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2005年TVアニメ感想総評番外編(2)

一日空けて今回は、05年にもっとも印象的だった男性声優。
ぱっと思いつくのは、やはり鈴村健一
え、勿論「いちご100%」の真中でですよ。シン、誰それ?
現在放送中のものでは、「ノエイン」のアトリ役が
新境地開拓中という感じで要注目。
対抗、いやむしろこっちが本命かと思えるのは福山潤
巌窟王」のアルベールという重要な役を務めたのに加え、
05年は「ToHeart2」「はっぴぃセブン」などで
入れ替わりの激しいハーレム主人公役の王座をゲット。
しかし個人的に一番強烈だったのは、
アムドライバー」のロシェット。
ああいう「普段おとなしい奴がキレるとこうなる」的演技では、
現在並ぶものがいないレベルに到達しつつある。
そしてそんな、ハーレム系とキレ系を組み合わせたのが
陰陽大戦記」のリク。一年間、起伏の激し過ぎるキャラを
イノセントな印象を崩さず演じ切ったのは本当に見事だった。
他では、「LOVELESS」から「BLOOD+」へと
変態演技を引き継がせ、「舞−乙HiME」にまで
発展させつつある小西克幸、「ハチクロ」の真山や
SHUFFLE!」の稟でこれまでの熱血なだけの演技から
脱却を始めた杉田智和なんかが印象に残ったかな。
あとは若本規夫の飛び道具的使い方が増え過ぎだとか、
相変わらず保志総一朗石田彰がツートップを維持だとかで、
それほど目新しい話題はなかった。
萌えアニメ全盛ということもあって、
出てくる新人はほとんど女性なので、男性声優は
自然と活躍する人が中堅やベテランに固まってしまう。
あまりいい傾向ではないが、今後BL系のアニメが増えれば
ギャルゲーアニメが女性声優の登竜門になっているように、
男性新人声優の活躍の場が広がっていく可能性はあるかな。