デンパの恐竜。
この前のダイチの魚育成の教訓を活かさずに
デンパが首長竜イリーガルを育てていることに違和感もあるのだが、
話自体は子供達とこの世に居場所を失ったものとの触れ合いという
典型的なテーマを上手く扱った感動的な内容になっていた。
ベタといえばベタな話ではあるけれど、
それをちゃんとベタに泣かせる話として作れるところが
この作品とスタッフの信頼感なのだろうなぁ。
地面の白い部分は通れないというギミックや
街が再開発によって急速に変わっていくイメージとの対比といった
仕掛けの巧みさも印象的だった。
あと、女子高生姿のオバチャンが素なのに何か
コスプレチックだったのには笑った。