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てさぐれ!部活もの&てさぐれ!部活もの あんこーる(2013秋2014冬)

てさぐれ! 部活もの Vol.1 [Blu-ray]てさぐれ! 部活もの あんこーる Vol.1 [Blu-ray]

基礎情報

監督・構成:石舘光太郎(第二期から石ダテコー太郎名義)
アニメーション監督:たつき、キャラデザ:毛玉伍長、音楽:井上純一
制作:ヤオヨロズ、制作協力:吉祥寺トロン&irodori (参照サイトWikipediaニコニコ大百科


gdgd妖精s」第一期の中心スタッフだった石舘光太郎によるフリートーク型CGアニメ。
石舘光太郎は元芸人、放送作家という経歴の持ち主。本作は「gdgd妖精s」で確立した「声優のトークにMikuMikuDanceなどの簡易CGソフトで製作した美少女CGキャラを当て嵌める」という、いわばCG人形劇ともいえる新しいスタイルを更に推し進めたものになっている。
制作のヤオヨロズは2013年8月に立ち上げられたスタジオだが、本作以前に制作された「直球表題ロボットアニメ」も現在はヤオヨロズ制作となっている。制作協力の吉祥寺トロンはガイナックス子会社、irodoriはアニメ監督たつきが所属するCGアニメ自主制作グループ。
本作は十五分番組であり地上波放送の際は「声優戦隊ボイストーム7」「犬猫アワー・47都道府犬&にゃーめん」からの連続放送となっていた。一方ニコニコ動画の公式配信では地上波放送に合わせた生放送やネットラジオ配信が行われた(一部ファンの間ではむしろラジオの方が本編との声もあった)。
2014年9月、第三期の制作が決定。

本放送後ツイート(日本テレビ土曜26:20不定期・ニコニコ動画


てさぐれ!部活もの、初回終了。ボイストームまでしか録画予約してなかったー!! こんなのまであったのかー!! って、完全にgdgdの人の新作だな。ついに正統派萌えCGに媚びる決断をしたのね。しかし大橋彩香をゆとり代表でイジる明坂聡美はもはやこのシリーズの小姑ポジなのか。


ボイストーム&てさぐれ!終了。早速アーサーをイジり倒す方向に進みやがったか……!! 部活の方はアドリブコーナーに移った瞬間の空気の変わり具合が楽しい。しかし、マンガあるあるネタが基本的に帰宅部と同じだ。


ボイストーム&てさぐれ!、終了。もうボイストーム7はランズベリー1に改名していいんじゃないかな……。てさぐれは、アドリブ部分の会話にキャラの表情芝居を付けてきたのが興味深かった。ああいうフィードバックには可能性を感じる。


てさぐれ!、終了。ボイストームは千葉繁の声しか記憶に残ってないんで割愛。フリートークコーナーが単なるフリーダムになってて凄い。中の人が踊るのはともかく、あのタイミングで腹が鳴るのはガチなのか!? そういったアクシデントをCGキャラで拾っていくのも何気に凄いことしてると思う。


てさぐれ!終了。この番組は弱虫ペダルというアニメに土下座して謝るべきだと思います!! ネタがピンポイントで直撃したという以上に、的確過ぎてネタバレになってたよ!! まったく何てことしてくれんだよー!!


てさぐれ!、終了。大橋彩香のナチュラルなボケとネタに他の三人が邪念を刺激されて場が崩壊していく流れが凄い。あとニコ生の同時放送ラジオもちょっと聞いてみたが、ノリがアニメと継続したまま繋がっていくのが、何というか2.5次元感覚で面白いなー。


てさぐれ!、終了。さすがにこの時間だとニコ生同時放送ないのか……。本編の新聞部あるあるネタがいつもより実感こもってたのだが、スタッフにリアル新聞部がいたんだろーか? 最近の日常アニメで新聞部というと、恋愛ラボを連想する。


てさぐれ!、終了。天然、下ネタ、ダジャレとすっかり各声優の持ち芸が固まってきたな。明坂聡美がむしろ抑えに回ってるのは、このメンツを考えると賢明なのか? にしても最後のこはるんに対する容赦ないツッコミは、大橋彩香キャラのほとんどに適応される気がする。


ボイストーム&てさぐれ!、終了。男は女装し、女は枕営業で原作れいーぷ、それが声優業界だ!! いや、何かもう今回どっちもマジひどい!! 女装は一瞬、遠目だと結構イケてるのがまたひどい!! そして西明日香はもはや取り返しがつかない!!

10
てさぐれ!終了。口だけ番長ネタの完成度が素晴らしく高かったせいで本編たるアドリブコーナーが短くなるという本末転倒!! しかし、西明日香のボケをたった一言で叩き潰す大橋彩香は相変わらず見事だった。

11・12(連続放送)
てさぐれ!部活もの、最終回終了。嘘偽りなく感動の最終回……!! アドリブ会話にフェードアウト演出合わせるのは何かリアリティあって新しかった。この番組自体、gdgdからのネタを思わぬ方向に進化させていて本当に面白かった。この形式にはまだ多くの可能性が眠っていそうな予感。


あんこーる

てさぐれ!部活ものあんこーる、初回終了。あの感動の最終回から幾年月、懐かしい回想からまさかの先輩復活なんて奇跡の第二期に相応しい展開だ……ってふざけんなこの前のガチ感動を返してーっ!! いやほんと常に予想を裏切り期待を裏切らない作品だなー。もう続きが楽しめるなら何でもいいです。


てさぐれ!あんこーる、終了。CGでもスケジュールのせいで作画崩壊はする!! こんなことされたら実際に間に合わなくて絵が止まってる作品の立つ瀬がないじゃないですかー!! しかも、これはこれで面白い映像になってるから困る。


てさぐれ!あんこーる、終了。スケジュールがギリギリと言えば何でも許されると思ってんだろー!? バンクだけでもヒドかったのに、途中からの映像と音声のカオスがカオスを呼び合い収拾つかなくなる魔界感覚は凄まじかった……!! ニップレ鈴木とドンチキ田中の血で血を洗う醜い戦い!!


てさぐれ!あんこーる、終了。日テレなんだから笑点くらい見なさい!! ですよねー、名言にも程がある。欠席ってわかる?……って会話も凄過ぎて、ゆとりとのコミュニケーションの困難さを痛感させられたよ。しかし明坂聡美もちょっと前までは若い世代だったはずなんだけどなぁ、時の流れは残酷。


てさぐれ!あんこーる、途中から。バレーマンガネタが完全に集英社にケンカ売っててリアルにヤバい!! アドリブは大橋彩香VS西明日香の頂上対決が恐ろしかった……もし二人っきりにしたらどうなってしまうんだろう。


てさぐれ!あんこーる、終了。ヘリウムこぶすん爆誕。せっかくEDが萌えこはるんになったのに、何の意味もない……!! 本編は明坂聡美劇場がいつも以上に秘めた実力を見せつけていて圧巻だった。この演技力、他に活かす場はないのか。


てさぐれ!あんこーる、途中から。チャンネル変えたらガルパンみたいな設定のラグビー部で夜間にオネエがハグして別のボールを奪い合いカップル成立みたいな話してた……な、何がどうしてこうなった。


てさぐれ!あんこーる、終了。感動の最終回みたいだけど別にそんなこともないライブ回!! こはるんはリセット感覚で虫を殺す恐るべき現代の子供だがライブでアイカツしてるとシンデレラ。相変わらず歌詞はヒドいがこの四人のバランスは凄くいいんだよなー。途中の大暴れからの謎のラストも熱かった。


てさぐれ!あんこーる、終了。明坂聡美の必死の一人芝居を台無しにする洲崎西。ゆとり共に攻められても決して自分を曲げない姿には謎の感動が……いや別にないか。それにしても、運コメの発音にあんな可能性が秘められていたとは知らなかった!!

10
てさぐれ!あんこーる、終了。ゆとりはイッペン締めてやらねーと大人にならねえ!! 確かに、それは真理じゃないかと若干思う。今回、なぞなぞの話はあんまり広がらないのに尺取っててアドリブが短めだったが、もしかしてこれでも使える部分を厳選したのか……?


(11・秘めた愛)
ツイートなし。二期は特に放送枠の変動と他番組被りが激しかったが、ラス前でついに対応できなくなった模様。


12
てさぐれ!あんこーる、最終回終了。二度目だし最終回は本気で感動させにくるのわかってたのに、それでも結構グッときた。型に嵌らず自由にやる精神がそのままこの作品の存在意義に繋がってるのとか、素で感心してしまう。先輩もいいキャラだったけど、こはるん&モブ子の出番少なかったのが心残り。

追記

あれ、どんちき田中とニップレ鈴木ってラジオネタじゃなくて本編で言ってたんだっけ……!? と、もう作品の印象がアニメなのかラジオなのか中の人なのか時間が経つとさっぱり区別つかなくなってて怖い!! 場合によっては「洲崎西」とごっちゃになってる人とかいそうだしなー。
しかし、このボーダレスな感覚こそが本作最大の特徴であり、コンテンツとして映像作品だけではとても収まりきらない点が魅力にもなっている。二期決定時のドタバタなど、どこまで仕込みなのかまったくわからないままに翻弄されるのは非常に楽しかった。
TVアニメとしてCG作品として新しいだけでなく、今や生身のタレントでは難しくなってしまったヤラセも放送コードもスレスレを攻めていくバラエティ番組としてのパワフルさが何より貴重だったのかも知れない。
……まあ、そのせいで大火傷を負った人達もいるわけですが。