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ファンタジスタドール (2013夏)

ファンタジスタドール vol.1 Blu-ray(12/15クリスマスイベント参加抽選応募ハガキ封入)初回生産限定版【CD付き:オーディオドラマ/OP(うずめオンリーver)/サントラ収録】

基礎情報

監督:斎藤久、クリエイティブプロデューサー:谷口悟朗
設定:遠野明里、構成協力:柿原優子&木村暢、世界考証:鈴木貴昭
キャラ原案・カードデザイン:Anmi、キャラデザ・総作監:加藤裕美
美術監督池田繁美、音響監督:鶴岡陽太、音楽:高梨康治
制作:フッズエンタテインメント(参照サイトWikipediaニコニコ大百科


アニメプロデュース会社アンバーフィルムワークス主導によるオリジナル作品。
カードやドールといったギミックを用いて、まるで土日朝の女児向けアニメのような雰囲気を持った深夜アニメを作る・・・というのがそもそものコンセプトだった、はず。
谷口悟朗のクリエイティブプロデューサー名義は「舞-Hime」「鉄のラインバレル」に続き三作目。
コミカライズ、ノベライズ、ソーシャルゲームなどのコラボ作品もそれぞれ独自の評価を獲得している。
ちなみに、Wikipediaニコニコ大百科の情報量の差が著しい。

本放送後ツイート(BS11日曜24:30)


ファンタジスタドール、初回終了。土曜朝にやれとか思ってたら、混浴、説教、変態仮面のコンボでラストに加速。この脱力具合はブシロードよりもコナミアニメっぽいなぁ。谷口悟郎効果でこの先、殺伐とするのだろうか? 大橋彩香は島村さん系の声だと普通に主演の安定感あるな。


ファンタジスタドール、終了。ケンカする流れはいかにも女児朝アニメっぽい打ち出し方だったのに、バトルで共闘して友情が芽生えただけで解決するのは男アニメ理論な気がしたなー。空飛んで帰るのはロマンティックでよかったけど。全体にまだ朝アニメ偽装が中途半端な印象。


ファンタジスタドール、終了。プールでカナヅチがFreeとシンクロ。バトルになると謎の脱衣とか鬼畜DV野郎かと思ったらキャラ掴めない松岡残念王子とかプロのドールとか、変な方向に面白さが加速してきたな。このままネタ路線を突っ走って欲しい。あと大橋キャラがアイドル目指すのはむしろ当然。


ファンタジスタドール、終了。やっぱりギャグアニメじゃねーか!! 適当にも程がある設定ちゃぶ台返しと超展開の連続に気持ちよく脱力。これ朝夕アニメ路線でも決してプリキュアではなく東京ミュウミュウとかぴちぴちピッチとかあの辺のラインだよね……。しかし松岡王子は何で改心したの!?


ファンタジスタドール、終了。これくらいユルい日常回の方がこの作品には似合ってる気がする。別れのシーンはやり過ぎなくらいの情感演出が面白かった。真面目に感動しながら突っ込みもできるのが見事。しかし何でカード部の部室がごらく部っぽいんだろう?


ファンタジスタドール、終了。日曜だったーの出オチで爆笑してしまった……!! 吉祥寺探索にゴスロリマスターにと本編もネタが多くて若干とっちらかっていた印象。まあそれはいつものことか。カード効果が中二ファッションにまで及ぶのも深く考えたら負け。テーマ的には面白い仕掛けだったし。


ファンタジスタドール、終了。謎ヤカン、謎水着、謎リンボー、謎シリアス、謎ガンタンク、謎人間大砲、全てがトチ狂ってて素晴らしかった!! 相変わらずシリアス要素のぶっこみ方が適当過ぎてどこまでマジなのかさっぱりわからん。あの合体必殺技ドラムロールもささら以外もいらねーだろ!!


ファンタジスタドール、終了。いい話っぽく終わったけど、あの痴女は一体何だったんだ……今回の話に必要だったのか!? そもそも映画ネタと学園祭で頑張るってテーマが唐突に連動し過ぎてて頭が追いつかないうちにごまかされた気がする!! そして、もうタマネギくらいでは驚けないことに驚くよ。


ファンタジスタドール、終了。作画もよく動き話もシリアスな感動展開、だからこそ協力キャノンの異常さが際立つ!! マドレーヌさんは尻がエロいと思ってたら退場フラグだったのか。一人欠けても別に協力キャノンには影響なさそうなんだけど。あと、雨を生足フェチに利用する演出は素晴らしかった。

10
ファンタジスタドール、終了。ママン・ザ・ギャンブラー!! お前ら、いいからスタンドバトルしろ。もう無茶苦茶な展開なのに、何故か主人公が親の導きで成長する王道みたいに見えるのが卑怯!! あとコーヒーカップ攻撃が朝のドキプリと被ってたでランス〜。

11
ファンタジスタドール、終了。委員長は裏表のない素敵な人です!! 普通に喋っているだけで言葉の端々に狂気が滲んでて本気で怖い……。うずめとドールの関係は結局第一話から同じこと繰り返している感じだが、その奇妙なドライさが面白くもある。

12
ファンタジスタドール、最終回終了。感動の最終回を彩るトリプルドラムロール!! 小町さんの圧倒的ラスボス感に対して、うずめ達の友情パワーの象徴がアレで済まされていいのか!? とはいえ、とっ散らかった魅力はそのままに意外ときれいに収束させていたのには職人芸の見事さを感じたなー。

追記

本放送から丁度一年が経過したが、未だにニコ動配信アニメから「ファンタジスタッドー」「アウェイキング!!」の弾幕を張るファンタ難民が消える気配がない・・・。
この作品の何がそんなにも一部の人間の心を囚えて離さないのか、そもそも何でこの作品はこんなことになってしまったのか、一年経っても謎は深まるばかりである。
今回、基礎情報をまとめようとして思ったんだけど、このアニメ誰が主導権を握ってどういう旗振りで作ってたのかがよくわかんないんだよなぁ。アンバーフィルムワークスはサイトの更新止まってるし、斎藤久谷口悟朗が個人でこの世界観を生み出したとも思えない。
むしろ斎藤&谷口は集めたスタッフの個性が強過ぎて闇鍋状態になってしまったのを必死に味を整えて王道路線へと回帰させていたようにも感じる。ラスト二話の奇跡的フォロー・・・!!
あと、初の主役で本格的にブレイクするはずだった大橋彩香が、演技自体は実に堂々としたメインヒロインぶりだったにもかかわらず作品内容のカオスさと同時期の「てさぐれ!部活もの」のダブルパンチであらぬ方向にぶっ飛んでいったのが印象深い。
し、島村さん役を射止めた時には確かにどこにでもいそうな普通の声優!・・・のつもりだったんだけど。