AIka

ＤＶＤ−ＢＯＸは１月２６日発売予定。
新作ＯＶＡ「ＡＩｋａＲ−１６」は３月２３日発売予定。

ＯＶＡが最初に発表された時はそのコンセプトの
あまりの清々しさに衝撃を受けたものだが、
「ＴＶでは絶対不可能」がウリ文句だったはずなのに
ワンダフルアニメ第一弾として地上波で流れてしまったのには
更なる衝撃を受けた。
あれは深夜アニメ革命だったなぁ・・・。
それまではパンチラといってもあくまで一話に
一回か二回入れるだけのサービスだったのに、
この作品以降、本筋の話よりもむしろパンチラや裸といった
エロを売りにした一般作が激増。
開けてはいけないパンドラの箱を開けたのかも知れない・・・。
しかしこの作品、ＳＦ設定やアクションといった部分も
実は結構しっかりしていて、普通に見応えはあったのだが、
その作り込みすらもパンチラを際立たせる為の舞台装置に
過ぎないように感じさせるところが凄い。
そういうこだわりに関してはやはり以後の作品と比べても
「ＡＩｋａ」は突き抜けたものを持っていた。
作画にしろ作風にしろ、完成度という点では
同スタッフの「ナジカ電撃作戦」の方が上だと思うのだが、
前人未到の領域にリビドーだけを武器に挑んでいく、
その勢いというか熱意というものは「ＡＩｋａ」に軍配が上がる。
ある意味、日本アニメ史上に置いては
決して無視することの出来ないエポックメイキングな作品。

ところで新作ＯＶＡ。
声優変わってるんでキャラの名前だけ受け継いだ
別設定なのかと思ってたら、過去編なのね。
どういう人生歩んだら小清水亜美声から
佐久間レイ声に変化するんだ！？
マイメロの現場で魂の継承とか行なわれてるんだろーか？