へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

なれのはて 過去感想は作品タイトルで検索してください

スポンサードリンク

ステラ女学院高等科C3部 (2013夏)

「ステラ女学院高等科C3部(しーきゅーぶ)」 1 [Blu-ray]

基礎情報

監督:川尻将由、キャラデザ:梅下麻奈未、総作監:清丸悟
美術監督:松本浩樹、音響監督:渡辺淳、音楽:中川幸太郎
制作:GAINAX (参照サイトWikipedia、演出@wikiニコニコ大百科、他)


「特例措置団体ステラ女学院高等科C3(シーキュー)部」のタイトルで月刊ヤングマガジンに連載された、女子高生によるサバゲー部活動を描いた原作のアニメ化。
原作は「原作・原案:いこま、作画:みどりとももか」によるものだが、この「いこま」という原作者はGAINAXの子会社であるCGプロダクション「吉祥寺トロン」の代表取締役にして大阪芸大講師を務める浅尾芳宣をメインとしたストーリー創作グループとのこと。監督の川尻将由はその弟子に当たる。
監督は2010年に大阪芸大映像科を卒業したのち同年に作られた吉祥寺トロンに所属、その後本作で初監督に抜擢されている。(ちなみにGAINAXでは2011年、庵野秀明を中心とした2006年の大量離脱に匹敵する規模で今石洋之を中心としたグレンラガンスタッフの大量離脱が発生している)
本作はストーリー中盤から原作を大きく逸脱した展開を見せるが、シリーズ構成の役職が存在せず誰がどの程度の舵取りを行っていたのか定かではない。監督には「敗北者を主人公に描きたかった」という意向があった模様。

本放送後ツイート(TBS木曜25:28)


ステラ女学院、初回終了。うぽってから実銃撃ちまくるトンデモ感を抜いて部活萌えを強化した印象。モデルガンでのサバゲーリアリティを追求するのか、そこはハッタリ重視にするのかはまだ不明か。毎回、ランボー妄想でごまかすとか? あとBGMと声優のインパクトに絵が負けてるような。


ステラ女学院、終了。銀匙の超おいしそうな卵かけご飯から、便所飯へ……!! 今回も変なBGMと妄想シーンが目立ってたけど、ガンアクションも工夫があって前回よりよかった。しかし、まだガンフェチ度が弱いか。


ステラ女学院、終了。サバゲーは遊びじゃねーんだよ、覚悟ない奴は今すぐ断髪な!! ……こんなに温泉シーンへの流れが重苦しい作品も久し振りだったなぁ。色々と納得いかないが、とりあえずフラッグ取れるのに全滅狙う舐めプは許されるんですか!? 次回からOPEDのヒロインの髪どうすんだろ?


ステラ女学院、終了。や、ヤバい……このアニメ深刻にヤバい……!! ヒロインが髪切ったのに合わせてOP変えてきたのには感心したのに、本編でまさか勝手なイメージを押し付けられるとは!! 内容的に言いたいことはかろうじてわからんでもないが、演出とかタイミングとか無茶苦茶だよ!!


ステラ女学院、終了。水着回で大勝利エンドなのに、不安感しか残らないって……。真面目に成長ドラマをやるにしても、前回の謎修行は何だったんだって話になるしなぁ。あと水着で撃たれたりジャングル駆け回っても怪我しないあいつらはヤンマーニでも聞いてるんだろーか?


ステラ女学院、終了。だから水着とか学園祭とか息抜きっぽいエピソードに容赦なくトラウマ描写ぶっ込んでこないで!! 今回もまた、こんな不穏さを残してどう笑顔で終わればいいのかと戸惑った……。そもそも男の出入り自由、JKエロ喫茶だらけの学園祭を開催するこの女学院はヤバい!!


(7・凶弾ニ同志ハ斃(たお)レヌ。)
ツイートなし。先輩が「普通に街中で」狙撃され怪我をしてしまい、責任を感じたゆらが勝手に24時間耐久サバゲー大会にエントリーしてしまう話。いろんな意味で絶望への第一歩。



ステラ女学院、終了。このアニメはサバゲーという行為がいかにして清純だった少女を最低のゲスに変えるかを描くものです。ここまで徹底してゲス路線を進むとは、ある意味面白いのかも知れないが誰得ここに極まれり。近距離銃撃戦の見せ場とかいい印象も全部吹っ飛ばすなー。


ステラ女学院、終了。前回、ゆら株が底値まで落ちたと思った。甘かった。下の下まで突き抜けるクズ!! 流しそうめんの日常ほのぼの感の裏で独り乱射してるシーンの圧倒的狂気には震えたよ!! 完全に日常から阻害されて乱射事件起こす暗黒ぼっち。何か凄い地点に向けて転がり落ちてるなぁ。

10
ステラ女学院、終了。クズちゃんは大学生にヒドいことしたよね。どうしてこんなことになっちゃったんだ……ってこっちのセリフだよ!! 本当に心底最悪だよ!! なのに間違った方向に全力で面白い!! これ最初から狙ってこういう作品にしてんかなぁ。それはそれで恐るべき悪意を感じるが。

11
ステラ女学院、終了。精神を病んで街を徘徊した少女が神社で妄想に取り憑かれ、銃を手にしてかつて自分を除け者にした部活を強襲。……どう見ても次回は惨劇!! いやー、今までも大概だったがここまでやって救済を神秘体験任せにするとは。脚本の発想が怖過ぎる。まともなのは棒子だけだよ……。

12
ステラ女学院、終了。前回までのクズゆら話こそ妄想だったんだよ……!! いきなり演出がギャグタッチになってるし、学校全体を戦場と化すバトロワみたいな殺伐能力でハッピーエンドになるし、もうやりたい放題過ぎて降参。とりあえず、サバゲー怖い。しかしTBSお約束とはいえ、まだ一話あるのか。

13
ステラ女学院、最終回終了。最初からこういうユルいノリでやってれば……と一瞬思ったけど、何かこの作品根本的に萌えの概念を誤解していたことが露わになって、これは番外編でよかったのかなと考え直す。やっぱスタッフの資質で本編はああなった感じか……。

追記

どうにか基礎情報を色々と調べてまとめようとしたんだけど……わかんねーよどういう経緯でどうしてああなったのか!!
経験不足の若い監督が才能と熱意だけでひたすら暴走していくのを、後ろ盾になってる原作者兼社長がまったく止めずにむしろ煽ったってことなのだろうが、それにしてもよくぞあそこまで好き放題やったなぁと今思い返しても感心する。いや皮肉でなく。
明らかに窮状にあるガイナックスが未来を切り開くには多少の無茶も必要だろうし、それこそがガイナ魂には違いない。たとえ、誰も待っていない荒野に突き進んでしまったとしても……!!
ところで、関係ないけどアイマスシンデレラガールズのラジオで牧野由依がゲストに登場した際、やさぐれ具合で大橋彩香と意気投合して「後継者を見つけた」とか言ってて、それ「さばげぶっ!」のこと知ってて言ってるんだろ―かと気になった。