へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

なれのはて 過去感想は作品タイトルで検索してください

スポンサードリンク

天元突破グレンラガン #13

天元突破グレンラガン1 (完全生産限定版) [DVD]天元突破グレンラガン グレンラガン (ノンスケールプラスチックキット)空色デイズ(グレンラガン盤)
天元突破グレンラガン2 [DVD] 天元突破グレンラガン 3 [DVD]
シモン&ヨーコがヴィラルと空中大決戦。
前回が水中戦でヨーコがニアとの和解を通じて心を落ち着かせる話で、
今回が空中戦でヨーコがシモンの姿を通じて心を吹っ切る話と、
ちゃんと前後編のようにモチーフやテーマが重なっているのが巧み。
グレンのシートを見て感極まる様子や、
ラストでシモンに「カミナが好きだった」と
過去形で想いを語る様子など、ヨーコの感情表現は
どれも素晴らしかった。シモンの転落と覚醒に隠れていたが、
実はヨーコの方がカミナのことをより深く引き摺っていたわけね。
そういう心の機微をセリフでなくシチュエーションと
作画力で見せていく演出は繊細で凄く面白かった。
全編アクションと言っていいくらいの内容だったのに、
一番重要な部分は恐ろしく細かい・・・。
こういう緩急の付け方、最近特に上手くなってきているように思う。
作画的には、メタモル的に歪みまくる部分とテキパキした部分が
良いバランスで組み合わさっていて、全編アクションながら
一本調子にならないよう構成されていて感心。
原画にいまざきいつきや沼田誠也がいながら、
一目でどこを担当しているのかわからないのは
この作品くらいだよなぁ・・・。
ドリルを飛行機に刺して移動するといったアイディアも秀逸だった。
ところで・・・ロシウは結局「不憫な奴」という
ポジションのままなんだろーか?
ヨーコは怪我したのでグレン担当は今回限りだろうけど、
シモン一人でも戦えること証明されちゃったんで、
もう別にロシウいらないよなー。