交響詩篇エウレカセブン ＃８

DAYS　秘密基地
何だろう、基本的には面白いんだけど、細部に不思議な
粗があって素直に楽しめるような作りになっていない。
戸惑うのは、この粗がミスなのかわざとやっているのか
判断が難しいところ。軍部を出し抜く部分はさすがに、
ゲッコーステイトって雑誌出してるくせに
メン割れてないのかよとか、そんなことしたら
次から仕事こなくなるだろとか突っ込みしか湧いてこなかったが。
ただメインテーマの部分は・・・本当によくわからない。
街で世話になった老婆（おばさんと呼ばれてたけどそう見えた）が
ホランド達の賞金稼ぎのターゲットにされ、レントンが憤る。
そこまではいい。で、そのあとホランドには別に目的があったと
「視聴者には」わかるのだが、肝心のレントンが何を考えて
どう説得されて今回の件にどう納得したのかという描写が、
何故かすっ飛ばされている。
このすっ飛ばしがわざとなのかミスなのかわからない。
「大人になればわかる」という老婆の謎めいた言葉に対して、
レントンはどう思ったのか、ホランドのやり方や、
その命令があれば世話になった相手だろうと
迷いなく相手にするエウレカの在り方をどう感じたのか、
いつもはうざったいほどモノローグ出すのに、
何でここで一番のテーマを語らないのか・・・。
物語に謎が多いのはまったく構わないんだけど、
レントン視点なのにレントンが何考えてるかわからないのは
単純に意味不明。