へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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マギ #17

マギ 3(完全生産限定版) [Blu-ray]瞬く星の下で(期間生産限定アニメ盤)The Bravery(初回生産限定盤)(Blu-ray Disc付)
MAGI SOUNDTRACK~Up to the volume on Balbad~
バルバッド編、完結。
最大の見せ場であるアリババVSカシムの決着は、ひたすら梶裕貴福山潤の芝居の激突が素晴らしくそれだけでも鳥肌立つくらいだったなー。
才能や境遇の悪さに鬱屈するカシムの葛藤は現在の格差社会に通じる非常に共感性の高いテーマも担っていて、セリフの一つ一つが真に迫っているのを感じた。
ただ、最終的にはアリババとカシムの絆に集約されていくのでその辺の問題意識は結局、持ち越しになってはいるんだよな・・・。
最後の「ソロモンの知恵」による死者との再会も、悲劇に塗り固められた世界に僅かな希望を与えるという以上の意味合いにはなっていないし、ハッピーエンド然とした雰囲気に反して終わり方はビター。
全てを超越するジョーカーであるシンドバッドの活躍も、完全に主人公の貫禄。っていうか、あいつらが金属器盗んでなかったらシンドバッドだけで全て解決出来てたよーな。
アル・サーメンの会議もいかにもゼーレ的な怪しさ爆発で面白かった。「アジェンダ」のせいで、みんなの党怖えみたいなイメージになってたが!!