へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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桜蘭高校ホスト部 #26(終)

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エクレールと一緒にフランスへ行ってしまう環を追いかけて、
ハルヒが馬車で疾走する!!
物凄い男前な表情で馬車の手綱を握るハルヒ→「疾走」とともに疾走→
環を漢らしく説得→二人で川へルパン(カリ城)ダイブ!!・・・という
一連のクライマックスシーンのテンションは相当なものだった。
ハルヒは女装してお姫様らしい格好をしているのに、
やってることは姫を攫いにきた王子様なのが二人の関係の
総決算としては納得だった。
最後の最後はちゃんと環が王子様になってくれるのも含めて。
エクレールと環の母親を繋げてきたのも上手い処理だったと思う。
前回と、今回も前半くらいまでは
話をまとめる為の強引さが気になっていたのだが、
あのクライマックス見せられたら文句なくなっちゃたなー。
作画も演出も良好、れんげをはじめ、サブキャラに出番がなかったのが
若干心残りだけど、概ね満足な最終回だった。


全体としては、やはり五十嵐卓哉監督&榎戸洋司
本領が遺憾なく発揮された作品だったという印象。
これまでの学園ものや逆ハーレムものをメタ的にネタにしつつ、
しかしやっていることは王道であるというバランス感覚が面白かった。
それと、声優陣のハマり具合。
特に坂本真綾は久々に坂本真綾以外にはあり得ないような
当たり役を引いてくれて、妙に嬉しい。
宮野真守もこれを期にステップアップし、
次はデスノートへと順調に成長していってくれそうで何より。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。


しかし・・・何でハルヒなんて名前のキャラがかぶったんだろうなー?
しかも同時期に、今期の最高傑作の座を間違いなく争うであろう二作で。
そういえばどちらもメタ的な構造なんで、
ハルヒという名前には何かこう、世界の調停者的な意味合いでもあるのか?