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(TVK)錬金3級まじかる?ぽか〜ん #12(終)

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一話目はVHSデッキをデジタルTVに繋ぐ機械を探して
秋葉原をさまよう話。何てことのない日常話から、
一緒にいる思い出を大事にしようという
ハートフルなオチに持っていく話の構成がこの作品らしかった。
OPを最後に持ってきて劇中劇オチっぽくするという、
いかにも最終回みたいな演出をしておいて
もう一話あるという仕掛けもこの作品らしかったかな。
で、最終回。
ゆうまが花粉症になったせいか魔法をまともに使えるようになる。
最初は、まさか最終回で花粉症ネタのまま終わるのかと心配したが、
そこから少女の為に桜の花を咲かせるという話に展開し、
みんなの友情が本当の魔法だ、みたいなオチできれいに終了。
やりっぱなしで終わることを覚悟していたので、
こんなにテーマ的な部分にまで踏み込んで
美しく終わらせてくれたのには素直に感動した。


当初はいかにもなビジュアルと脱力系ギャグという路線が
あざとさを感じさせてもいたのだが、
キャラが浸透してくるにつれてネガティブな印象は
どんどん払拭されていった。キャラ立ちは偉大だ。
四人組の声優はみんな良かったけど、
やはりソルティに続いて当たり役を引いた
斎藤桃子が印象的だったなー。天然役が似合い過ぎる・・・。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。