絶園のテンペスト ＃６

白骨化した姫様の謎、吉野の裏切り、真広の狂気、全てが運命に呑まれ流れ出す。
しばらく姫様の死の謎を軸に進むのかと油断していたら、一話の間に状況も各キャラの思惑も怒涛のように動いてとても一つの問題に構っていられない。
吉野が真広に無断で年増と裏取引していたのも驚いたし、真広と妹に血の繋がりがなかったというのもそんな大事なこと今言うのかよと驚いた・・・。
ああ、それじゃ吉野は真広に妹と付き合ってるなんて言えるわけないよなー。真広の本心知ってて寝取ったとは鬼畜！！
妹の方もどんどん清純なイメージが剥がれ落ちていて、いよいよEDの爽やかさが罠に見えてきた・・・。
しかし親友にも妹にも裏切られ、頼りの姫様も死んでいるかも知れない状態で真広自身は実にヒロイックに行動していてカッコ良い。
真広のポジションって、本人に変化はないのに周囲の連中の色が変わることで変化して見えるのが興味深いな。