へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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(TVK)sola #11

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sola イメージソングアルバム
茉莉と話し合い何事かを決意する依人、
蒼乃には一緒に街を出ようと告げるが、
しかしその前に二人の存在はこの世界から消え始める・・・。
真名とこより、日常を代表する姉妹の視点で、
世界から消えていく依人と蒼乃の姿を見せていく別れの話。
写真や友達の記憶から依人の存在が消え、
絶対に忘れないと誓った真名の心からも依人は消える。
夕日をバックにした誓いのシーンといい、
その後の涙といい、展開自体は基本的にベタベタで
先は読める流れではあったのだが、
そんなことはお構いなしに作り込まれた
作画演出のパワーで押し切ってくる力技が見事。
特に、Bパートの真名の疾走から屋上のシーンまでは、
走って壁乗り越えて落ちてドア開けて行き過ぎて視界が揺れてと、
真名の感情をそのまま映像化したような作画が素晴らしかったなー。
動的な真名と依人の別れと静的なこよりと蒼乃の別れの対比、
そして茉莉と繭子の対比など、象徴的な構成の数々も興味深かった。
ここまできても、茉莉の真意はまだ明かされないが、
次回が茉莉と蒼乃の因縁決着だとして、
最終回までその辺は引っ張り続けるんだろうか?
それにしても、相変わらず予告は本編の空気を完全破壊するな・・・。
本編で接点のない繭子とこよりの絡みは嬉しかったけど。