へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

なれのはて 過去感想は作品タイトルで検索してください

スポンサードリンク

(新)超速変形ジャイロゼッター #1

Let's Go!(初回生産限定盤)(DVD付)
スクエニが各自動車会社とコラボして放つアーケードゲームのアニメ版。
総監督:高松信司、監督:森邦宏、シリーズ構成:佐藤大とストーリーライダーズ、キャラデザ:湯本佳典、制作:A-1 Pictures
高松信司は今期「銀魂」「イクシオンサーガDT」と掛け持ちなので実質は森邦宏が指揮している・・・と思ったのだが、内容やEDを考えるとかなり高松テイスト強そうだな。
シリーズ構成はこれ個人ではなく佐藤大のチームがやってるってことか。湯本佳典とは高松信司は「男子高校生の日常」、佐藤大は「少年突破バシン」で組んでる。
で、本編はAIカーが浸透し子どもでも自動車運転が可能になった未来都市ヨコハマでロボットに変形するAIカーを巡るバトルが始まる話。
AIカーのモデルに実在のクルマが使われている以外はシンプルなホビー系ロボットアニメ展開。
余計な情報は丁寧に削られていて、とても観やすく取っ付きやすい。秘密組織にロボを託され幼馴染を救出する為に走り出す、初戦の流れも実に王道で変な仕掛けが一切ないのが良い感じ。
それでいて、じゃあ普通にキッズ向けオンリーのアニメなのかというと、そう捉えるには女キャラがみんなエロ過ぎて困る・・・!!
考えてみればクルマを題材にしているんだから完全にキッズ向けの刷り込みだけじゃ不充分でクルマに興味ないアニオタ層を狙うのも当然だよなー。らーぐりーんらーぐりーん。
ただ、その点ではロボットアニメとしての演出に若干の物足りなさは残る。
特に変形シーンは演出はいいのにトランスフォームの過程をカットしているのが納得いかないなぁ。
実際のオモチャはちゃんと変形するみたいなんだけど、その辺は今後のフォローに期待。
高松信司によるロボが踊り狂うCGEDは凄まじい出来なんで、ああいうノリはもっと本編にあっていいかも。
それにしてもあのEDはやり過ぎることで逆に不気味の壁を突破しているように見えるのが興味深い・・・。
声優陣では井上麻里奈の少年ボイスがハマって・・・るのに、何で母親役と兼任なの!?
さすがに主演にそんな妙な負担をかける意味がわからないんですけど!?