ハチミツとクローバー ＃２２

竹本の自転車ぶらり一人旅は続行中。
途中、自転車が壊れて神社修復職人の一団に拾われる。
もっと観念的なものを探す旅になるのかと思ったら、
かなり具体的な出逢いが訪れたなー。
アートから神社・仏閣の修復士へという流れは
なかなか面白い。実際そうなるかどうかはともかく、
通常の大学→就職活動というラインでは
巡り合うのが難しい道もあるのだということを
示しているのが上手いな、と。
最初、友達関係だけの狭い世界観だったのが、
段々と現実を知り世界が拓けていく、という
作品全体の構成も実に堅実でよく出来ている。