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へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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(新)とある科学の超電磁砲S #1・2・3・4・5・6・7・8

とある科学の超電磁砲S 第1巻 (初回生産限定版)(特典ディスク付き) [Blu-ray]sister's noise(初回限定盤)TVアニメ「とある科学の超電磁砲S」オープニングテーマGrow Slowly (初回限定アニメ盤) (TVアニメ「とある科学の超電磁砲S」エンディングテーマ)
間に「禁書」二期&劇場版を挟んでいるが、「超電磁砲」としては三年ぶりとなる第二期。
監督:長井龍雪、シリーズ構成:水上清資、キャラデザ:田中雄一、制作:J.C.STAFFといったメインスタッフは継続。
他はサブキャラデザに冷水由紀絵、アクション監督の名義で椛島洋介が追加。
本編は「禁書」第一期で描かれたエピソード「妹達編」を改めて美琴視点で描き直すセルフリメイク的な内容。
しかし、第一話はそういうある種ネガティブな「繰り返し」のイメージを覆すように仕掛けが満載で、三年ぶりの「超電磁砲」らしい魅力が完全復活していた。
いきなり今期には出番が間に合わないと思われていた原作人気キャラ、メンタルアウトこと食蜂操祈さんを出してくるサービスにはやられた。しかも、見た目が美希っぽいのに声は雪歩かよ!!
アニメ映えする華やかなデザインと浅倉杏美の珍しい蠱惑的な芝居が合わさって実にエロい・・・!! 第二期開始すると同時に第三期希望と言わせてしまう罪作りなキャラだなぁ。
また、アニメ第一期の直後であることを印象付け物語を無理なく接続し直すゲストキャラの扱いにも感心。
春上さんとか入院してる友達とか、第二期でなかったことにする可能性もあっただけにこの扱いの良さには驚いた。
原作は原作として、アニメではあくまで第一期で積み上げた美琴達の日常の延長線上の「妹達編」を再構築するという意思表明にもなっていたのかな。
クライマックスの空中戦も「禁書」以上にヒロイックなアクション構築が「超電磁砲」の美琴らしくてカッコ良かった。


2話。謎の都市伝説を追ううちに、美琴が自身に関わる深い闇の一端に出くわす話。
佐天さんは第二期ではシリアス話がなさそうなんで、徹底的にバカキャラでいくのか・・・。
都市伝説に始まって、オカルトと陰謀論が交錯する怪しい雰囲気にハッタリ含みの能力バトルにと、今回は導入編だけあって原点回帰を強く感じる話に。
科学サイドと言うけれど、むしろオカルトが認知されていないからこそ恐怖は際立つわけで、こういう不気味な雰囲気作りは「超電磁砲」の方が向いてるのかも知れないなー。
今回登場の布束さんは原作絵と比べデザインが可愛く変更されている模様。まあ、女の子は可愛いに越したことはないしな。


3話。自身のクローン計画を知った美琴がその調査に着手。一度は計画の中止を確認するが・・・。
とりあえずは美琴のクローン計画が生まれたそもそものきっかけの説明。
妹達計画は「禁書」の時点から相当に突っ込みどころの多い内容だっただけに、一つ一つ疑問点を潰していく細やかなフォローは重要。
そうして計画の説得力を上げておかないと、美琴が追い詰められていく今後の展開にも悪影響が出るわけで。
それにしても美琴の潜入捜査能力は「超電磁砲」になるとキャッツアイや峰不二子レベルになるな。「禁書」だと繊細なスパイ活動に向いているようにはとても見えないのに・・・。
あと、本来なら出番が激減しているはずの黒子や初春達を隙あらば出してくる構成も良く出来てる。


4話。形を変えて継続していた計画が生んだ新たな「妹」が、ついに美琴と接触する。
全裸で製造される妹の様子は、普通ならもっとサービス的に見えるところだろうに何かひたすら怖い・・・!!
妹を扱う女研究者の態度、冷たく接している方はまだマッドサイエンティストらしくて納得するが、むしろ妹に人間的に接している方が気持ち悪い。
相手を人間のようだと認識していながら、同時に実験動物よりも無残に使い捨てる感性の麻痺具合が本当の意味でイっちゃってる感じするなぁ。
美琴が一人、子どもたちと一緒に遊び歩く日常パートとの対比も情感のある演出が非日常とのギャップを深めていて見事だった。
こういうシーンの作り方は長井龍雪が監督している意味が強く発揮されている印象。


5話。「妹」との奇妙な時間を過ごす美琴。だがそこで生まれた想いは、一方的に引きちぎられる・・・!!
というわけで、本当は妹達を殺したくなんかないのに仕方なく必死でコミュニケーションを試みながら心を抑えて虐殺を続けていたはずの一方通行さん大暴れ開始!!
え〜っと、この「妹達編」の最大の矛盾点ってあとで一方通行さんが実は良い奴だったと判明することだと思うんだけど、せっかくその点にフォロー入れられる絶好の機会なのにそこはスルーするのな!!
いやまあ確かに、ベジータが最初から味方っぽい態度でいるドラゴンボールとかそんなの萎え萎えなんでこの場面での一方通行を敢えてド外道に描くのは間違ってはいないのだが、それにしてもこんなことしておいて虐殺した女のロリ版が出てきたら速攻惚れる一方通行さんクズ過ぎる。
本音では女の子とコミュニケーションを取りたいからその娘の足を笑いながら引きちぎるって、どんな異常性癖者なんだか・・・。
岡本信彦の演技も「禁書」二期までに積み重ねた変化を一旦リセット・・・どころかマイナスまで振り切って鬼畜悪役に徹しているのには妙な感動を覚えたくらい。
それと前半の美琴と妹のコミカルで心温まる交流から後半のスプラッターに雪崩れ込むメリハリ利かせた構成は素晴らしかった。ED入りも熱い!!


6話。一方通行に敗北した美琴が、孤独な戦いへと身を投じる。
そういえば美琴VS一方通行はアニメで初めてのレベル5能力者同士のバトル描写になるのか。一期では直接対決はなかったし。
美琴は相変わらず鉄骨の使い方が上手いな、レベル5だけに。それを文字通り平然と跳ね返す一方通行のチートぶりも凄い。
鬼気迫る佐藤利奈の芝居も、これほどドスの利いた声が出せたのかと驚かされたな。
しかしオリジナルが出てきて激怒してるのに、いや俺はクローン壊してるだけで人殺しじゃないっすよと言い放つ一方通行も無茶な御人だ。
とはいえこの場面、良く考えると一方通行は言葉と裏腹にちゃんと殺さないように手加減しているっぽいのに美琴の方はマジ殺しにいってるわけだから、むしろ美琴の方がヤバいのかも知れない・・・。
後半の美琴と仲間達のシーンはアニメオリジナル。
原作だとここから美琴は本当に孤立無援の戦いに身を投じていくようなのだが、アニメだと第一期ラストで「一人で無茶しない」と結論を出した直後の話である関係上、あくまで友達のことは「見えている」路線でいく模様。
みんなが心配してくれているのはわかるが、それでも正体隠して孤独に戦うしかないという変身ヒーロー的な矛盾に突入していくわけね。それはそれで面白そう。


7話。で、そんな美琴の葛藤を見守ることしか出来ない黒子の想いを描くオリジナル回。
みんなで四つ葉のクローバーを探すクライマックスが完全に「ハチミツとクローバー」。
つーか、ゼノグラシアの印象が大き過ぎてハチクロっぽいと思いつつしばらく長井龍雪の初監督作品がハチクロ第二期だったことを忘れてた・・・。
それにしても今のところシリアス展開続きなんで、黒子が変態ではなくすっかり良妻でちょっと違和感もある。
精神年齢がどう観ても中の人準拠になってるとしか思えない・・・!!
あと今回、オリジナル回でありながら逆に原作絵のデフォルメ演出を積極的に取り入れていたのが面白かった。初春ぽかぽか〜。


8話。施設破壊を目指す美琴の前に新たなる敵「アイテム」が立ち塞がる!!
元々は「禁書」の第三期があればそっちでメインを張る予定の方々で、「超電磁砲」へはサプライズ出演。
小清水亜美演じる麦野だけはゲーム版で先行登場していたが、残りのメンバーはこっちで先にアニメ化される形に。
で、声優が・・・内田真礼!! 赤崎千夏!! 洲崎綾!! 京都方面のアイドル軍団か!?
今売り出し中の人気女性声優となると、大体京アニモバマスが先に押さえてるんだよなー。先見の明に驚かされる・・・。
とりあえず今回は内田真礼演じる金髪幼女フレンダ無双。
GJ部」とか「あいまいみー」系のハジケた可愛い演技なのに爆弾魔というギャップが素敵。
かなり嫌味なことを言ってくるのに声のせいで憎めないというバランスも良い感じだった。
赤崎千夏の最愛はまだセリフ少ないが、珍しくボーイッシュな喋りをしていて気になる。洲崎綾の滝壺はそれこそ本領発揮は「禁書」三期待ちなのかな?
あと今回は作画アクションも、幼女VS女子中学生とは思えない本格派な格闘を描いていて素晴らしい見応えだった。
一騎当千」みたいな骨太な女キャラの格闘よりも、こういう細いデザインの女の子がガチ格闘している方が変なフェチ感あるな。