（ＴＶＫ）ストロベリー・パニック ＃２６（終）

ストロベリー・パニック Special Limited Box 6 初回限定版 [DVD]
ストロベリー・パニック Special Limited Box 7 初回限定版 [DVD]
ストロベリー・パニック Special Limited Box 8 初回限定版 [DVD]
ストロベリー・パニック Special Limited Box 9 初回限定版 [DVD]
TVアニメ「ストロベリー・パニック」ドラマCD スピカ編 ?お姉さまと身体測定?
結婚式の最中に乱入して花嫁掻っ攫うエンド！！
結婚式＝エトワール選、花嫁＝渚砂、乱入男＝静馬、
そして花嫁奪われた情けない花婿＝玉青・・・。
ま、まさか玉青がここまで尊厳を踏み躙られる終わり方するとは！！
渚砂と静馬の話としては、これが一番なのはわかるけど、
あまりにも玉青が不憫でならないぞこれは・・・。
最後に渚砂を変わらず迎え入れる姿に、
ほっとするよりもお前どこまで都合のいい女でいる気かと
ちょっと不安と怒りさえ湧いた。
静馬ぶん殴るくらいはしてもいいのに。
感情の赴くまま生きる静馬が幸せになって、
感情を押し殺して生きる玉青がワリを食うというのは、
リアルではあるけどこういうユートピア世界観で見せられるとヘコむ。
まあしかし、何だかんだでマリみて劣化コピーにしか見えなかった
この作品に、ここまで入れ込むことが出来るようになったのは良かった。
途中から肉体関係描写すら辞さないような
生々しい路線にシフトしていったのは、やはり正解ではあったのだろう。
多過ぎるキャラを、ルリムと下級生を賑やかしに徹させることで
どうにか処理するなど、構成も比較的上手かったと思う。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。

ところで、今期は同日放送のこれとシムーンが
二大百合アニメだったわけだが、
どちらも「女同士だから」といった常識的葛藤が
まったく無視されて問題なく話が進むところが興味深かった。
ＢＬものもいちいち「男同士なのに」とは言わないようだし、
恋愛というか、心の繋がりをテーマとして描く際、
性差とかそれに伴う現実的問題のあれこれは
むしろ邪魔だってことなんだろうか・・・？
ちゃんと男女の恋愛を描いていくと、
ハチクロがそうだったようにどうしてもそこから派生する
生活の問題にテーマがズレてきちゃうというのもあるのか・・・。