へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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ゼロ年代珠玉のアニメソングスペシャル

ゼロ年代の萌える・泣ける・燃えるアニソンを特集するNHKBS2本気の歌番組・・・だとばかり思っていたらノンテロップOP祭りだった。な、何を言ってるんだか・・・!!
いや、マジでこんな映像的に貴重な番組になるとは思ってなかったんで録画画質低くしちゃったよ!!
原作映像付きとそうでない曲の差がどこにあるのかは今ひとつわからなかったけど、これだけの量のノンテロップOPが流れることなんて恐らく前例がないだろうからなー。NHK、一体何をした!?
とりあえず、ノンテロップで流れた作品名を上げていくと――。


けいおん!月詠ラブひなネギま!ハピマテ名場面編集版)・化物語(撫子)・ハルヒちゃんの憂鬱・CCさくら丹下桜生アフレコ付き)・マクロスF(真空クレバス回)・化物語(ED)・フルーツバスケット大地丙太郎特別編集版)・エアマスターバジリスク・なのはAs・グレンラガン喰霊


更にライブで歌われたのが――。


プリキュアMH・時かけ・ぼくらの・電脳コイルAIR・ブライガー柴田秀勝アオリ付き)・アクロバンチトップをねらえ日高のり子佐久間レイ生アフレコ付き)・キングゲイナー・GONG(第三次アルファ映像付き)・武装錬金


これに加えて曲紹介だけのもの、ゲスト解説に合わせて紹介されたものなども合わせると本当に凄まじい物量だった。
D4プリンセス電波ソングが市場に出て、テニプリキャラソンを経てハピマテ祭りが起こり・・・といったように真面目にゼロ年代アニソンの流れを総括する形が出来ていたのも見事だったな。
丹下桜は何年ぶりのCCさくら演技だったんだろう・・・まったく変わってなくて驚愕したが。ここに歌い手として牧野由依が呼ばれていれば夢のWさくらが・・・とか思わないでもなかったけど。
日高のり子佐久間レイもさすがの貫禄だった。最近、佐久間レイといえばマイメロだったがまだまだお姉様でいけるな。
柴田秀勝に関してはこんな一点豪華主義な扱い勿体なさ過ぎると逆に観ていて恐縮するくらいだったなぁ。
ちなみに特別枠のブライガーはこのあとの金田伊功特集への伏線にもなっていてNHKの構成力に脱帽。
岡崎律子に贈る大地監督編集のフルバは、そういえばラストがお母さんの遺影なのが強烈だった。しかも二度繰り返す・・・。
あと、本来アニソンじゃないGONGだがスパロボによる旧作復古がゼロ年代のアニメ界、ひいてはアニソンに与えた影響は多大なのでここにあるのは間違ってはいないと思う。サビ入り前にイデ発動してたし。
個人的には満場一致で最後の締めが「真っ赤な誓い」だったのに色々と想うものが。
ジャンプで打ち切り食らったあとに深夜でTVアニメ化した作品のOPが、ゼロ年代を象徴するアニソンと呼ばれるようになるこの皮肉!!
こうして改めて眺めても、ゼロ年代アニソンとされるもののなかにジャンプ系や土6&日5系はほとんど入ってないんだよなー。どうにか挿入歌の暁の車くらいか。
そこをタイアップの一言で外してはゼロ年代の総括として完全ではないと思うんだけど、まあそこまで突っ込んでいくとまとまらないか・・・。
まだまだ可能性のある番組なので、出来たら第二弾にも期待したい。