へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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PSYCHO-PASS #17

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PSYCHO-PASS ラジオ 公安局刑事課24時 春の交通安全SP
シビュラの真実と槇島さんの大脱走。
素手でサイボーグをぶちのめす槇島さんが超カッコ良かったが、じゃあ前回それをヘルメットの一撃で倒した朱は何者なんだ!?
別に戦闘用でもないのだろうからサイボーグを素手破壊することに理屈で間違いはないんだろうけど、「攻殻」のイメージが強いんで結構な世界観クラッシャーに感じたなー。
確か「RD 潜脳調査室」だと対サイボーグ格闘術って達人級の技術だったと思うし・・・。
しかし、紙の本をめくる感触が好きと言っていた槇島さんの肉体性へのこだわりが、ここで強烈に物語を動かしてく流れは興味深い。
一方で中身が実は標本事件の変態犯人だった局長も、榊原良子の演技によって恐ろしい存在感を発揮していて感心。
警察のトップの中身が猟奇犯罪者に入れ替わっていて、それがババアの見た目で活き活きと社会を語る訳わからんシチュエーションを成立させていたのは凄い。
それにしても人間の脳を使ってるなんて話よりも、もはやザルなんて次元をとうに超越したシステムの欺瞞が圧倒的でこれはこれで絶望する。
しかも、シビュラのおかげで日本だけが法治国家として生き残っているなんて話まで出てきた。この世界って一体・・・。
シビュラって本来は要するにイデとかボトムズのワイズマンのような集団意識の統合を目指していたんだろうけど、技術がまだローテク過ぎて犯罪者の脳しか使えないんだろうか?
ネット世論が往々にして極端な意見に塗り潰されるようなことと絡めたらもう少しリアリティ出そうなのだが、何かもうそういう段階超えた気もするな・・・。