へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

なれのはて 過去感想は作品タイトルで検索してください

スポンサードリンク

交響詩篇エウレカセブン #9

交響詩篇エウレカセブン (1) DVD付限定版 (角川コミックス・エース)秘密基地 DAYS
ホランドエウレカがかつて行った虐殺が明らかになり、
レントンに新たな決意を促す。
レントンが初めて能動的に動き、それにニルヴァーシュ
応えるという一連のシークエンスは待ちに待っていたものだが、
しかしそこに至るレントンの葛藤が浅過ぎて違和感がある。
好きな女の子が昔虐殺をしました、とまで言っているのに、
レントンは怯えもせず躊躇いもなく、今までで一番
カッコいいセリフを吐く。さすがに唐突なんじゃないかと。
レントンもすでにエウレカ達の戦いに荷担している、
エウレカはその戦いの為にレントンを利用しているだけだ、
という部分もレントンの感情としてはそんなにあっさり
流せるようなものではないと思うんだけど。
レントンはそういう高尚な悩みを持てないほど
バカであるというキャラ描写なのか・・・。
ホランドの描写にしても、レントン殴ったことは
正式メンバーに認めてやることでごまかすってのは、
卑怯極まりない。素直に誤ってるレントンにも違和感あるけど、
あれは恐らく、大人・子供の関係があの場面でだけは
逆転しているということなのかなぁ・・・。
作画も演出も、そして基本的には脚本も
非常にレベルの高いものに仕上がっているのに、
どうも作品がこう、視聴者に寄ってこないような
もどかしさを感じる。