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【日々適当】アイカツがあからさまにニンジャでNARUTOがエヴァめいていた話

 

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 今日はまた、いつにも増して統一性皆無な記事となっております。

 まず、ニコ生でシンデレラ2nd一挙とミリラジとユーフォニアムが被っていてどうしたものかと思っていたらバンダイチャンネルで富野由悠季がGレコ語ってたの見逃しました。どうやらGレコの方が∀の五百年後でしたという設定ちゃぶ台返しがあったらしいのですが、それでガンダムファンが混乱・分裂しているうちに何故か山口組が分裂していた。これがマッポー!!

 ともかく他はタイムシフトに回しておいて夕方のアイカツがニンジャだった話。

 

 ニンジャというか完全に「仮面の忍者赤影」だった。パロディが本気過ぎて幼女先輩を遥か昭和の彼方に置き去りにしていた。だがその一方で「印を結んで術を発動」というNARUTO的な描写も組み込まれていたので、アイカツ世界においてニンジャといえば赤影とNARUTOなのかも知れない。そして鍛え上げられたアイカツソウルを持ってすれば崖を登るのも木々の間を飛び回ることも実際容易。

 長らく、所詮はサブキャラなのでなかなかCGモデルを用意してもらえず、ライブに出られない不遇なポジションだった神谷しおんが満を持して「ぽわぽわプリリン」の一員として歌い踊る、その記念碑となる回に相応しい……のかはまったく謎だが、アイカツらしいカオスと元気が山盛りになった内容には、しおんちゃんへの愛を感じた。

 まあ、それも全部、いきなり出てきたドリアカに食われたんですが!!

 スターライト学園が勝手に自分の学園祭でナンバー1を決めようなんてするから、ドリアカ勢はこうやって無理矢理出番をねじ込むしかないのか……。

 

 そして、ポケモン挟んでNARUTOの「無限月読」発動回。

 しおんちゃんのCGモデルを作るのとどっちが長かったのかというくらい、ずっと食われたままになっていたヤマトが再登場して「無限月読」の妄想空間でアニメオリジナルで過去を補完してもらうという内容だったんですが、いい年して「ぼくはここにいてもいいんだ!!」とシンジくんめいたことを小山力也ボイスで言い出すヤマトは、完全に駄目なエヴァ世代の成れの果てみたいになっていた。

 そもそも「無限月読」の展開はそういったエヴァ以降のムーブメントに対するNARUTOなりの回答、単なるパロディやオマージュというよりも日本を代表するサブカルチャーの先駆者として過去の責任を果たそうというくらいの意気込みはある内容なので、まずは正しい演出がされているとは思うんですが……どうも次回はテンテンの妄想空間で一時間スペシャルをやるらしく、まさかこのまま原作では1コマだった各キャラの妄想世界を一話ずつ補完していく気じゃなかろうな!? と不安になってきた。つーか、ネジ兄さんの為にもいっそ青春フルパワー忍伝を復活させよう!!

 大体、映画の「THE LAST」に合わせて原作が終了し、TVアニメもそれに続く予定なのだろうと思っていたらオリジナル編水増しでまた一年経ち、「BORUTO」が公開されて今度こそTVも終わりに向かうんだろうなといったところでこの展開。

 結局、TVアニメはいつ終わるんだ!? またイザナミなのか!?

 たぶん、うずまきボルトというこれ以上ないほど「ドラゴンボールGT」方式でのオリジナル続編に見合ったキャラが出てきたことがアニメの希望となり、かつ混乱を呼んでいるのだろうなとは感じる。

 映画「BORUTO」の興行収入がこれまでの映画NARUTOシリーズの記録を塗り替えたとなれば当然TVシリーズ企画も本格的に動き出すはずで、その準備の為にもまだTVアニメに大団円を迎えてもらうわけにはいかないと。

 しかし商業的に大切なこととはいえ、あれだけの長期人気連載を大きく破綻もさせず一個の大河ドラマとして描き切った原作の偉業を考えると、アニメが終われないことには一抹の虚しさもある。それこそドラゴンボールが再起動している現在なので、NARUTOが独立したコンテンツとして止まらずに在り続けることがもちろん悪いはずもないのですが。

 けど、もし「BORUTO」をTVでやるんだとしても「ドラゴンボール超」形式は参考にしないで欲しい。あれはドラゴンボールだから許される暴挙なんだ……!! ブルマが殴られるまでの引き伸ばしぶりが完全に「いつもの」ドラゴンボールでむしろ感動した。

 

 適当に終わり。