（新）ゼーガペイン ＃１

キミヘ ムカウ ヒカリ
原作に伊東岳彦、監督は下田正美。
冒頭、いきなりの女装ブルマに激しく
期待を裏切られたが、その後はまあ順当に
期待通りの展開とクオリティーを見せてくれた。
現実と非現実が交錯しどちらが真実か
わからなくなっていくという世界観、
謎めいた美少女との微エロシチュエーション、
専門用語飛び交うＣＧロボでのバトル描写、
どれも目新しさはまったくないが安定して面白い。
ただ、ロボデザインとＣＧバトルが
ウリである半透明のボディ以外あまり活きていない感じ。
その辺の演出は回を重ねれば改善されそうではあるけど。
これ、どう考えても平和な日常の方が虚構で、
本当の世界は滅亡に瀕していて主人公も一回死に掛けてます、
という設定としか思えないんだけど、
もう少しわかりにくくして引っ張ってくれても良かったなー。
また、主人公が元からの性格なのか何かの影響なのかわからないけど、
この不可思議な状況にあっさり対応してしまっているので、
あまり現実・非現実の対比が鮮明になっていないような印象。
話にしろロボバトルにしろ、まだこれからかな。
久々の新作サンライズロボットアニメ、
しかも夕方枠放送ということなので、温かい眼で見守っていきたい。