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へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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アイドルマスターシンデレラガールズ2ndライブ・こういうイベントごと初参加での感想

雑記

2014年11月30日、代々木第一体育館で行われた「アイドルマスターシンデレラガールズ」2ndライブの感想。
筆者はアイマスライブどころか、声優ライブ……どころか、普通の音楽イベントにも参加したことのない完全なライブ初心者です。映像や書籍情報では昔から馴染んでいるので知識だけならそこそこあると思うのですが、とにかく実体験がまったくなかったので今回はそういう知識と実体のすり合わせを自分なりのテーマとして代々木に乗り込んだ次第。
細かく書くとややこしいし、とにかく熱狂のなかでの出来事ばかりですでに記憶が曖昧になりつつあるので、覚えていることをざーっと箇条書きしていきます。

出立前のあれこれ編

・どうせ当たんねーだろーけど発表時の各所での当落報告が毎回面白いので一度参加してみるかー、と軽い気持ちでCD先行に申し込んだら当たってしまい超動揺。


・まさか、やるのか!? 自分がアイマスライブに行ってサイリウム振るのか!? 今までライブ記事とか映像見て「P達、鍛えられ過ぎだわ、絶対こんなの真似できないわー」とか完全に小馬鹿にしたような態度でいたくせに!? マジで!?


・しかし代々木第一という大きな会場で当たりやすかったとはいえアニメ化直前の貴重なタイミングでのライブ、チケットの価値は決して低くないはず。何よりアニメの最新情報が確実にある。シンデレラガールズはDQXと並んでここ数年のゲーム時間の全てを持っていった生涯でも五本の指に入るくらいハマったゲーム(基本、無課金だけど)だし、これを逃したら二度とライブなんか行く機会ないだろうし……人生で一度くらいそんな日があってもいいかと決意。


・で、行くと決めたらその瞬間からソワソワしてしまい何か他のことが手に付かない!! これがライブの魔力なのか!?


・とりあえずアイマスライブといえばサイリウム……というわけで色々調べ、ボタン電池式ならミックスペンラPro、へし折るケミカル式ならドンキで売ってるルミカライトが鉄板と知る。当然、今回限りの参加のつもりでボタン電池式を買う気にはなれずケミカル式を安く買い揃えることに。……結果、これが地獄の始まりだった。


・「シンデレラは765やミリオンと違って基本属性の三色があればいいから、ライト揃えるのは楽だよね」って最初の頃はみんな言ってたじゃないですかぁー!! 何でライブが近づくにつれて「アーニャには白も」「智絵里はクローバーで緑」「みくにゃん赤」「二番からオレンジ混ぜて」「歌詞で季節が変化するのに合わせて色変えて」「虹色橋で持ってる色全部上げる!!」とハードルがガンガン上がっていくんですか!? 自分はあと何回ドンキに行って何本のサイリウムを買えばいいんだ……!?


・更に、ケミカル式は一時間半もすると光量減って使い物にならないという情報にうろたえているところにデレラジでディレ1から「ライブ四時間超えるよ」という死刑宣告が入る。


・最終的に、メイン色(ピンク・青・黄色)3×3、サブ色(緑・赤・白・オレンジ)4×2、大閃光オレンジ5で22本になった。つーかサブ色が近場のドンキに売ってなくて結局ダイソーの「光る棒」で頑張るしかなくなった。


・先に結果を言っておくと、惨敗した。何もかも見込みが甘かった。まあいいんだ、虹色橋で七本同時に上げられたから!!

会場到着〜物販編

・ほぼ7時現着。この時点で会場周辺をぐる〜っと回る長蛇の物販列。あれ? 前日物販あったよね? 一部は通販もしてるよね?


・それでも手際はよかったらしく、9時の物販開始から一時間もしないで販売テントには辿り着けた。三時間待ちならほぼ予定通りか。ちなみに隣のCD販売所は待ち時間ゼロ。


・並んでいる間、後方の二人が延々スマブラ談義しててちょっと面白かった。どうもこの場で知り合っただけの大学生と高校生だったみたいで、やっぱシンデレラ(モバマス)はファン層若いんだなと実感。


・ただ、周りはみんなスクフェスやっててモバマス仲間がいないとも言ってた。


・これはあくまで自分の感覚なんだけど、モバマスって大メジャータイトルのはずなのに常に何かの存在に脅かされていて(本家・ミリオン・ラブライブ艦これスマホアプリブーム・消費者庁などなど)、ファン自身が妙に「俺達は所詮、この世に望まれない灰かぶりなんだ……」的な屈折を抱えているのが面白いと思う。ちなみにDQXにもそういう「虐げられた王族」の屈折があってそこが好き。


・Pの黒髪メガネ率は圧倒的だったが、女性Pが多く目立っていたのも印象的。


・数だけなら恐らく全体の一割にも満たないのかも知れないが、常に視界に女性が入る(しかも普通に原宿レベルの見た目の人が多い)ので、オタだらけでむさ苦しいって感覚はまったくなかった。


・というか、カップル多いな!! リア充の巣窟じゃねーか!!(byキノコ)


・揃いのハッピみたいなのを着ている集団がいて、たぶん大学のサークルか何かだと思うのだが、そこにもハッピ姿にお姫様の髪飾りつけた美人がいて完全にオタサーのシンデレラだった。


・物販終えてあとは代々木公園辺りでまったり時間潰そうと思っていたら、昼から突然の雨。雨宿り先を探して何を間違えたが表参道に迷い込み、更に裏路地に入り込み、オシャレなお店が詰め込まれた小道を折り畳み傘を広げて歩くポエミーな絵面で死にかけた……。


・結局、公園に戻ってきたらそこで雨やんだ。空にはリアル虹色橋がかかったらしい。

入場〜開演編

・入場時間前になると濃いめのP達が熱を上げてきて本格的にオタ祭りっぽい雰囲気に。


・ただ最近流行りの缶バッジじゃらじゃら勢みたいなのは少なく、わりとクラシカルなハッピや親衛隊服で武装した人が多数。


・背中に「松嵜麗」と書いてあるとそれだけでチーム名っぽい。


・あとキャラT着てる人のロリアイドル担当率が異様に高いのは何でなんだろう?


・入場時間が過ぎても外で待っている人ばかりで、入場開始が遅れてるのかとしばらく勘違いしてた。外で待ち合わせなり何なりしているだけだったんだな。


・なので入場した直後、フィギュアの展示を眺めようかという状況で「ヒャッハー!!」とキノコボイスが流れてきたのには本気で焦った。


・アニメに使用するガヤ録りをするとのことで入場終えてたPが絶叫。自分は諦めてドール見てた。


・そして席を見つけて座るやいなや、再びキノコ。


「紅だああああああああああああっ!!」


・正直に言う。この瞬間まで自分はシンデレラライブを舐めていた。伝統あるアイマス系譜にあるとはいえシンデレラ単独はこれが二回目、ファン層の中心も本家とはかなり違う、大会場だけに自分のような初参加者も多いはず、コールやサイリウムが多少揃わなくても仕方ないよねとみんな思っているに違いない、それくらいユルいライブになるに違いないとタカをくくっていた。


・「紅に(フフー)染まった(フッフー)この俺をー(フゥフゥフゥフゥッ)!!」


・こ、こいつら……!! 「紅」にコールしてやがる……ッ!? バカな、「紅」だぞッ!? X-JAPANだぞ!? 星輝子がカバーすることが発表されているとはいえ、開演前の不意打ちで突然流れてきたんだぞ!?


・確かに冷静に聞くと「紅」のサビはコール入れやすい……どころか、アイマス曲の基準に照らすと完全にコール曲になっているらしい。だがそれにしてもあの一瞬で会場全体の、着席もままならないような状態のP達がほとんど一糸乱れぬ精度でコールを当てていたのには戦慄した。


・ちなみに「紅」は人によっては神聖な曲なので、コール当てたことにガチ切れしている人もいる模様。しかしあれは本当に悪ふざけとかいうレベルではなく、Pの習性による本能的反応にしか見えなかったのでどうか勘弁してあげていただきたい。


・で、次に流れた神谷奈緒の「君の知らない物語」のカバーにも当然のようにコールがついた。もうあの場に投げ込めば演歌だろうが賛美歌だろうがどんな曲にも一瞬でコールつくんじゃないのか……。


・そんなこんなで、着席してからサイリウムの整理をしようとしていた自分の浅はかな計画はあっさり破綻した。


・四時間もあればサイリウムを交換する隙などいくらでもあるだろうと考えていたが、そんなものはなかった。まったくなかった。マジで気を抜ける瞬間など一度もなかった。


・そして四時間で終わるはずもなく、本編だけでもほぼ五時間……。

ライブ本番編……というより本番を見ての考察編

・本番のステージ演出や基本的なことについてはレポート記事が大量に上がるはずなので割愛。


・まあ、そもそも席が悪くて演者も演出もほとんど見えなかったんですけどね……CD先行って何なんですかね……。


・隣の人がサイリウム振りに本気出してて、その腕がモニターにかかるせいで映像もよく見えず。なのでステージよりも客席の光を見ている時間の方が圧倒的に長かった。とはいえ、初参加ではそれで得るものも多かった。


・まず何より、会場の過半数がボタン電池式のライトを使っていて、その光量が基本になっている。なのでケミカル式では途中で交換しようがしまいがそもそも勝負にならない。


・たぶんアイマスでは長らく通常電池式が禁止で他では定番の「キングブレード」の普及が進まずケミカル式の文化が生き残っていたのが、ここ最近アイマス用のボタン電池式ライトが一気に進化してケミカル式をほぼ駆逐してしまったのではないかと思う。


・一方で、サイリウムをパキパキ折りたがる習性(?)は残っているので、それがUOウルトラオレンジ)&大閃光の多用に繋がっていた……ような気がする。5本も持っていく必要はないかなぁと思っていたら全然足りなかった。終盤はひたすらUOラッシュになっていて、これは765やミリオンとも違う方向性なんだろうかと少し気になる。


・何となくだけど765やミリオンはもっと曲の個性を重視して、何でもかんでもUO折るのはマナー違反という意識が強そうな感覚がある。対してシンデレラは、とにかく楽しければその場のノリでパキパキ折るというか。良くも悪くも節操がないというか……。


・何故そう思うかというと、最近特にスタッフ側の方もシンデレラを「偉大な長女、可愛い三女に挟まれた芸人基質の次女」(本来ならDSが次女のはずだが)と認識してそれに沿ったイメージ戦略を勧めているように見えるから。今回のライブも「パーティーで大騒ぎ」というコンセプトだったらしく、もはや声優ライブともアイドルライブとも違う謎の総合エンターテイメントショーと化していた。


・今にして思えば出演者からの「サイリウム芸」の要望も、そういったエンターテイメントショーの一環として観客に参加してもらう為の仕掛けだったのかなと思う。演者の方からサイリウム指定をするのはアイドルがプロデューサーにおねだりしている形になるのでおかしいという意見も結構あったのに、スタッフが止めないのを不思議に感じてはいたので。


・にしても、ましゅまろ体操はやり過ぎだと思います。無理。星を描くと言われてもまったく意味わからない!!


・けど上から見てる限り、みんな全力で対応しようとしていてPちゃん凄いとも思いました。


・あれに比べたら花簪と虹色橋で散々文句言ってたのは何だったんだろうなー。特に虹色橋は完璧だったし本当に綺麗だった。会場の四割でもやれば充分かなと見込んでいたので、ほぼ全体が多色上げていたのには感動。


・花簪は「色変えは一瞬で、すぐにピンクに戻す」の部分が徹底されていたらもっと完成度上がったかな。あれは色変えというよりも「春のピンクの中を他の季節の色が一瞬だけ駆け抜ける」感じに捉えるべきだったのか。


・ただ、そういう試行錯誤を考えるのは楽しい。次、参加する気もないのに何か考えてしまうくらい楽しい。


・演者のパフォーマンスも、明るい雰囲気に後押しされたのか常連から新人組まで大安定だった。


・代々木第一の音響が悪いのだけは残念。特に自分のような演者がよく見えない席で、生歌まで割れているとなると現地にいる意味が本当にコールとサイリウムしかなくなる……。


・「薄荷」で渕上舞が高らかに歌い上げたところで、音響がついていけずに割れた時にはさすがにもうちょっと頑張れよと……。


・ちなみに隣のリウム本気くんが、薄荷の途中だけリウム振るのも止めて聞き入っているのを見た瞬間が自分的ハイライト。


・彼は決して厄介系ではなく、ただ真面目に応援したかっただけなんだなと終わりも間近になって気づいた……。


・大閃光を使い切り、他のサイリウムも力尽きてほとんど色付きの棒にしか見えない状態でのアンコール二曲は文字通り最後の悪あがきのような状態になってたなぁ。そこまでくるともう完全に開き直って逆に変な脳内物質がスパークしてたけど。


・終わってみれば、魔法のように儚い時間。ただ心地良い疲労感と、翌日以降の筋肉痛だけがあれが夢ではなかったのだと教えてくれる……。


・しかし、レポートの写真見るたびに何で現地にいたのに何一つ見憶えないんだろうかと歯噛みする想いが……!!

最後にTVアニメへの展望

・最新PVは「346プロ」「シンデレラプロジェクト」の設定と、作画自体の不安感で賛否が分かれている印象。


ツイッターにも少し書いたけど、14人を選抜したのはアニマスの経験から一画面に入る人数とか作画にかかるコストを算出しやすいというのもあるんだと思う。シナリオ上も高橋龍也なら14人+数名までは問題なく捌けることがすでに実証されているので作りやすいはず。


・たぶん劇場版前半のように、メイン14人に最大7人程度のサブが毎回絡むんじゃないかなと。一枠は常にちひろさんで埋まりそうだが。


・作画についてはキャラデザ発表の時点から奇妙な違和感があって、PV1を何度か見て自分なりに「キャラごとにデザインの方向性がバラバラで敢えて統一するのを避けている」のかなと考えていた。


・島村卯月が「杏仁豆腐絵の完全再現」、本田未央が「松尾祐輔の現在最新デザイン」(PV1の未央は完全にヤマノススメになってる)、で、渋谷凛が杏仁絵でも松尾絵でもなくてどこから出てきたんだと思ってたのだが、背景美術と合わせて見ると恐らく「高雄統子が京アニに残って順当に監督になっていたら主人公にしたであろう娘」なんじゃないかなーと。高雄コンテの絵のニュアンスを拾っているのかも知れない。


・要するにスーパーロボット大戦的なごちゃ混ぜ感を狙っていて、他のキャラ達もそれぞれ持っている世界観が違う。なので一斉に出てくるとまとまらないし、修正も基準が見えなくて入れにくいのではないか。


・とはいえ「お願いシンデレラ」PVはきれいに成立させていたので、単純に時間と慣れの問題かも。ニュータイプの版権絵を比べても、一人のアニメーターが複数キャラを描いて画面の絵柄を統一させるぶんにはそれほど違和感はなさそうだし。


・ともかくこの方向性で現在のTVアニメに求められるハードルをクリアしていくのは、相当大変なのは間違いない。


・ちなみにあまり対立煽るようなこと書きたくないが、複数絵師による個性豊かな原作絵をアニメ用に徹底統一した「艦これ」は真逆のコンセプトで、見た目のクオリティを追求するならたぶんこっちの方が賢い。


・世間では爆発力なら艦これ、安定感ならモバマスと思われてそうだけど、個人的には逆だと思うんだよなー。草川&花田&ディオメディアって絶対に最低限の仕事はきっちりこなしてくれるから。対してシンデレラの比較対象はアニマスではなくWUGと【ろこどる】だ。スタッフの資質的に。ただし上限は果てしない。どっちに転んでも何も不思議はない。


・まあ、無駄に心配しても仕方ないし中の人達には代々木で最高の可能性を見せてもらったので、あと一ヶ月おとなしく待ちたい。


・あ……あとそういえば代々木の発表でもう一つ本命視されてた家庭用ゲーム版って結局作ってないのかな? ラブライブ艦これVita版はあんまり望まれた形になってなさそうなんで、もうそっちの時代じゃないのか……。