へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

なれのはて 過去感想は作品タイトルで検索してください

スポンサードリンク

(新)断裁分離のクライムエッジ #1・2・3・4・5

断裁分離のクライムエッジ 一幕 [オリジナルマスター版](初回封入特典:緋鍵龍彦先生描き下ろし収納ボックス&同梱CD&イベント先行購入抽選券ほか) [Blu-ray]「断裁分離のクライムエッジ」OPテーマ 運命の檻「断裁分離のクライムエッジ」EDテーマ 君と二人断裁分離のクライムエッジ ドラマCDアルバム
コミックアライブ連載、エログロリョナフェチ異能バトル作品のアニメ化。
監督:山口祐司、シリーズ構成:浦畑達彦、キャラデザ&総作監平田雄三、制作:Studio五組。
特徴的な絵作りもいかにもな題材も非常に山口祐司作品らしいのだが、今回はスタジオディーンではなく五組。
これまでの山口作品とスタッフはほとんど被っていないように思うのだが、それであのディーンっぽい画面が共通するのは面白いな。
本編は、猟奇殺人鬼を先祖に持つ者達がその呪われた凶器を武器に「髪の女王」と呼ばれる超ロンゲロリを巡って争う話。
一応、異能バトルロワイヤルに分類される設定にはなっているが、そんなことより髪フェチロリフェチ猟奇フェチな欲望を満たすことが第一な作り。
髪フェチの変態性をスタイリッシュに描き出す第一話の演出は、作品の行くべき方向を明確に指し示していて感動した。
花江夏樹と小岩井ことり、主演二人の新鮮さも魅力的。小岩井ちゃんが祝ちゃんか・・・。
二人とも今までの代表作だと天然系だったんで、心に暗黒を抱えたキャラをどう表現してくれるのか楽しみ。


2話。呪いに縛られた病院坂姉妹の事情と怪物の襲来。
主演二人に気を取られていたが、病院坂妹の福原香織もこういうヤンギレ役は珍しいなー。
殺人衝動を抑える為に虐待を受け続けるパートナーの存在など、設定の病み具合がまた強烈。
注射器プレイは本気でシャレにならないし、これをエロいシーンとして演出するのもイカレてて見事!!
しかし戦闘シーンで画面に色が乗るのは、意図した演出なのかグロ規制なのか判断つかなくて戸惑った。
ここまでやっておいて今更、血が赤いのが駄目ってこともないだろうし謎だ・・・。


3話。屋敷に文字通り殴り込んできたスレッジハンマのせいで、祝ちゃん失禁祭り!!
風呂入っているところを襲われてバスタオルで逃げるだけでも充分なのに、その状態で失禁!! ご褒美過ぎる!!
本格的なバトル回だったはずなのに、フェチサービスがツボをつき過ぎていてバトルどうでも良くなりそうだったなぁ。
そもそも、イチャイチャしている間に壁殴り代行されて敵に侵入される流れがどこまでマジなのかわからんし。
とはいえお姫様を守る為に戦いの狂気に身を晒し戦う切の主人公らしさもなかなかカッコ良く、バトルものとしても充分な魅力はあった。
しかしスレッジハンマの人は本当に正気をなくして暴れていただけで退場なのか・・・。


4話。井上喜久子子安武人のピアノ弾きカップルとの出逢いと、変態石田と変態女性警官登場。
ピアノカップルの方はまだ正体不明の段階ながら、声だけでそのスペシャル感がビシビシ伝わる。
盲目のピアニストと耳の聞こえない調律師の組み合わせもそれだけで得体の知れない背徳感、他人が入り込む余地のない共依存関係が明確に感じられて興味深い。
一方で、インフィニットジャスティス石田彰と首絞めプレイでイっちゃう警官さんはどちらも変態度が突き抜け過ぎていてヤバい!!
絞首刑プレイはハイレベル過ぎる・・・。長妻樹里は「たまこまーけっと」のかんなちゃんか。また極端な変態役で出てきたな。


5話。ドMを踏み越えて、進むSを!! 嗤う!! 豚よ!!
というわけで、オリエンテーリングでの切と祝の深夜断髪デートと、中村悠一日笠陽子のSMコンビ襲来。
中村&日笠がSMしているだけで嗤うんで本当にこの作品の変態キャラ配役の的確さは勘弁して下さい・・・!!
「豚」連呼が微妙に進撃とシンクロしてるのも吹かざるを得なかった。あんたはEDじゃないのか!?
オリエンテーリングの賑やかなノリや断髪デートのロマンティックな雰囲気など、今回は他のシーンもバラエティ豊かで見どころ多かったな。
まあ、最終的には祝ちゃんが洗脳男どもに陵辱されかけるシーンで最大パワーが発揮されるわけですが!!
今まで守られるだけだった祝ちゃんがそれこそ自ら進む意思を示すラストも熱かった。ジャージのズボンだけ脱げてるのもナイス。