宇宙兄弟 ＃９

日々人の遺書を見つけてしまい今更ながら宇宙飛行士を目指す覚悟のなさを自覚する六太。
家族や同じ研修生の事情に触れて、ようやく六太が自身のモチベーションの大元を再確認する流れになってきたのは良い感じ。
正直、今のままだと周囲の善意と幸運に支えられ過ぎていて、六太自身を応援する気持ちになりにくいからなぁ・・・。
今回も隣の席の奴のお菓子食べちゃうのは微笑ましいとしても、偽キスマーク色紙を好きな女に送って興奮する様子はさすがにどうかと思ったぞ。
前回のTVでの嘘もそうだけど、許されるか許されないかギリギリの行為を愛嬌のあるキャラで押し切っていくのは面白いにしてもこの先しっぺ返しがありそうで不安になる。
果たしてこの男は宇宙飛行士に相応しいのかどうかというテーマは常に問われているのに、いつも周囲の助けや六太のポジティブモノローグでかき消され先送りにされているのが気にかかる。
確実にジワジワ何かを積んできている印象はあるんだけど・・・。
ところで、フォーゼの映画にキョーダインが出るらしいが、むしろコラボするならこっちなんじゃ。