へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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勇者指令ダグオン

勇者指令ダグオン DVD BOX 1
勇者指令ダグオン DVD-BOX 2
前半を納めたBOX1は10月25日、
後半を納めたBOX2は11月22日発売。


ダグ〜オ〜ン、輝けダ〜グオ〜ン♪
というわけで、勇者シリーズの後から数えて二番目。
シリーズラストになったガオガイガーが色々やり過ぎて
未だファンが多いのに対して、ダグオンはちょっと影薄いが、
しかし勇者シリーズの伝統を壊して新しいことをやったという点では
むしろガオガイガー以上の部分がある。
まず、主人公が子供ではなく宇宙警察官となったイケメン五人組である。
ロボに乗るのでも友達になるのでもなく、生身からロボに変身する。
敵が一組織ではなく、毎回違う宇宙人が現れる。
つまり、サムライトルーパーの流れを汲む美形ものに、
戦隊ヒーローと宇宙刑事ウルトラマンを合体させるという
無茶苦茶なことをしている。
ファイヤーエン、ターボカイ、アーマーシン、ウイングヨク、
シャドーリュウという、キャラ名と属性をくっつけた
ネーミングが妙に好きだったなー。ダサカッコ良くて。
ちなみに後半からはドリルゲキとサンダーライが加わって
七人組になるという当時定番になっていた
戦隊ヒーローのお約束をちゃんと取り入れているのも心憎い。
けど今にして思うと、生身のこいつらが合体して巨大化するって
物凄く卑猥だな・・・。結局女性受けが一番良くて、
そっち狙いで作られた続編OVAのCMで
エンとショタが風呂入ってる絵ばかり流してたのは伊達じゃない・・・。
当時は普通に熱い友情ものだと思ってたのに。
特にテーマ的に極まっていたのが最終回の構成で、
最終決戦はラス前に終わっていて、そこで消えたエンを
仲間達が待ち続けるという内容になっていた。
ヨクが「エンが戻ってこなければこんな研究無意味だ!!」と
熱く叫ぶシーンが凄く印象に残っている。
で、ラストでエンはボロボロになりながらも帰還し、
そんなエンにED曲が掛かるなかヒロインが
駆け寄り抱きつくのだが・・・その感動の場面でヒロインがパンチラ!!
結局、感動よりその興奮が勝って終わったっけなぁ・・・。
女性受け狙った路線になってたんで目立たなかったけど、
ヒロイン結構可愛かったんだよ、たぶんスタッフも
最後の最後で贔屓してあげたかったんじゃないかと。