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ダンボール戦機W #56・57・58(終)

劇場版 イナズマイレブンGO vs ダンボール戦機W (初回限定版) [Blu-ray]ダンボール戦機W 第11巻 [DVD]ドラマCD ダンボール戦機 「 戦士たちの休息 」
56話。懐かしの仲間を加えての新LBX初実戦。
ああ、リュウとかはもう出てくるだけで精一杯でセリフないんだ・・・。
それでも最終決戦に駆けつけてきてくれたのは嬉しかったな。
ジンとユウヤがWイカロスを引き継ぐ展開もなかなか熱かった。本音を言えばお下がりではなく二人にも新型作ってやれよとは思いましたが。そして次の回では普通にトリトーン&リュウビ直ってましたが・・・。


ラス前57話。超巨大スフィア形成の為、今度は全世界からLBXプレイヤーが集結!!
前回の話をスケール大きくして早速繰り返しただけのよーな気もしたが、ゴジョーさんの顔を見た瞬間に細かいことはどうでも良くなった!!
世界大会の美人姉妹とか種馬さんとかリュウ達よりも出番最近のはずなのに何故か無茶苦茶懐かしい・・・。
また、LBXを愛する者達が集まって、強化ダンボールの発展形であるスフィアで核(みたいな)兵器を抑え込むというシチュエーション自体がテーマ面で凄く良く出来ていて感心。
プレイヤーの安全を各国首脳はどう考えているんだとか色々突っ込みどころは多いけど、「物語上の正しさ」が上手く機能しているのでその辺あまり気にならない。
巨大ロボットの手足を破壊して内部に乗り込む作戦も、スーパーロボットに対するスモールロボットのメリットを活かす展開になっていた印象。
しかし親父がこの期に及んで命懸けで勝手なこと始めたのには笑った。だから、相談しろよ!! いつもそれで失敗してきただろうが!!
郷田と仙道がバックアップに回ってて助かったが、最初から二人を護衛にしてれば余計な手間なかったんだよなぁ・・・。


最終回58話。ミゼル・オーレギオンを打ち倒し自爆からも生き延びて、ようやく親父が家に帰るハッピーエンド。
やっぱりこの物語のラストは親父の帰宅シーン以外あり得ないよね!! ずっと待ち続けていたママンはまさに聖母。
他のエピローグカットもキャラ愛とネタが満載で非常に楽しかった。第一期がエピローグなしで終わっただけに、セリフなしでもこうしてその後の様子を見せてくれたのは嬉しい。
しかし、ヒロとヒロママは母と息子というより恋人同士みたいになっててちょっと不安になるぞ。結局、こっちの家庭は父親の話が出なかったな。そして、何気にWiiUで新作フラグ。
ミゼル戦は必殺技の畳み掛けで終わったので、第一期のレックス戦と比べると少し単調だったかな。
ただ、役立たずで終わりそうだったランが最後に見せ場を貰えて、この三人のチームであることの意味が確認されたのは良かった。
脱出の際にもランの破壊力が完全に範馬勇次郎みたいになってたし・・・。
バン達を仲間のLBXとスフィアが守る決着も、引き続きテーマの収束がはっきりしていた。
欲を言えばあのシーンで一言「強化ダンボールが守ってくれた」みたいなセリフがあれば更にわかりやすかったけど、そこまで説明しなくても今の子どもには伝わるか。
とにかく、「オモチャの宣伝の為に戦争をする」というロボットアニメ的な、そしてコロコロアニメ的な命題に最後まで真摯に向かい合ったシリーズの節目に相応しいラストだった。
LBXが巨大ロボットではなく実際のプラモデルと同サイズであることの意味って、ここまでくると本質的に重要なことだったんだなと改めて感じる。
間違いなくロボットアニメ&ホビーアニメの転換点として、今後も語られ続ける作品であったと思う。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。
・・・で、次が学園ものでありながら明確に「戦争」をタイトルにしているのは意味深だなぁ。