ダンボール戦機W ＃４１

キラードロイドペガサスと合体したゼウスを倒し、レックス妹の野望とアダムとイヴを止めて一旦のハッピーエンド。
最終決戦が今までのバトルと比べると今ひとつ盛り上がりに欠けていた印象。
レックスの盗撮映像をパッチワークして擬似レックスに真意を語らせるオチも少しテーマとズレていたりと、多少引っ掛かるところが多かった。
擬似レックスはアダムとイヴやキリトの恋人ロボ、そして何よりLBXに代表されるロボット的存在が最後に死者のメッセージを正しく伝えるというテーマ的には一貫性のある描写だったにも関わらず、ほとんど演出上の深みがなかったのが残念。
何か「ガンダムAGE」最終回の残念さがここにきてこっちにまで伝染してしまったような感覚も持ったなぁ・・・。
アダムとイヴを破壊したヒロママがヒロの元に戻るオチも、母性を取り戻したならアダムとイヴの供養を先にしてやれよと思ってしまった。
本当に、伝えたいことはわかるのに言葉が繋がっていないようなもどかしさがあったな。
キリトがオタクロスに「同じフィギュア萌え族として気持ちはわかる」みたいな諭され方したのには勢い笑っちゃったよ！！　もっと泣かせるシーンになりそうだったのに！！
ただ、これで大団円と見せて新たな戦いへと続くラストはお約束ながら結構燃えた。まだ続きがあるなら今回が今ひとつでも我慢出来るし。