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キルラキル (2013秋2014冬)

キルラキル 1(完全生産限定版) [Blu-ray]ラジオCD「キルラキルラジオ」Vol.2

基礎情報

監督:今石洋之、シリーズ構成:中島かずき、キャラデザ:すしお、
アートディレクター:コヤマシゲト、セットデザイン:吉成曜美術監督:金子雄司
音響監督:岩浪美和、音楽:澤野弘之
制作:TRIGGER(参照サイトWikipedia


ガイナックス時代「天元突破グレンラガン」を手がけたメインスタッフが中心となり挑んだ野心作。
グレンラガンでも頻繁に引用された永井豪石川賢オマージュに加え、70〜80年代の学園マンガ&ドラマ要素を数限りなくブチ込み少年マンガテイストで煮込んだ「何だかよくわからない」ごった煮アニメ。

本放送後ツイート(TBS金曜26:55、BS-TBS土曜0:30)


キルラキル、初回終了。魁!炎のリングにススメ組。しかし一番強いのは実はハレンチ学園成分だったという……!! これ最終的にPTAと戦争して全滅するんじゃあるまいな? とにかく勢いのある作画演出はそれだけでも充分楽しい。あとはガチのドラマ性がどれだけ出てくるかかな。


冒頭に地震テロップ入ったし、キルラキルの続きはBSTBSかニコ動に回して、今期の爆弾と噂のBS11の方に移る。
(追記、ここで言う爆弾とは「俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している」のこと。TBSが押すと被ってた)


BSTBSでキルラキル、終了。ハレンチ時々てーきゅう!! あらゆるネタが何かのオマージュなのにあまりに濃過ぎて逆に個性にしか見えない。全盛期ガイナにあった勢いが確かにここにある……!! ヒロインが意外と純情常識人だけど、EDからしてアイドルがスケバン演じてるイメージなわけね。


キルラキル、終了。史上最大の痴女バトル!! 痴女コスするのにここまで熱い理屈付けが今まであっただろうか!? 作画のテンションも素晴らしかったが、一番凄かったのはマコちゃんだ。あとOPの皐月様がそのまんまだけど、野望の王国ネタも増えてきたな。本当によくこれだけのネタまとめるなぁ。


キルラキル、終了。見ているうちに日本地図の存在がどうでもよくなってくる回だった。全力で好き勝手やってるノリが凄かったが、これってグレンラガン四話でやらかした件を逆に全原画でパロってるって高度なネタでもあったんだろーか? 本気の作画崩壊を見せてやる!!……みたいな。


キルラキル、終了。マコ最強説、未だ健在!! マコ劇場は毎回やることになってるのね。作画担当も毎回違うんだろーか? 相棒との熱い友情やら大人キャラとの試練のバトルやら、本筋はイロモノを脱却して素で少年マンガ化してきたかな。この辺りのネタ→マジの変化はグレンっぽい。


キルラキル、終了。Aパートで負ける勇者王は四天王最弱だったが、Bパートで視覚を封じ最強へと復権したのだ!! これが燃え展開の極限圧縮!! 目を潰すのは基本とはいえ、この速度は圧巻だったなー。展開の速度を更にセリフや演出で加速させているのも興味深かった。


キルラキル、終了。マコ最強説がここで本気脚本に昇華!! マコ一家の使い方といい常に上を行く皐月様の存在感といい強度の高い脚本演出が素晴らしい。ベタの決め打ちがいかに強いか改めて思い知らされるというか。しかしマコって普通に四天王になれるスペックあるな。いずれ極制服復活させて欲しい。


キルラキル、終了。蒲郡先輩だけはまともな人だと信じていたのに!! 今回、一般生徒のバトルロイヤルとかサバイバル自動車部とか特に必要な展開じゃなかった気がするのだが、男塾なギミックを積んでいく無駄な丁寧さが興味深かった。ジャンプ系ならこういう回は必要だよなという謎の納得感。


キルラキル、終了。稲田徹の絶頂喘ぎボイスが聞けるのはキルラキルだけ!! 全編あのハイテンションで喋り倒してて、よく身体が持つものだ……!! 今回はバトル云々よりも本当に声優の限界芸を見守る感じだったなぁ。あと、流子がたまに物凄く可愛い声になるのがいい。

10
キルラキル、終了。空を飛ぶとアゴが尖る。スーパーハカーが噛ませ以前の問題だっただけに、蛇崩ちゃんは作画もアイディアもド派手でよかった。もう天元突破しろ。あと、皐月様は明らかに幼女時代が一番可愛い!! こっちも野望の王国が加速したせいでアゴが固くなったのか……。

11
キルラキル、終了。皐月様の帝国すらも破壊する、ゆかりん王国の脅威!! ああ、こういう喋り方する田村ゆかりキャラは本当にチートだなぁ。今期ISでも見たぞ。前半の空中戦はエロと破壊のパッションが迸っていて見事だったが、それさえ前座に過ぎないし勇者王に至ってはもう噛ませ以外の道はない。

12
キルラキル、終了。満艦飾マコ、奴は人間を超えた化物だ!! もうマコだけで生命繊維だろうが全国学園支配だろうが、どうとでもなるだろこれ。暴走流子のアバンギャルドなデザインもマコの昭和泣きの前には無力。しかし田村ゆかりがガチで仇だったのは意外。まだ何か2クール目に仕込んでるのか?

13
キルラキル、終了。これもOPED変更間に合わず? 流子の復活を描くと見せかけてあっさり完全敗北させるのは驚いた。鮮血のパーツを取り戻してパワーアップって展開に繋げるのかな。にしても下着の女の子には布かけて放置する皐月様の絶妙な塩梅の優しさには惚れるなー。

14
キルラキル、終了。ゼニクレイジーオオサカ。本能寺学園が異常なのではなく、全国どこもかしこも狂った世界なんだと把握した。皐月様が支配しなきゃ駄目だこの国!! しかし今回のバトルも色々やってるけど結局マコが最強にしか見えないんだよなー。筋金入りも金のうち。

15
キルラキル、終了。やはり流子VS皐月になると作中のテンションが段違い。四天王が改め祭りで楽しそうなのもよかったが、蒲郡さんは突然巨大化したりマコばっかり見てないで仕事してください。鮮血のど根性ガエル化は演出だろうけど、生命体として進化してきているようにも見えるな。

16
キルラキル、終了。WUGもこっちも総集編じゃなくてよかった。新OPEDはうる星ネタがのうりんとシンクロ。しかし両方アイディア勝負で作画力を節約しつつ上手く見せてて見事。本編は……これ最終的に銀河を投げる規模の戦いになりそうだなー。グレンラガンと世界観繋がってたオチすらあり得る。

17
キルラキル、終了。皐月様が母親を裏切るなんて……うん、わかってた。しかし、誰もが予想する展開にも関わらずきっちり盛り上げてくるのが見事。四天王と盃割るシーンには嬉しくなった。じいやとの会話もよかったなぁ。ただ、このまま皐月様と素直に共闘するのか皐月様の退場もあるのかは未知数か。

18
キルラキル、終了。二人は生き別れの姉妹だったんだよ!! な、なんだ……て、その展開も実は薄々期待してた。そもそも似た者同士だし構造的にはそうくるよなー。それでもちゃんと驚かせてくれるのが凄い。ただもう一人、縫は結局何なんだって話もあるな。縫はカヴァーズ関連? あと停電回避万歳。

19
キルラキル、終了。母親が躾の為に娘の尻をペンペンしているのはセーフ!! 四天王の主役回かと思ってたのに、ガマさんが純情ラブコメしてるくらいであんまり見せ場なかったなぁ。勇者王、セリフはカッコいいのに……。で、流子は石川賢な暗黒面に真っ逆さまで結局主人公は皐月様!!

20
キルラキル、終了。白と黒の大逆転!! このシチュは素直に燃える!! 皐月様の鮮血姿、若干風俗っぽいと思ったがそれもよし!! しかしヒロイン二人が全裸だし男も大概露出してるが、もう淫猥さの欠片もないな。流子は駄目主人公にはなってるが、小清水亜美のワイルド演技は素晴らしかった。

21
キルラキル、終了。すしおさん。メインスタッフ総力結集の超本気モード……なのに、作画演出が遊ぶ遊ぶ!! コマ割り重ねた会話シーンとかマコ出撃とか卒業とか全裸覚醒とか、あらゆるシーンに自由な発想と遊び心が込められていて唖然とさせられるなー。単にテンション高いだけではなく横に広い感じ。

22
キルラキル、終了。姉妹の和解も同時出撃も、喧嘩部マコ復活の前フリ!! 決戦前の和気あいあいとした雰囲気が素敵。願わくば全員幸せな結末を迎えて欲しいが……。皐月様のトゲが抜けた感じは特によかったな。逆に狂気を増す縫は田村ゆかりが素晴らしい。両腕切断はギャグにしてても規制入るかー。

23
キルラキル、終了。鳳凰丸さん、結局何だったんだ……。ラスボスは縫か鳳凰丸かと踏んでたけど、キャラの格の点で羅暁様には敵わなかったか。つーか四天王最終形態と人力特攻が派手過ぎて、もはや神衣も原初生命繊維も見劣りするくらいだよなー。最後に更なる進化があるんだろうか?

24
キルラキル、最終回終了。所詮は過去の名シーンのパッチワークだとしても、燃え尽きて全裸になるまでやり抜いたなら本物なんだ!! ……という、実にこのスタッフらしい最終回だったが、たぶんそこまで深いこと考えず自然とこうなっちゃってるんだろうなーと伝わるのが何より凄い。短髪皐月様最高!!

追記

「パッチワーク」「セーラー服は卒業するもの」といった中島かずき流のテーマ喚起フレーズが秀逸過ぎるので、何か上手くまとまってるように記憶が美化されているが、実際は2クールの間に同じことを繰り返すシチュエーションが多く間延びも目立った。
冷静に考えれば傑作崩れの佳作止まりなのだろうが、そうそう冷静にさせない熱を最後まで発し続けていたのも事実なので放送から随分経っても未だに評価が難しい。
個人的には満艦飾マコ洲崎綾の存在だけで他の評価はついで扱いになってもいいような気もする。