へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

なれのはて 過去感想は作品タイトルで検索してください

スポンサードリンク

ふしぎ星の☆ふたご姫Gyu! #52(終)

ふしぎ星の☆ふたご姫 Gyu! 8 [DVD]ふしぎ星の☆ふたご姫Gyu!9 [DVD]
ふしぎ星の☆ふたご姫 Gyu! 10 [DVD]
みんなで歌ってプロミネンスを高めブラッククリスタルキング撃破。
ま、まさかミルロの歌から大逆転に繋がるなんて!!
今までずっと不遇な扱いしてきたんで、
最後はミルロに花を持たせてあげようという気配りだろーか?
みんなの大合唱を受けながらビームを発射し
ブラッククリスタルキングを撃つ決戦シーンは、
画面の構成が凝っていてまるでロボットアニメみたいだったなー。
決戦後に主人公が精神崩壊(笑顔がなくなる)起こすのも
それっぽかったし。すぐに元に戻ったけど、
ふたご姫から笑顔がなくなるという描写は
それがどれだけ大切なものなのか最後に認識させるには
非常に上手い仕掛けだったと思う。
まあ、レインが空鍋掻き回しそうだと思っちゃったけど・・・。
エドちんは恋人と一緒に戻れて、ビビンにお別れ。
物凄く今更だけど、恋人の名前がスワンなのは、
ビビンの声優が白鳥由里なのに引っ掛けてたんだろうか?
最後はみんなでダンスパーティー。
この作品の締めにはそれしかないって感じだったなぁ。
学園長先生はソレイユベルの意思だったそうだけど、
だとすると用務員さんは・・・ただの用務員さんだったのね。


一年目と比べて、舞台を学園に限定したことで
キャラものとしては深まったものの、冒険ものの側面が
ほとんど失われてしまったのは話作りの上で
結構ネックになっていたように思う。
前半のトーマ編とエドワード編は学園の抑圧と戦うという
コンセプトの重さも相俟って勢いが削がれていた。
しかし、ビビンを投入し普通の魔女っ娘テイストを
強める路線修正が攻を奏して後半はかなり持ち直していた。
前半扱いに困っていた感じのエリザベータ
超デレキャラにして再生したりと、
シリーズを立て直す手法にかけては職人芸を感じたなぁ。
何だかんだで二年間、安定して楽しませてもらった。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。