へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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(新)エル・カザド #1

光の行方
romanesque
NOIR」「MADLAX」に続く
真下耕一監督による美少女ガンアクション第三作。
「アベンジャー」はガンアクションじゃないんで除外らしい・・・。
梶浦由記の音楽にいつもの低温な演出に
霧香を彷彿とさせる無口キャラにと、
本当にいつもの真下アニメという印象。
ただ一つ違うのは、南米っぽい舞台と主人公ナディの明るさ。
NOIR」は冷たい都市、「MADLAX」は湿った
ジャングルの印象が強かったが、今回はカラっと乾いた雰囲気で
観ていて暗さを感じない。かといって低温演出のせいで
突き抜けて明るくバカっぽいかというとそうでもないので、
結構微妙なバランスだとは思うのだが、まあ悪い気はしない。
いきなり脱いだりシルエットで踊ったりといった
独特のぶっ飛んだ演出が観られなかったのは残念。
全体的に、今までの先鋭的な作りから
娯楽的な作りへとシフトしているように見えるのだが、
それが視聴者に求められ成功するのかどうかはまだわからない。
真下作品はスロースターターなので、
半クール以上はじっくり観ないと判断付かない・・・。