へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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天元突破グレンラガン #20

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月衝突により地下シェルターごと地球が壊滅することが判明、
ロシウはなおも苛烈な判断を下すことを求められ、
キタンはそんなロシウを認めつつも自分の道を行く決意をする。
ここにきてキタンメイン話を持ってくる・・・構成上手いな!!
「カミナの奴は良い時期に逝ったのかもな」と、
ガキ大将のままでいられたカミナを羨ましそうに振り返りながら
大人としての生き方を模索していくキタンの姿に痺れた。
地上の人々を見捨てざるを得ないというロシウの判断に対する、
「納得いかねぇ」というのは、カミナの「さっぱりわからねぇ」に
対応するセリフで、たぶんこのロシウ編というのは
あの時「さっぱりわからねぇ」まま放置されてしまった問題を
それぞれが大人になって真正面から考え直していく物語なんだろうなぁ。
とりあえずロシウとキタンは道を決めた。あとはシモンだが、
期せずしてカミナの影を一番色濃く継いだキャラになったヴィラルと
思い出の女神のように颯爽と現れたヨーコが
何かしらのヒントを与えることになるのだろうか?
この作品がロボットアニメの王道復古をテーマにしているとすれば、
九十年代的な展開のなかで否定されていくカミナとその時代を
シモンがいかにしてリボーンするかという部分は
まさに作品の本質を決定付けるものになるはずだが、果たして。