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へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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さくら荘のペットな彼女 #24(終)

さくら荘のペットな彼女 Vol.4 [Blu-ray]さくら荘のペットな彼女 Vol.5 [Blu-ray]TVアニメ 「 さくら荘のペットな彼女 」 ドラマCD 第3巻
さくら荘に新入生を迎えて、まだまだ青春時代は続くよ最終回。
正直、ここまでやってまだ一年も青春あるんだ・・・と、若干うんざりするような気持ちもなくはない。
この物語のテーマを考えると、きっちり青春の終わりまで描き切る方が美しいのは間違いないと思うのだが、原作無視してそこまでやるのも問題あるし先を想像させる形での終了は手堅くはあったかな。
七海が実家と向き合ってさくら荘に戻ってきたのも、本来そうあるべきだったスタートラインに回り回ってようやく立ったという感じにもなっていた。
まさに青春回り道、モラトリアムの象徴たるさくら荘の面目躍如な最終回という印象。
全体としても、青臭い主張を常に全力直球で投げつける照れのない作りには覚悟とセンスが感じられて、何だかんだで圧倒されていたなぁ。
何より物語の内容が、監督にも脚本家にも声優にも完全に他人事にならない生々しさを持って迫っていて、勝手な思い込みもあるが私小説のような凄味が見えた。
この作品で、いしづかあつこ&岡田麿里の組み合わせを実現させたプロデュースサイドは本当に良い仕事したと思う。
まあ、作外の騒動への対応とか色々と問題も多い体制だったけど、何かスキャンダラスな雰囲気が常に漂っていたのは似合っていた。
松岡禎丞のあまりにもウザい本気の芝居も、ぶっちゃけどこまで芝居なのかわからなくなる舞台演劇に似た熱が沸き立っていて個人的には面白かった。
この釣り詐欺タイトル、このアニメアニメしたキャラ、このカラフルな世界観をバックに置いて、汗の匂いが伝わるくらいのリアリティを追っていたのは単純に凄い。
そのアンバランスさが万人受けしない空気に繋がっていた面もあるだろうが、前も書いたが「刺さる」人には強烈に刺さる作品になっていたのではないかと思う。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。