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宇宙戦艦ヤマト2199(2013春夏)

宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海 [Blu-ray]宇宙戦艦ヤマト2199 1 [Blu-ray]

基礎情報

原作:西崎義展、総監督・シリーズ構成:出渕裕
チーフディレクター:榎本明広、キャラデザ:結城信輝
美術監督:前田実、音響監督:吉田知弘、音楽:宮川彬良宮川泰
CG制作協力: SUNRISE D.I.D.
制作: AIC(劇場版第三章まで)・XEBEC (参照サイトWikipedia、他)


日本アニメ史上に燦然と輝く金字塔、「宇宙戦艦ヤマト」TV版の四十年を経てのリメイク作。
制作までには「ヤマト」の数奇な運命そのままの紆余曲折があり簡単にはまとめられないが、


1・長年、迷走していた権利者裁判が和解決着したこと。
2・新作劇場アニメ「復活篇(2009)」、木村拓哉主演「実写映画版(2010)」とのトリプル企画として始動したこと。
3・生粋のヤマトファンとして知られリメイクのアイディアを温めてきた出渕裕が監督を引き受けたこと。
4・TV放送前に全七章の劇場作品として順次先行上映することでスケジュールとクオリティを確保したこと。


――などの各種事情が奇跡的に噛み合い、MBS日5枠での2クール放送が実現した。
基本は旧TV版に準じたリメイク作だが、SF設定やストーリー解釈などには大胆なアレンジが施されており、特に女性キャラの大量追加は「ヤマト」の旧来のイメージを大きく刷新している。
音楽については宮川泰のオリジナルをその息子、宮川彬良がアレンジ。TV版1クール目の主題歌にはアニソン界のオールスターが集結した「宇宙戦艦ヤマト」が用いられた。その一方、2クール目には日5らしくUVERworldが起用されている。
また最終回後に完全新作となる劇場版の制作が発表された。

本放送後ツイート(TBS日曜17:00)



宇宙戦艦ヤマト2199、初回終了。CG戦艦の高機動はわざとやってるんだろうけど、爆発CGがショボく見えるのは気になる。それでも全体的に期待以上のクオリティ。ただ、今の世相でヤマトの世界観ってどうなんだろう? 合うのか、逆に合い過ぎててヤバいのか。


宇宙戦艦ヤマト2199、終了。発進シークエンスが熱いには熱いが何か溜めが足りないような。元もこうだったっけ? あと飛んでるCGヤマトがまだ模型が浮いてるみたいに感じてしまう……。追加女キャラの面々はみんな可愛くて期待。EDはいろんな意味で別物だ。


(3・木星圏脱出)
ツイートなし。サブタイトルにあるクライマックスの木星圏脱出の描写は序盤の大きな見どころ。



宇宙戦艦ヤマト2199、終了。先週の録画も直前に見たけど、この序盤戦での出し惜しみのないドラマティックな盛り上げは今見てもいいなー。オリジナル要素として女キャラが目立ってきたのも懐かしさと新しさが両立していて楽しい。ツンデレ森雪にも慣れてきた。


宇宙戦艦ヤマト2199、終了。反射衛星砲かっけー。この絶体絶命なヒキも素晴らしい。沈み方がまさに、このまま完結って感じだ。あとメガネの元の印象が薄いんだがあんなキャラだったっけ?


宇宙戦艦ヤマト2199、終了。強い、絶対に強い!! ヤマトの主役メカとしての圧倒的強さは今見ると新鮮だ。ひっくり返るだけで何故カッコいいのか……。山寺デスラーはイケメンだなー。けど富山敬の代役で古代やってた頃より合ってる気はする。そしてクレジットの三連続チョーさんで笑う。


宇宙戦艦ヤマト2199、終了。昔ながらの切ない地球との別れと、おっぱいメイドナースのギャップが凄え!! 山本とのラブコメに森雪の過去と、オリジナル要素も温まってきて先が楽しみ。真っ赤なスカーフの使い方もよかったなー。ラジオでかけたり古代がハーモニカで吹けるくらいの定番曲なのか。


宇宙戦艦ヤマト2199、終了。下品な男ボッシュートはそのまんまやるのか!! 恒星脱出シーンのフレアの表現はカッコよかった。あれは現代的ないい見せ方だったと思う。


宇宙戦艦ヤマト2199、終了。切ない番外編とみせてオリジナル伏線を一気に張る回でもあったのかな。アナライザーがメインだけどむしろ真田さん萌え爆発。こういう話だと余計にデータ少佐みたいに見えてくるが。あと新EDも相変わらず胸の存在感がヤバい。

10
宇宙戦艦ヤマト2199、終了。キャットファイトが始まった途端に作画のテンションがアップ!! そのせいでグールさんのクズリアクションまでパワーアップ!! 山本に敵の女との百合フラグが立つのは上手いなー。どんどんおいしいキャラに育っていく。

11
宇宙戦艦ヤマト2199、終了。スッキリしようか→百合風呂からの駆け落ち。今回、ドラマはしんみりしているのにサービスシーン過剰でエロさが波動砲発射だったなー。森雪のキャラが砕けてきたけど、ツンツンよりはいいか。今度は何故か島がツンツンしてきたけど。

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宇宙戦艦ヤマト2199、終了。深刻な話を重ねるほどに、女キャラのエロさばかりが目立っていくなー。ガミラス側も幼女は可愛いし。

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宇宙戦艦ヤマト2199、終了。CMでBパートのネタバレされてたよーな……。ヤマトは戦艦と言いながら潜水艦ネタもこなせるから万能。新見さんは裏切りフラグと他の伏線が入り混じるんで、先の処遇が気になるな。

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宇宙戦艦ヤマト2199、終了。ウルトラ系のホラーSF回か。ママンのイタ電、監督ラーゼフォンでもやってたよなー。あの意味不明さに比べたら伏線回収設定説明は幾分わかりやすかった。しかし、原作のお蔵入り回を元にはしているらしいけどヤマトでこの内容はやはり賛否両論ありそう。

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宇宙戦艦ヤマト2199、終了。敵味方ともに陰謀渦巻き人間関係が錯綜する一方、バトルも激化。テンション上がるほどにヤマトの異常な耐久力と回避性能が気になったりもするけど、それも含めて面白い。

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宇宙戦艦ヤマト2199、終了。新OPに関してはまだ判断保留……。本編はあれだけ入念に伏線張ってきた反乱が一話で終わってしまい少し拍子抜けした。今回の内容自体は面白かっただけに、奇妙に物足りない。あとパワードアナライザーはスパロボ参戦待ったなしだな!!


(17・記憶の森から)
ツイートなし。よごれっちまった悲しみもあろうかと真田さんが死亡フラグ破壊装置を作っていた話。本作の真田さんは声と設定の合わせ技で完全にスタートレックデータ少佐に見えていたのだが、この回の中原中也のポエム読みと死ぬ死ぬ詐欺で一気にお茶目なキャラが立った印象。


(18・昏き光を越えて、19・彼らは来た)
ツイートなし。世界陸上の影響で一時間SPになっていたが、こういう時に限って生で見てない……。内容は通りすがりに星一つぶっ壊したヤマトがついに大マゼラン銀河に到着する話。


20
宇宙戦艦ヤマト2199、終了。決戦に相応しい盛り沢山な内容。で、死者数も盛り沢山。航空隊の連中、もう少しキャラ立ててから死んで欲しかったなー。にしてもヤマトの不沈ぶりがエグい。ガミラス泣くぞ。森雪誘拐は真ユリーシャがエロ過ぎて、別にヒロインこっちでもいいような気が……。

21
宇宙戦艦ヤマト2199、終了。森雪とユリーシャが色気で対決。この入れ替わりはターンエーガンダムとか思い出すなぁ。しかし服が性的なのは宇宙共通。伊東さんは話の流れで適当に死に場所用意されてしまった感じ。藪の方はここから更に引っ張るのか……。

22
宇宙戦艦ヤマト2199、終了。決戦直前だというのに、あっちもこっちも女子同士でイチャイチャと……いいぞもっとやれ。ただし坊主は死亡フラグな。ガミラスとイスカンダルの関係とか、設定面での面白さも増しているが、そのせいで余計に尺がキツくなっている印象。

23
宇宙戦艦ヤマト2199、終了。あ、あの、総統がいきなりトチ狂われてしまわれて最終決戦が凄い勢いで終わっちゃったんですが……!? 何か色々用意してたのにまとめ切れずに結局デスラーの狂気に全部丸投げしたって感じがするなぁ。これで残り何するんだろう?

24
宇宙戦艦ヤマト2199、終了。ラス前だが敢えて水着回をぶっ込むぜ!! ……どんな判断だ、と言わざるを得ないが水着自体は非常によかった。スターシャが面倒くさい女になってたのは兄貴の子を身ごもってたからか。デスラーと新見さんは寝取られ仲間!! ヤマト改造と合わせて一応続編フラグ?

25
宇宙戦艦ヤマト2199、終了。何かヤマトが欲しくなっちゃって艦長に会いに乗り込んだらうっかり部下を射殺してしまいその場から逃走してデスラー砲で全てを消し去ろうとしたが野蛮人の実弾でボコられて終わった総統との最終決戦完了!! ……熱い展開なのにどうも微妙な蛇足感が。

26
宇宙戦艦ヤマト2199、最終回終了。コスモリバースがドラゴンボールみたいな扱いに。これで沖田の魂がヤマトに宿って新作劇場版に続くってわけね。理屈は通ってるけど、その為にもっと大事なものを色々犠牲にしたような。最後なのに同じ艦の中でみんなバラバラにドラマが進行してるのが気になった。

追記

旧作の新解釈と圧倒的なビジュアルが両立していた序盤戦は間違いなく傑作。ヤマト、ガミラス両陣営の内紛を描くことで人間ドラマを増そうと試みた中盤も多少の息切れはあれど悪くはなかった。
だからこそ、終盤のあの投げやりな感じにはどうしちゃったんだろうと困惑せざるを得なかった。
恐らくリアリティを付加しようとした本作のリメイクの方向性と、悪のカリスマ独裁者なんて旧時代の権化みたいなデスラーの存在がそもそも水と油で最後の最後で破綻したってことなのか。
他にも最終回で顕著に感じたことだが、キャラを現代的にしたことで個人主義な面が強くなり、ヤマト乗組員同士の「血よりも濃い絆」みたいな関係性があまり出てこなかったのも印象的。
それについては2010年代に流行っているいくつものミリタリー系作品が美少女を主体にして旧日本軍的な価値観をものの見事に転倒させていることと、色々関連づけられるのかも知れないしその辺触れるのは野暮かも知れない。
……どうでもいいけど結局「艦これ」、アイマスシンデレラにぶつけてくるのかよ!! やっぱり戦争じゃないですかー!?