へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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エル・カザド #2

光の行方
romanesque
旅の途中立ち寄ったカフェで、かつて賞金稼ぎだった女性の
世話になるナディとエリス。
二人のウェイトレス姿あり、明るさの陰に垣間見えるナディの過去あり、
母娘愛の感動の物語あり、そしてシンクロハァハァありで、
第一話よりも圧倒的にエンタメとしての面白さが増していた。
エリスとそれを盗撮してる奴が一緒にハァハァ言い出す演出には、
早くも真下超演出がきたかと嬉しくなってしまった。
衝撃的なシーンで画面を上下逆さにしたりといった、
地味に変なことする演出が多かったなー。
一方で、母娘愛の物語とそれに絡めたナディの掘り下げは、
実に真っ当な内容で普通に完成度が高かった。
鬱展開になりそうなところをナディの明るさで救い、
ラストのナディの心情についても深くは追求しない
バランスの取れた筆致が心地良かった。
唐突なナレーションで笑わせるメガネといい、
父親と旅する謎の幼女といい、例のハァハァ盗撮魔といい、
サブキャラ勢が揃って変人なのも観てて楽しい。
あと、心なしか前回よりキャラの可愛さが増しているような・・・。