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ボクシングWBA世界ライトフライ級タイトルマッチ 亀田興毅VSファン・ランダエタ

NARUTO映画とかぶっていたので、
ほとんど観られないかなーと思っていたのだが、
チャンネル変えたら丁度君が代斉唱やってた。
・・・一時間半も何やってたんだ?
で、試合内容。
正直、亀田興毅の実力に付いては、まあ才能は間違いないだろうが、
やっぱり色々と保護されている部分が多くて
まだ真価は見えていないような気がしていた。
そういう意味で今回は、亀田興毅というボクサーの本質が見えた
意義深い試合だったと思う。
才能もある。根性もある。しかし、まだ若い。
1ラウンドのダウンは、あれだけ大口叩いていても、
実は緊張してたんだなぁとむしろ好感すら持った。
そして、そのダウンにくじけず連打をまとめて
盛り返していく中盤、足が止まってメタメタになりながらも
必死で相手に食らいついていく終盤には、すっかり色メガネもなくなって
素直に亀田を応援出来るようになっていた。
これだけのものを見せてくれたなら、
たとえ負けても次からは批判も少なくなって、
より純粋にみんな亀田に夢を託せるようになるだろう。
というわけで、この敗北は今までの怪しい勝利の数倍の価値ある――


「2対1のスプリットデシジョンをもちましてー、
勝者ーっ、WBA世界ライトフライ級、新!! チャンピオン!!」


エエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ・・・っ!?
いや、今、新って言った!? 新チャンピオンって言った!?
あの瞬間、日本中に流れた微妙な空気を集めたら台風が出来ると思う。
確信。
亀田興毅はいいボクサーだ。だが、周りの大人が穢れ過ぎ。
(追記。あ、どっちも新には違いなかったか。
文章が勢い任せになってしまった。)