へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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アラド戦記〜スラップアップパーティー〜 #26(終)

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ロクシーの犠牲によって復活したバロンがハイネを打ち倒し、
一滴だけベヒーモスの涙もゲットしてどうにかハッピーエンド。
ロクシーとの別れとハイネとの最終決戦は作画演出が熱くて良かった。
バロンがトドメの一撃加えるシーンの勢いは素晴らしかったなー。
この作品、作画レベルは決して高くないぶん演出を外さないのが偉い。
これまで登場したゲストキャラのその後を紹介しつつ
イルベクチームのその後もフォローして新たな冒険への旅立ちで締めるラストも
気持ち良いくらい王道をベタにやり抜いていて良い終わり方だった。
全体的には、ラグナロク・マスターオブエピック・メイプルストーリーなど、
地味な佳作の多い日韓合作オンラインゲーム原作アニメの歴史に
また一つ地味な佳作として名を残す作品になってくれたなという印象。
完全に作画も展開も八十年代後半から九十年代前半の夕方アニメのノリなのだが、
それが現代の深夜アニメのなかでは新鮮に見えるというのも興味深かった。
近藤隆野川さくら辻あゆみ鈴村健一という、
正直いってあまりパッとしないキャスティングもこの作品には合っていて、
むしろ声優陣の本来の魅力を引き出している感じだったなー。
つぶやきシローなんかはさすがに存在意義がわからなかったけど・・・。
あと個人的には「蒼穹のファフナー」前半で株を下げまくってしまった
山野辺一記を見直すきっかけになったのが大きかった。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。