へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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(新)タイドライン・ブルー #1

監督・飯田馬之介、製作・テレコムアニメーション・・・とか、
そういうスタッフその他の情報がどーでもいいほどに、
「妊婦ヒロイン」なるワードが強烈極まる前情報として
伝わってきていた作品。
もうそれだけで、期待に胸が・・・いや、どうなることかと
不安がよぎっていたのだが、実際観てみると、
これはまたオーソドックスな冒険活劇ものだった。
未来少年コナン」へのオマージュとおぼしきシーンも
多数あったりして、コミカルなアクションは実に楽しい。
後半、戦火が平和な街に広がってからは一転して、
戦災スペクタクルへと変化。こちらも見応え充分な内容だった。
飯田監督の持ち味もよく出ているが、
テレコムスタッフも実にいい仕事をしている。
サヴァイヴ」や「双恋」では、旧時代のテレコムが
意地を見せているという印象だったのだが、
これはテレコムもついに新時代に突入したのかもなぁ。
そして・・・最大の問題だった妊婦ヒロイン。
想像していたよりは、健康的な内容だった。
破水や出産というシーンですら、変なフィルターをかけず
真面目に描写されていて、正しい性教育アニメのような
雰囲気さえあった。これはテレコム補正のおかげだろうなー。
ま、そんなこといっても出産時のヒロインの表情は
充分エロかったわけですが。
あとは今後、子持ちヒロインとなるこのキャラを、
単に奇抜な設定でショックを与えるだけでない、
意味のあるものにしていけるのかどうかということだろうなぁ。
物語の本筋は、兄弟対決のようなので、
話が進むとヒロインが添え物になりそうでちょっと心配。