な動きとか飛田展夫の名演とか、もう主人公としか思えない優遇だったし。続く。

M3続き。ところでこの前のエヴァ旧劇で本当に今更気付いたのだが、これ佐藤順一名義だから意外なのであって甚目喜一が監督なんだと考えれば色々と落とし前をつけようとしているのに納得はいくんだよな……。ミナシが何か人類補完に走りそうな雰囲気出してきたが、どこに決着点を持ってくるのか。

20
M3ソノ黒キ鋼、ニコ動視聴終了。勇者、暁に死す!! アオシが完全にアージェントと一体化する展開は、主役ロボの唯一性を示すうえでも実に王道で燃えた。カサネさんの駄々っ子みたいな素の叫びもよかったな。次はアカシがササメ機に移るのかヘイトさんと組むのか……。

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M3ソノ黒キ鋼、ニコ動視聴終了。暴走を始めたミナシを追うなか、忘れられてたアイツの声が届く!! バカップルが延々イチャコラとリムになるならないの話している間、何で誰もヘイトさんの利用を考えないのかと不憫に思ってたよ。あと夏入の彼女の黒歴史ブログに盛大に吹いた。さすがミナシ姉。

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M3ソノ黒キ鋼、ニコ動視聴終了。マアム、決死の戦い!! 全体にロボCGの挙動演出がいい感じで、その軽快な動きとマアム覚醒の昂揚感が見事にマッチしていた。流血イケメン顔は顔芸路線の新境地を見た思い。あとミナシの鬼畜転落とヘイトさん復活が巧みにキャラ性の裏表逆転になってるなー。

23
M3ソノ黒キ鋼、ニコ動視聴終了。ヘイトさんと繋がって最強になるかと思ったが、そんなことはなかったぜ!! ヘイトさん精神コマンド要員にすらなれないとは。ラスボス戦はミナシの主人公然とした悪意がとてもメタ的、かつ嫌味に満ちててマリー恐るべし。全体にセリフ回しもキレキレだった。

24
M3ソノ黒キ鋼、最終回BSフジで終了。ミナシもムクロも救われたけど、ヘイトさんの友達はヌイグルミだけな!! 非情……マリーマジ非情!! ヘイトさんのこの持て余されて物語から弾かれた感じがたまらない。まさか初期には名無しだったオペ子田崎さんの方がスーザン嫁として活躍するとは。続く。

M3続き。最後にアージェントが兄貴よりササメの方があったかいという理由で主役機の座を追われるのも含めて、最後までアンチロボットアニメ的な側面はありつつ、しかし矛盾して王道でもあった。やっぱロボットアニメは尖り過ぎてその時代には評価されず数十年後に再発見されるくらいで丁度いい。

楽園追放-Expelled from Paradise-

基礎情報

監督:水島精二、脚本:虚淵玄、演出:京田知己、キャラデザ:齋藤将嗣
CG監督:阿尾直樹、美術監督:野村正信、音響監督:三間雅文、音楽:NARASAKI
制作:グラフィニカ(参照サイト、Wikipedia他)


東映アニメーションが次世代のフルCGアニメの研究を兼ねて立ち上げた企画が数年の葛藤の末に結実。
ニトロプラス虚淵玄に話が持ち込まれたのは「魔法少女まどか☆マギカ」よりも早く、完成に至るまでには水島精二が一からCGスタッフにアニメ的な作画技法を伝授するなど長い修業期間があったとのこと。
だが、その甲斐あってアニメルックのフルCG作品としては現在最高峰の完成度を手にしている。特にヒロインの肉感的かつ美少女アニメ的な造形は、もはや手描きの後追いではなく「CGだからこそ」の魅力を発揮している。
ロボットアニメとしてもグラフィニカに籍を置く板野一郎の指導と「エウレカセブン」でも板野サーカスフォロワーを多用した京田知己の演出によって、かつてないほど存在感のあるCGロボットバトルが実現されている。

簡易感想

VistaだとHD画質にできない作品なんてのもあるのかiTunesStore……!!


・といってもSD画質でも全然問題なかった。普段のニコ動って何画質なんだろう?


・無駄一つないテキパキとした導入からラストに至るまで、わかりにくい点がほとんどないという極めてシンプルに特化した脚本演出に舌を巻く。アンジェラとディンゴの、説明的にならないギリギリを攻める説明会話の地味な凄味!!


・また、基本的に「バカがいない」(知性が低いということではなく、観客が理解していることを理解せず話を停滞させる役がいないということ)ので、非常にテンポよくストレス最小限で見られる。


・実のところ話自体は大したことやってないしラストのロボットバトルなんて完全に盛り上げる為だけの蛇足なんだけど、お膳立てが素晴らしくスムーズなので納得してしまうというか。


・世界観設定については管理社会だとか経済格差といった高尚なテーマよりも、もっと個人的な精神問題を比喩的に見せている感覚が強かったなぁ。つまりは古典SF的ってことなんだろうが。


・結局アンジェラもディンゴも友達がいなくて、ぼっち同盟であいつに共感したってことなんだろうなー。


・あとは「ガンダム00」や最近の虚淵作品からの発展でいうと、もはや既存のシステムを変革しようなどという発想自体がなくなっているのは結構な変化だと思う。


・映像面では通常のアニメと遜色ない。遜色ないとは、敢えてCGである意義がまだ見えないということでもあるので更なる進化の余地も充分に感じる。


・アンジェラさんのエロボディについては、キービジュアルなどからもっと下品に見えるんじゃないかと心配していたのだが、これについては「初音ミク」がそうだったようにCG技術への敬意が邪念を押し込んでわりと芸術作品みたいに見える。


・胸よりも尻、そして髪!!


・表情の付け方も見事だが、釘宮理恵の演技はそれを上回ってたなぁ。あれだけ可愛い声で叫べるってのはやはり唯一無二。


・感動のクライマックスなのに、ミキシンのあれで思いっきり吹いた……!!

ガンダムGのレコンギスタ&ガンダムビルドファイターズトライ&クロスアンジュ天使と竜の輪舞・前半戦雑感

簡易雑感

ラブライブの超ヒットで見過ごされがちだけど、2014年のサンライズには危ういものがある。


・UCを終わらせた年に富野ガンダムとキッズ向けガンダムを同時進行させて、オリジンまで仕込むんだからガンダム関連はさすがに供給過多に陥っている気配もそろそろ出てきたか。


・Gレコは「何が何だかわからないまま楽しく見続けていたら2クール目」、BFトライは「すぐにもっと楽しくなるだろうと期待値を上げ続けていたらもう2クール目」、クロアンは「振り回され続けてふと気付いたら2クール目」という感じ。


・Gレコは間違いなく面白い。ただ、それは天才やマスク大尉が面白いのであり、脚本・絵コンテが面白いのであり、要するに富野由悠季が面白いだけなんじゃないかとも思う。別にガンダムなくても富野キャラが富野コンテで富野ゼリフ喋ってればそれだけで実は最高なんじゃないか疑惑。


・それでいて、毎回必ず驚きのあるロボットバトルを入れるという基本をやってくれるのが富野くらいという哀しい現実……。


・BFトライは前作との比較がなければもっと素直に楽しめるんだろうけど……何でこんなに嫌な奴を連続で出すんだろうとか、前作でちゃんと避けていた部分に無頓着になっているのが凄く引っかかる。


・クロアンは福田己津央が敢えて矢面に立つことで実際のバランスは上手く取れている印象。ヒド過ぎて笑える、というのはエンタメとしてはとても正しい。

2014年ツイートまとめ・ロボットアニメ特集、終わりに

2014年はオリジナルロボットアニメ大豊作の年!!……だったはずなのに、終わってみればまたしても死屍累々。
もう毎年言ってる気がするが、オリジナルロボットアニメに果たして未来はあるのだろうか。頼みの綱のスパロボも最近はどんどん縮小傾向で新作の入る余地がなくなってきているし、いよいよ「スパロボやパチ化を目当てにロボット出してるだけ」なロボットアニメは成立しなくなるかも知れない。そういうジャンル依存の安定感から変な作品が生まれたりもするので、個人的には「ロボットいるだけアニメ」も否定したくはないんだけど……。
とはいえ、2014年は本当にロボットを何だと思ってるんだというロボットアニメが多過ぎたのは事実。とりあえず、無理に凄いバトルしなくてもいいから乗ろうよ、ロボに!!
あとはシドニアと楽園追放でいよいよフルCGの時代が近づいてきたが、それも含めて2015年のロボットアニメの行方を占うのは実は「艦これ」かなという気がしてきている。ずっとISやウィッチーズの路線をなぞるだけなのだろうと思っていたのだが、どうも試写会の反応から漏れ聞こえる話だとよりロボっぽくなっているっぽい。
蓋を開けてみないとわからないが、徐々にロボットアニメの領地を侵略していた美少女ガジェットバトルもの(?)がより強力に成長し全てを奪っていく可能性はある……。