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へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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ちはやふる2 #12〜25(終)

金曜アニメ

ちはやふる2 Blu-ray BOX 上巻
12話〜15話が団体準決勝。千早VSメガネっ娘と仲間達のそれぞれの戦い。
そもそもやる気なかったのに周囲に押されてリーダーとしての資質を開花させていったというメガネっ娘のエピソードが、千早と逆パターンの主人公像になっていて興味深い。
そう考えるとビジュアル的にもクイーンとは違う方向性で、千早との対極を意識したデザインになっていたってことなのかな。
気合い入ってからのメガネっ娘のドS感とかたまらなかった。しかし、あのカメラ小僧どもは会場から追い出さなくて良かったのか!? 邪魔だろ!!


16話は総集編。第一期の時と同じように合間にショートギャグが入る構成。
千早姉といい肉まん姉といい、姉キャラはこういうところで抜け目なくアピールしてくるなー。
前半戦をまとめると、肉まんくんと机くんのエピソードが突出して熱い。


17話〜19話が団体決勝。
相手校の秘密兵器、理音と千早との「感じの良い」対決がメインで進行・・・していたら、最終決戦が大変なことになる二転三転の内容。
ライバルの掘り下げから主人公の突然の怪我、それを超えてのバトルと熱血スポーツものの王道を堂々やり切る千早VS理音も素晴らしかったが、そこから派生して男達の奮闘に持っていくのが実に見事。
太一と肉まんくんの今までの情けなさがここで帳消しにされるとは・・・!!
いやまあ、最終的にはほぼ運ゲーだったんだけど、運を引き寄せる想いの強さに最大限の説得力を与えていたのが凄い。
ただ、理音についてはもう少し千早に対して食い下がる余地があったかなとは思う。
林原めぐみの先生の存在感が強過ぎて、ライバル要素が分離しちゃってた気もするなぁ。
逆に言うとこの師弟コンビはまだ伸びしろ多そうなんで、その先に期待。


20話は決戦前夜。お前達だけが自分にとってのチームだったと言ってくれてる新に対して、「敵だよ・・・」と呟くしかない太一の立場が切ない。
もう忘れかけてたけど、そういえばこいつ昔から新のメガネ隠したりヒドいことしてたよね・・・。
千早は指の怪我でさすがに個人戦は棄権かと思われたが――。


21話で千早が驚異の左手取りに開眼!!
いやいや、さすがにいくら何でもそれが成立したら話が無茶苦茶になるだろ・・・と心配したのだが、意外とどうにかなっててびっくりした。
体重移動が逆になるから札の配置も逆にするとか、むしろ怪我の功名で左利き対策に気づくとか、嘘を納得させる為の積み重ねが逆にいくら何でも都合良く運び過ぎな気はしたけど。


22話。宿命の千早VSクイーン戦。
最終的に怪我を押して立ち向かう千早に対してクイーンが一切手加減せず、捻り潰してくれたのはこの段階ではベストだったのかな・・・。
千早との対決のなかで思い出のなかに置き去りにした友達の名前を取り戻すクイーンのドラマは、どこまでいっても天才は孤独という本質を動かすことなく、それでも救いを与えていて感心した。
ラストの微デレっぷりもなかなか可愛くて、これは百合モードもあり得るのか!?


23話。新VSクイーンが始まったのに、千早が太一VS理音ちゃんの方を見にきちゃって太一が崩れる!!
結果論で言えばようやく太一が報われて良かったのだが、これ千早がこなければ太一はもっとスマートに勝ってたんじゃ・・・。
敢えて「いつもの自分」に戻されたうえで勝ち切ったことが、太一の今後にとって重要なのかも知れないけど。
理音の成長要素がここで出てきたのも嬉しい。しかし結局負けたんで部内での立場が好転するのかどうか微妙・・・。
この作品に限っては爽やかに進むに違いないのだが、どうしても責任を問われた理音が陵辱される薄い本展開を妄想する!!


24話。ゴムゴムの実の能力者、新がクイーンを撃破!!
超加速で手が伸びるシーンが完全にバケモノだよこのニコニコメガネ・・・!!
新とクイーン、作中でどちらの「格」を優先するのかが興味深かったが、はっきりと新を究極目標に置いてきたのにも驚いた。
恋愛とかるたが連動しているのだし、そもそも物語の発端が新なんだから当然といえば当然なんだけど、新がどんどん最強キャラ化していくのも若干違和感あるんだよなー。
そんな新に、実は太一もこっそり全勝で対抗出来ていたことが判明する流れはそのぶん熱くはあった。
太一が負け組に見えるのは千早のことで補正が入ってるだけなんだ・・・本当は出来る奴なんだ・・・!!
しかし林原めぐみの先生はその前の千早へのアドバイスといい、終わり間近に凄い勢いで魅力増してくなぁ。


最終回。謎の病気で右手を手術した千早が、一時的にかるたから離れて色々と見つめ直すことに。
千早の新への恋心が、短歌を通すことで初めてはっきりと浮かび上がってくる展開は素晴らしかった。
これは太一が読んだら死ぬ!!・・・と心配していたら、わりとNTR上等だったのには笑ったけど。ああもう、その程度の試練は覚悟完了なんだ・・・。
試合から離れて、改めて「恋とかるた」のテーマを再認識する形になっていたので、予想以上に最終回らしい満足感は高かったな。
ただ、第一期OPで締めたのは本当にこれで完結みたいで逆にちょっと怖かった。Cパートと提供が完結とは程遠かったんで妙に安心したけど。
第二期全体としては、第一期の時点で奇跡的だったクオリティを完全に引き継いだうえで、よりスポーツとしてのかるたの魅力を掘り下げる熱い内容に持っていっていたのが非常に面白かった。
あくまで部活ものの王道パターンで競技かるたに挑んでいた第一期の頃と比べると、かるたの特性を本格的に描けるフェーズにようやく入ったとも言えるのかな。
それと作画だけでなく、声優陣の熱量や札を払った際の音の一つ一つまで、その場の空気を感じさせる音響回りの演出もより洗練されていた印象。
現状最高レベルのクオリティでありながら、まだまだどこまでも伸びていけそうな可能性を感じさせる点は本当に稀有な作品だなと思う。
実際に続きがあるかどうかは原作次第だろうけど、このまま終わらせるにはあまりにも勿体ないので、何かしら続編には期待したい。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。