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(TVK)Fate/Zero 2ndシーズン #9

『Fate/Zero』 Blu-ray Disc Box II [Blu-ray]
最終決戦へ、それぞれの決意。
切嗣の本性を知り失望から絶対そんなもの打ち倒してやるというモチベーションを得る言峰が、外道ではあるがどこか物悲しい。
あれだな、バットマンに依存するしかないジョーカーというか、アンパンマンに対するバイキンマンというか、所詮本性に悪を抱える者はヒーローの存在なくして安息を得られないのだな。
一方で切嗣は全てを失いたった一人の決戦を覚悟して・・・アレの存在すっかり忘れているのがヒドい!!
いや視聴者的にもそういえばセイバーどこいったって感じではあったのだが、この蚊帳の外ぶりは切ないなぁ。
ライダーとウェイバーの関係性の高まりとそのドラマが今回の見せ場として素晴らしく輝いていただけに、切嗣とセイバーのこの不毛さも際立つ。
切嗣はそういう意味でセイバーを拒絶した最初の段階で全てに失敗しているんだろうなぁ・・・。
ライダー組はウェイバーの成長を描き切って、あとは両者の別れをどう見せるかのみかな。
これはウェイバーはさすがに生き残る・・・と考えておいていいのだろうか?
殺戮と絶望しかなかった聖杯戦争のなかでウェイバーが唯一の希望として残るのだとすると熱いが。
それにしてもウェイバーはどんどん美人になってくなー。アイリスフィールがラスボス化しちゃったんでもうウェイバーヒロイン説を阻むものは皆無だし。