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2005年TVアニメ感想総評番外編(3)

昨日が男性声優だったので、今回は印象的だった女性声優。
05年は「ネギま」をはじめとする
女性新人声優のプロモーションを兼ねたような萌えアニメ
多数あったこともあって、チェックすべき女性声優の数が
尋常じゃなく増大した。なので、逆によっぽどの個性と活躍がないと
埋没してしまう。そんななかで目立っていたのは、
新人・若手では、明日菜やナズナで存在感を示し続けた神田朱未
空鍋を掻き回し、イヤイヤダンスを踊り、
てれりこてれりこしていた後藤邑子
そして二代目サクラを襲名しアーティスト派の
新世代になりそうな牧野由依と、
特撮ヒロインから転向するという異色の流れで出てきた
菊地美香のツバサコンビ辺りが注目だったかな。
また、新人なのかどうか微妙だが、
05年に大ブレイクしたというと、山崎バニラかなー。
声優業を始めたことで、本業である活弁の仕事も広がったようで何より。


中堅・ベテランを含めた全体で考えると・・・恐ろしいことに
川澄綾子という名前以外出てこない。
一年間、まったく仕事が途切れないのは勿論、
その役の幅がとてつもなく広い。お色気、薄幸、ツンデレ
その他もろもろ何でもござれって感じだ。
メルフィナからもう十年くらい経つんだよなぁ・・・。
あの当時言われていたポスト林原めぐみの座を本当に射止めてしまった。
ただ、歌唱力がアレなのでアーティスト化せず、
どんなに活躍していても親しみやすさが消えないというのは、
考えようによっては稀有な才能だ。
他には、数年前にアイドル声優としてデビューして、
その当時凄まじい棒読みっぷりを晒していた
千葉紗子名塚佳織高橋美佳子などが
軒並み急成長していたのが印象深い。
みんな申し合せたかのように05年一斉に上手くなってきたような。
あと、04年から引き続き活躍を続ける能登麻美子斎藤千和とか、
当たり役を連続で引いてはっちゃけ具合に拍車のかかる川上とも子とか、
独自路線を堅持し続けて存在感を守り続ける桑島法子坂本真綾とか、
オリコンニ位という快挙を達成しながら、
本業の方ではバジリスクで喘いだりこいこい7で喘いだり
なのはAsで喘いだりしていた水樹奈々とか、
挙げていくと本当にキリがない。05年は女性声優百花繚乱の時代だった。
それと、もう一つ気になったこととして、
三石琴乃を筆頭に、かかずゆみ、復帰した櫻井智など、
最前線の美少女役から一歩引いてお母さん役にシフトしていく
女性声優が多くなってきたことがある。
何だかんだで、みんなそれぞれの居場所を探して
切磋琢磨しているんだろうなーというのは感じられる。
華やかなだけが花でもあるまいしなー。


1/5追記、コメントで指摘のあった神田朱未神田理江
書き間違い修正しました。すいません、時々ごっちゃになるもので・・・。
神田理江は「プラスターワールド」で気になってたんだよなー。
あと、菊地美香の方も修正しました。