へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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劇場版MAJOR 友情の一球

劇場版「MAJOR 友情の一球」 [DVD]
この前NHKハイビジョンでは見逃したので地上波放送があって良かった・・・。
原作の空白期である吾郎が右肩を壊した九州時代にスポットを当てた劇場版。
制作はTVシリーズとは違いXEBECが担当しており監督は加戸誉夫
キャラデザ&総作監は高見明男が務めている。
で・・・丁度制作時期が「ToLOVEる」や「かのこん」と被ってるもので、
清水や桃子さんが何か今にも脱ぎ出しそうな感じの作画に!!
というかNHK看板アニメの劇場版と深夜エロコメをスタッフ被らせて
同時進行していたXEBECの豪胆さに恐れ入るなぁ・・・。
スタッフ的にはこれでバランス取ってたのかも知れないけど。
本編は久々のくまい吾郎による少年編の魅力を凝縮したような作りで、
転校先での友情と仄かな恋模様、複雑な家庭事情を巡る葛藤など、
特別なことはないものの的確な演出展開がされていてなかなか感動的。
ただ、肝心の吾郎が肩を壊すくだりについては、
ちょっと辻褄合わせ先行の強引さが目立って納得はしにくかった。
あれだとチームメイトと監督が鈍感なせいで
吾郎が止まろうにも止まれずに破滅に突っ走ってしまったように見える。
監督はあのあとどう責任取ったんだろう・・・?
あと、肩が壊れる時の音が生々し過ぎて子供のトラウマになりそうだ。
ちなみにソフトバンクホークスが協力していたようで、
この作品だけ球団名が実名になってるのは逆に統一感なくて微妙だった気が。