PSYCHO-PASS #11
・朱の友達を巻き込んでのデスゲーム、最悪の決着編。
・まあ、虚淵だし1クール終了の節目だし友達妙に可愛く描かれてたし、そりゃ死ぬよね・・・。
・しかしその死に至る描写はこちらの覚悟を見透かしたようなエグさ。
・理不尽と無力感をここまで徹底して見せつけるサドっ気にはさすがと言わざるを得ない。
・朱の未熟、システムの不備、選択の失敗、全てが取り返しのつかない結果で覆いかぶさってくる重苦しさは見事だった。
・ただ、信じていたシステムが無効化されてしまう恐怖と絶望については、そもそもシステムの欠陥を感じさせる話ばかりやっていたのがマイナスになっていた印象。
・序盤に曲がりなりにもシビュラシステムとサイコパス判定で救われている人もいるという社会の側面を見せておいてくれれば、もう少し多角的な視点が出てきていただろうに勿体ない。