へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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MAR〜メルヘヴン〜 #102(終)

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最後のマジックストーンで仲間達を復活させオーブ撃破。
しかし、スノウだけは小雪と一体化しちゃったんで復活せず!!
ええ〜、何その設定!? そこだけは容赦ないのかよ!!
EDクレジットでもスノウの名はなく小雪だけになってるし、
完全にスノウ=小雪ってことになっちゃってるんだなぁ。
そうなると一番可哀想なのはスノウの親父の王様だ。
ずっと牢に閉じ込められていたうえに一人娘を失って・・・。
しかし、スタッフにとってスノウの扱いや
Ωとの整合性なんて実はどーでも良かったのかも知れない。
そう思わずにはいられないほどに、ドロシーの扱いが別格!!
どっからどう見てもドロシーがヒロインじゃないか・・・。
ギンタを送り出す切ない想い、儚いキス、最後の叫び、
どれもこれも演出としては素晴らしかった。
ドロシーの目線を通じでギンタの冒険を総括するという意図も
充分に果たせてはいたと思うけど、それにしても
スタッフのドロシーとスノウの扱いの差は露骨過ぎる。
何だろう、監督エロい身体の方が好きなの?
ミーナでもロリキャラそっちのけで大月ばっかりだったし・・・。
だとするとハヤテではマリアさんばっかり贔屓されないか今から心配。
「集メルヘヴン」に合わせての長尺EDは、
余韻が合って嬉しかったなー。
ちゃんとラストクレジットの全スタッフ表記に
くまいもとこと前監督の名前があったのにも感動した。


正直、原作が色々あってダイジェストのような内容だったので、
それをアニメ化するのは相当難しいと思っていたのだが、
CGによるガーディアンの表現、声優陣の魅力、
そして後半になるに従い加速度的に勢いを増していった
オリジナルストーリーのレベルの高さといった数々の要素のおかげで、
信じられないほどの良作に化けてくれた。
特に現実世界編やクライマックスの完全オリジナル編などは、
原作が拾わずにいた設定に眠るシビアなテーマ性を
見事にすくい上げ物語に落とし込んでいて、
原作付きアニメのオリジナルストーリーというのは
やろうと思えばここまで出来るものなのかと目から鱗が落ちた。
また、日曜朝10時なのにどんどんエスカレートしていった
エロ要素なんかもエンターテイメントとして面白かった。
本当に、よくぞここまでやってくれた。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。
そして「ハヤテのごとく!」にこの勢いを持続させて頂きたい。
予告からワクワクが止まらないネタがあったので期待大。