D.gray-man ＃３５

魔女の棲む村、後編。
村人のなかから女を一人魔女として選び村八分にする因習、
双子がアクマ化することで一つになるという設定、
出番のない主人公の話題を持ち出すオチの付け方など、
ラストに向けて収束していく展開の練り込みが良かった。
小説原作なので、頑張ったのはたぶんそっちだろうけど。
特に双子がアクマ化して一つになるという設定は、
無駄にややこしいアクマ誕生プロセスを
上手くドラマに落とし込んでいて感心。
神田の過去を匂わす部分も、絶妙なチラリズム加減で
詳しいことはさっぱりだが神田のミステリアスな魅力は増していた。