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アウトブレイク・カンパニー (2013秋)

アウトブレイク・カンパニー 1 初回特典:ゆーげん描き下ろしダブルコスチューム仕様ジャケット (劇中+アラビアンタイプ)&榊一郎書き下ろし/ゆーげん表紙描き下ろし短編小説1『あ うとぶれいく学園』(50ページ)付き [Blu-ray]

基礎情報

監督:及川啓、シリーズ構成:荒川稔久、キャラデザ:豆塚隆
美術監督:池之上由紀、音響監督:えのもとたかひろ、音楽:井内啓二
制作:feel. (参照サイトWikipedia、アニメ@wiki


これまでも多種多様な原作を提供してきたラノベ作家、榊一郎作品のTVアニメ化。
原作は講談社が新たに立ち上げたレーベル「講談社ラノベ文庫」のTVアニメ化放送第一作。アニメ化の発表自体は「彼女がフラグをおられたら」の方が先だったが予定が前後した模様。

本放送後ツイート(TBS木曜25:28、BS-TBS土曜25:00)


アウトブレイクカンパニー、初回終了。榊原作による「なろう系」異世界植民地冒険ものとクールジャパンネタの組み合わせ……と事前設定で予想してたが、何かそういう計算よりもひたすら花江夏樹の主人公が切くん並みの変態で引くな!! このノリにどこまで馴染めるかが鍵か。あと変なBGMと。


アウトブレイクカンパニー途中から。チャンネル変えたら姫様の怒涛の罵倒に主人公が物凄い顔でキレてて吹いた。いや、あの表情は意味深にしてもどうなんだ……。それと最後のマンガ、あれバスタード? 異界のハーフエルフに一番読ませちゃ駄目なタイプのマンガじゃないのか。


アウトブレイクカンパニー、終了。自衛官の格闘能力凄え!! 異文化の衝突や文化的侵略に関して、予想以上に真面目に踏み込んできたのに好感。これ、まおゆう的な革命思想も強いわけね。色々と節操なく組み合わせているようで、絶妙にバランス整えてくるな榊原作は。


アウトブレイクカンパニー、終了。この自衛官、腐ってやがる……!! 何でこの仕事に選ばれてたのかようやく納得いきましたよ。しかし今回は主人公がガチで気持ち悪い人になってたなぁ。オタとか関係なくアウトだ。上坂すみれは演技がげんしけんを引き継いでる印象。


アウトブレイクカンパニー途中から。コンテでカットって!! 本気の楽屋オチなのかこれ自体ネタなのかわからんが、これで円盤でのシーン復活を期待させるとかそういうのかオタ文化きたない!!


アウトブレイクカンパニー、先週のをBSTBSで視聴……しようとしたのに、超次元サッカーアニメじゃねーか!! 単に言葉や小道具にだけオタ要素出すよりも盛大にパロってくれる方が圧倒的に楽しいな。完全バカ回と見せかけてスポーツナショナリズムと種族差別の問題に切り込むのも上手かった。


アウトブレイクカンパニー、BSTBSで終了。本放送で見た監督オチ予告、最初のみなみけネタから繋がってたのか。っていうか及川啓は三期担当でおかわり監督は細田直人なんだが許可取ってんの!? あれは悪いのは監督じゃなくてフユキだよ!! あと中の人補正でミルキィ推しがヴァンガード並み。


BS-TBSアウトブレイクカンパニー、終了。ひきこもりをテーマにした作品としては傑出したリアリティ!! このテーマを飾り気もなく語ってみせたのは本当に秀逸だった。NHKにようこそで感じた不満がまさかこんなところで解消されるとは……。しかし、これ理解できること自体がツラい!!


アウトブレイクカンパニー、BSTBSで終了。水着回というより、喪女自衛官&ジジイ回だなこれ!! 水着よりもジジイのドヤ顔の方が作画気合い入ってるって一体……。あと喪女巨乳さんの髪留めがいつの間にか鬼の角にしか見えなくなってるなー。

10
アウトブレイクカンパニー、BSTBSで終了。コメディとしてのテンポのよさが極まってきたからこそ、自衛隊が戦力を見せつけるシーンの不穏さもまた際立っていた。コメディが成功していることで初期と比べるとシリアスの深刻さが段違い。ところで、クライムエッジのパロは微妙にわかりづらいな!!

11
アウトブレイクカンパニー、BSTBSで終了。クールジャパンの恐怖!! 単純に文化侵略ネタだけで進むのではなく、オタク化の負の側面までフォローしてタイトルと主人公に込めていたのは感心した。なので正の側面を象徴するミュセルが女神のように見えてくると。意外と考え抜かれた構成だと思う。

12
アウトブレイクカンパニー、BSTBS最終回終了。艦これ付録さえなければこんなピンチ自体なかったのに……!! つか艦これ付録を守りに行って自衛隊に殺されかけるのはオタ文化と現実の皮肉な関係ってネタになってるんだろうか? まあその辺は適度に済ませて素直にまとめたバランスはよかった。

追記

当初こそいかにもマーケティング要素の継ぎ接ぎとパロディでできた企画主導型の作品という印象だったが、回を重ねるうちに鼻につく計算高さが徐々に鳴りを潜めていったのが印象的。榊一郎原作にはよく見られる、流行りものを取り入れたと見せて逆に古典に引き戻していく感覚がアニメスタッフとも相性よく機能していた。