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(TVK)鋼殻のレギオス #24(終)

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最終回。
ニーナに腹パンチして廃貴族を手に入れたサヴァリスを倒す為には
リーリンの持つ刀が必要だと思ったが、そんなことはなかったぜ!!
ゴルネオとシャンテを説得してリーリンが駆け付けていたというのに、
いきなり天剣が召喚されてきて決着というサヴァリス戦の段階で、
えええええええ〜〜〜・・・って気分になっていたのだが、
その後も想像を絶する超展開の連続である意味驚愕の最終回だった。
前回、天剣と刀の二刀流になるんじゃないかと冗談半分で予想していたが、
さすがにいきなり出てきた天剣と初めて渡された刀が合体して
アムドライバー状態になるなんて誰も考え付かないよ!!
っていうかマジでスタッフ天才なんじゃないのか・・・!?
レイフォンはその場のノリで何となくこの二つ合体しそうだと思ったの?
天剣にはそういう機能があるとあらかじめ知っていたってことなのかなぁ。
それにしても、他の天剣授受者の誰も天剣に乗って空飛んだりしてないし・・・。
まあ、確かに最終決戦らしい異様なテンションは味わえたので
たとえ無茶でも演出としてそれが悪かったわけでは決してないのだが、
トドメの一撃の際にそれまで寝てるだけだったニーナが
「レイフォォォン」と笑顔で呼びかけてくるという演出だけは
何かもう無茶を通り越して不気味だった・・・!!
いや、最終回のヒロインは本命リーリン対抗フェリで良いじゃない、
そこまで必死にニーナをメインヒロイン扱いしても虚しくなるだけだ・・・。
この最終回に端的に現れてしまっていたけど、全体的にこの作品、
バトルやラブコメといった表面的な魅力は非常に強かったのに
本来裏で支えるべき構成や設定構築の要素が前に出過ぎて
せっかくのわかりやすい魅力を打ち消してしまうことが多かった。
必要なことをせず余計なことばかりするせいで、
全体像が無駄に混乱してしまったというか・・・。
川崎逸郎監督は話をシンプルに掘り下げていた戦国BASARAの方では
その派手なアクションセンスを存分に活かせていたので、
やっぱりあまりややこしいことしない方が良かったんじゃ・・・。
ただ、少年マンガ的な原作の要素を網羅する為には2クールでも足りず、
ジャンプアニメのように原作引き延ばしながら時間をかけて
説明するくらいじゃないととても間に合わないという問題もあったのかな。
もう少し余裕を持った体制で観てみたかった気もする・・・。
ともかく今は、スタッフの皆様、お疲れ様でした。