ガイキング ＃３８

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最終決戦。
放送短縮を受けて、ここまでギリギリ詰め込んできたネタが
完全に飛び出しそうな状態になってしまっていたのだが、
その濃縮ぶりを逆利用して怒涛の展開としてまとめていたのは、
ある意味古き良きロボットアニメらしくて良かったのかも知れない。
４クール予定が３クールになって後半がバタバタするのは王道なのだ。
というわけで、弱気になるルルをローサ副長がぶん殴ったり、
ガリスがもういらないはずのマスクかぶって復活してたり、
ノーザがプロイストに一騎討ちを挑んだり、
そのせいで急遽ライキングのパイロットを任されてしまったケインが
ここにきて株価急上昇の扱いを受けたり、
プロイストがキレる子供みたいな形のキャラに最終定義されたり、
自爆しようとしたリーさんがヴェスターヌの愛の力で救われたり、
待ちに待ったフェイスオープン・ザ・グレートが
一瞬で終わっちゃったり・・・とにかく濃い回に仕上がっていた。
一つ一つの描写は時間足りてないんだけど、
それでもやるだけやる、という姿勢に好感。
実際やり残しがほとんどないのは見事なものだと思う。
最終回も、エピローグだけで済ますつもりはないらしく、
一体何を出してくるのか最後まで油断出来ない。